ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

江戸小紋書き忘れぇ!

2008-11-25 18:58:23 | 着物・古布
江戸小紋でも訪問着はあります。
つまり別の絵羽柄がはいっていたり、絵羽を江戸小紋の手法で染めたり、
といったものです。その場合は、当然「訪問着」になります。

もうひとつ、手法なんですが、江戸小紋は、その技術ゆえ、
やはりある程度の金額を出しませんと、ちゃんと型染めしたものは
手に入りません。たぶん50万とか80万とか、そういう価格だと思います。
もうひとつ「捺染」というのがあります。
いってみればプリントなのですが、これも手捺染と機械捺染があります。
いずれにしても、本格型染めよりは、ゼロひとつ違うくらいお安くなります。

どこ見ればわかる?…ええっとぉ、その辺は弱いんですよ。
ただ、反物の状態ですと、例えば「型写し」とか「捺染」とか書いてあるか
伝統工芸士監修、といったことが書いてあります。
反物の巻き終わりのところにいろいろ染めてありますね、あそこ。

見る人が見れば、これは型染め、これは捺染、とわかるでしょうが、
普通はわかりません。また、最初からいんちきとして染めているわけではなく、
きちんと捺染の江戸小紋として流通しているものですから、
まずはお手軽な捺染からでも、十分楽しめます。

これを書き忘れましたので、別記事に立てました。



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6 コメント

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はぁ・・・・・ (りら)
2008-11-26 16:04:31
私など、一桁違っても「お呼びじゃない」です。
いつかどこかで、良い出物に出会えますように~♪などと・・・・えへへへへ
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Unknown (とんぼ)
2008-11-26 16:20:26
りら様
もう一つゼロけしてぇ~~~と、
みんなでさけんでみましょー。
小さな声も集まれば…なーんて、
うまく行く分けないか。
祈りましょー、よき出会いを…。
なんかお見合いパーティーのようですが。
返信する
Unknown (やのめ)
2008-11-26 18:57:00
こんばんは
早速に、江戸小紋について書いてくださってありがとうございます。
この、江戸小紋の価格についてもそうですが、いつも思うのは、問題は(たぶんごく一部の、と思いたい)流通にあるのだなあ、ということです。こういった知識を持たずにきものを買おうとするお客様には、きちんと説明をして販売をするのが本当だと思うのですが、残念ながら、そうではないことが多いような・・・。
ところで、なぜか私は江戸小紋が似合わないのです。意外に難しいですね、江戸小紋。
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Unknown (さくらこ)
2008-11-27 14:11:06
ちゃんとした手彫り、手染めの
江戸小紋でも10万円台からありますよー
人間国宝の小宮氏のだって
50万以下であります。
妙な付加価値付ける店が多いので
なんだかとんでもなく高いものだと
思われているのかも?

プリントものとの見分け方は
以前は本物は型を置くために
反端の耳の部分が1分ほど無地(柄がない)に
なっていて
プリントものは端までしっかり柄がある、という見分け方があったのですが
この頃はプリントも巧妙になっていて
耳部分を染残したりしていて・・・

本物を沢山見ることが一番の見分け方ですが
遠目に見て なんとなーく温かみのあるのが
本物で プリントは端正です。
でも この頃、プリントものばかり見てる人は
本物の歪みを傷、と思ってしまうそうです。


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Unknown (とんぼ)
2008-11-27 21:42:05
やのめ様
あー、まだまだ勉強不足なのですが…。
流通の問題、本当にそうなんです。
私も呉服屋さんとお話ししますから、
「ウラ」のことも少しはわかるのですが、
一生懸命やっているところもたくさんあるのに
同業者が「やってくれる」もので、
こまったものだ…と言ってました。
お金もうけしか考えない業者は
どの世界にもいるんですよね。
買うほうも、賢くないと…というのが、
さみしい現実ですね。
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Unknown (とんぼ)
2008-11-27 21:47:13
さくらこ様
ネットや有名店(と呼ばれるところ)が、
けっこうその「余分」をのせている気が
します。
待場の小さな呉服やさんと仲良くなって、
長いお付き合いができるようになると、
そういう「ハバのあること」も、
うまく使えるようになるんですけどね。

最近は「みみ」を見てもわからないもの、が、
あれこれ増えてきました。
こっちも勉強しないと、です。
摺りのズレを「手仕事の証」という前に、
「これズレてる、不良品だ」と、
きれいなプリントを「こっちのほうが
きれいだから」とお選びになる、と
嘆いていました、呉服屋さんが…。
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