
今日はお客様でした。
なので、時間おせおせになっています。ちょこっと着物のご紹介だけ。
その方は、衣装もちのかたで、しかも一度着たら同じものをなかなか二度着られない…
つまり芸能人ではないのですが、お立場上そういうこともある…という方で、
特に目立つものは…というようなことらしいのです。
そういう着物が何枚かあるので、それを私に…と持ってこられたわけです。
ほんっとにシアワセモノですねぇ、私は。
少し古いので(ずーーっと箪笥の中で眠っていたそうで)、余分なシワはおまけねぇと。
前の柄がこちら。
柄は少なめですが、柄の大きさと、黄色く見えているところの一部が金なので、みためよりハデめです。
あっさりと竹だけなのですが、大きい分存在感があります。
こちらが共八掛の柄、ごくあっさりと「水流」ですね。
この着物は、一月限定で着るように、といわれました。
二月は梅だし、十二月は、色目的にもったいないから、お正月からね、と。
日本は四季のある国ですから、それぞれの季節の風物とか、植物とか、特徴的なものがたくさんあります。
一つに限定すると「その月、その季節にしか着られない」ということになります。
でも、それがまたいいともいえます。つまり着物を楽しむために。
季節より少し先駆けて着るのが、着物好きの着方…と、母はそう教えました。
柄だけでなく、色目のことも言いまして、たとえば白地の紬があるのですが、
十二月に着ると寒々しいが、一月に着ると「初春の色になる」とか。
着物の色柄というのは、フシギな魅力があるものだと思います。
こちらは一緒にいただいた「ザックリ八寸帯」、紬なんかにはいいんですよね。
まだかがっていませんのでぼよんぼよんしてます。
おたいこにしたらこんな感じ…で撮ってみました。これから自分でかがります。それくらいはしなくちゃねぇ。
最近、こういうザックリした感じの帯をあまり見ない気がします。
着るものが限定されるからでしょうか。
私は若いころこのザックリ感があまり好きではなくて、一本も持っていなかったのですが、
渋い紬がちょうどよくなってきたら「ほしいなぁぁぁ」…勝手なものです。
母のところにあったのを3本持ってきたのですが、この色目はなくて…これもアリガタヤ…です。
はやいとこかがってしまおう…と思っていますが、予定は未定…です。
すみません、今日は時間切れでして、これから片付けなければならない用事があります。
今夜はもしかしたら雪?なんていっていますが、いまのところ「雨」です。
先日の雨で、かなり溶けて流れたので、もう積もらないでほしいんですけどね。
季節限定というと本当に贅沢な着物
ですよね。
ざっくりした帯もおしゃれですね。
そういえば私もかがらなければいけない
帯がありましたわ。
とても品のいい色なので、私でいいのかな、なんて思ってます。
着る機会を作らないとですねぇ。
かがりもずいぶんやっていないのです。きれいにできるかしらん…。
この雪持ち笹だったらどんな帯が合うでしょう?
雀じゃどんなに品良く描いてあってもちょっとくだけすぎますよねぇ?
「袷の時期ならいつでも着られる」は便利ですけど、やはり着物は季節先取りの限定が心意気だと思います。
などと言いつつ、花柄無いし~縞大好き~な私ですが。
あ、でも色は季節を意識できますね!
ありがとうございます。
白いところにちょっとだけ黄変がでているので、
直してもらおうかと思っています。
帯は、とっさに手持ちを思い浮かべたけど…。
これをくれた方とお話していて、ご自身はいわゆる「有職文様」みたいなのを締めた…とおっしゃったんです。
「トラ年だから、竹にトラで、トラの柄の帯がいいなぁ」と思いましたが、持ってないしーー。
張子のトラとか、そういうのがあったらいいですねぇ。
雪を被った雀だと 時期はかなり限定されますが
雪なしだと 幾分 時期が広くなるかと
思わず 買い求めて仕立てて頂いたのですが
はて さて いつもの事ながら
どんな着物に合わせて着れば良いのやら と思案中
梅柄は 1月から2月初旬かと思っていたのですが
2月限定でしたか
今年は やっと1月に着物を着る機会があったので着てしまいました
着物の色柄も 帯も 私好みです
あぁちょっと言い方がまずかったですね。
この着物について「2月に着たら、2月は梅のほうが
主役級だから、竹がかすんじゃうよ」という意味です。
梅柄は2月限定ではありませんので。
雀の柄は「笹」もしくは「雪もち笹」、あとは稲穂系、
つまり田んぼや畑があるとか…。
雀自体は一年中いる鳥ですが、
やはり「秋の実り」に関わるものとの相性がいいようです。
そんなに数は持てないので、自分で買うのには躊躇しますが、こういうふうに回ってくると嬉しいですね。
雪持ちだと、やっぱり節分=立春までかな、という感じがしますね。まだまだ寒いんですけど。
竹の帯を買うとき、雪持ちでかなり気に入ったのがあったのですが、季節が短いのでやはり雪なしのにしました。
雀も、結局ふくら雀も雪持ち笹のもやめて、雀に籠(たぶん伏せ籠)にしました…あと、大根をやめて蕪にしたのも…。
長く着られていいんですけど、やっぱり季節ものはあこがれますね。
なかなか着られないのが、リサイクルで安く買ったウズラの刺繍の訪問着、季節は晩秋で訪問着なので出番がありません。
心意気…みたいな感じで、寒くても2月も節分すぎたら
少し華やかにとか、
そんな封に考えたり、組み合わせを悩むのも、着物の楽しみですね。
持ってさえいれば、いつか着るチャンスはあるっと、思い続ける私です。