よそ様のブログで、またまた御題を思いつきまして…。
今はない柄「船の柄編」?です。
船柄にも「船メイン」と「それに乗っている人メイン」或いは、
「船のある風景」などいろいろです。
船というと「水」で、なんとなく「夏もの」のイメージがあります。
確かに夏物には、涼しげな「水紋」「流水柄」に船、というものが
たくさんありますが、季節に関係のない「船」もいいものです。
トップはまずとりあえず「船メイン」、以前にもアップしていますが、
男物襦袢の背中…ゼッタイいいオトコが着ていた!…と思いたいっ!
細かいところまで、描きこんでいます。
オトコの背中を海に見立てて、世界を旅する船を浮かべる…。
なんで今はこういうのが…あっまた言っちゃった…。
お次はちょっとオトボケ南蛮船、です。
ずいぶん前にアップしたきがするのですが…。
これは大きい柄ですが「小紋の着物」でした。
ほぼ反幅で撮っています、カマ柄ですね。
渡来人たちのシルエットがまたなんとも手作りの影絵のようで素朴です。
こんな様子の人たちが、シルクロードを行ったりきたり…、
日本にもこんなかっこうできたのでしょうね。
帆にはらむ風と人力でしか、船を進めることができなかった時代、
何ヶ月もかかってたどりついた日本は、彼らの眼にはどんな風に写ったのでしょう。
このとき運んだり運ばれたりしたものが、
今の時代にもちゃんと伝わっている…というのがすごいですね。
これは着物としては、色がはっきりしすぎてかなりキツイ印象でした。
かえって帯などのほうがおもしろそうですね。
完全ではありませんが着分、ほぼありますので作り帯でもいかが?
次はこれも以前出した「帆船名古屋帯」
実物は地色がもう少し深めの紺、下の船の丸紋の中と間に並ぶ花は銀色です。
あんちーくで、よくヤフオクの説明にある
「アンティークものにご理解のあるかたでしたら、締められます」タイプ。
古いものなので、折りあとがたくさんありますが、締められると思います。
前柄は船が横向きになったちゃってますが。
だから売れなかったのかなー。行けず後家さんのかわいそうな一本です。
こちらは私物の袋帯です。「渡来船」という題がついています。
一度しか締めていないのですが、やわらかくて締めやすい帯です。
金がひかっててすみません。水の薄い青が大好きな帯です。
大きな帆船の前のほう半分が柄になっています。
実は30代でひどい「めまい」症状がでてから、船には乗らない私です。
ゼッタイ酔うとおもうから。でも、大きなフェリーで九州にいってみたいなーとか
実は思っていたりします。八丈島は…飛行機もこわいなー…。
昨日の朝、NHKの「視点・論点」で、おもしろい話をしていました。
「和」について、です。
ずっとしゃべっていたことのまとめなので、足りないところもあるかもしれませんが…。
今の日本では、実際の和の暮らし、和服、和室、和食などが、
すでに特別なものになり、和服も何かあると着るもの、住居もすっかり洋風建築で、
畳の部屋は一部屋とか、まったくないとか…。
おすしや懐石料理なども、外食するものになっている。
わずかに最近「和風ブーム」で、和のものに人気があるが、
そもそも「和」のものというのは、実は元をただせばみんな「洋(異国)のもの」である。
つまり、日本人は、最初は大陸(中国)から文化を取り入れ、
後にはシルクロードを通って運ばれたさまざまなものを受け入れた。
そして、日本人はそれらのものを、自分たちの暮らしや気候風土、
生活習慣や日本人の好みに合わせて、いろいろと作り変えて、
日本のものとした。つまりは元々は「アチラ」のものである。
てなお話しです。このあとがですねぇ、私もちっとうぅ~ん、と
首をかしげたのですが、さまざまなものは、日本の「高温多湿」の気候によって、
変化し作り変えられた…というのです。
たしかに、その人も言ってましたが「徒然草」には
「家は夏の暑さ対策考えて建てるのがいいんだよ」ってな一説がありますし、
御所なども、夏の暑さを避ける工夫満載で建てられています。
農家のわらぶき屋根や、土間などもそうですね。
で、この暑さをさけるのに「間(ま)」というものが大事にされた、と。
いわく、外国では挨拶するとき「握手」とか「ハグ」とか、体を近づけ、
接触して行う、しかし暑い日本では、少し離れて向かい合わせて、
お辞儀をするのが挨拶である、これは「あんまり近いと暑苦しい」から、と。
この「間(ま)というものが、日本人にとっては大切なもので、
人と話すときの距離、家で暮らすときの「広さとしてのゆとり」が、
「高温多湿の国からうまれたのだ」みたいな…。
なんとなく風が吹くと桶屋がもうかる…みたいな話ですが、
そうなのかもしれません。
なんせ朝の5時前の放送でして、半分ネボケて聞いていたのですが、
「今の和のものは、元をただせば洋のものなのだ」という話はなるほどねぇでした。
日本人って、創意工夫がとくいなんですね。
はいってきたものをアレンジして、新しいものに作り変える。
更にはそれを元の西洋に送って大ウケしたものがたくさんあるわけですから…。
誇るべき「感性と美的感覚と器用さ」ですね。
さて、南蛮渡来の香辛料を使って、今夜は洋食にしてみますかねぇ。
ただのカレーです…。
今はない柄「船の柄編」?です。
船柄にも「船メイン」と「それに乗っている人メイン」或いは、
「船のある風景」などいろいろです。
船というと「水」で、なんとなく「夏もの」のイメージがあります。
確かに夏物には、涼しげな「水紋」「流水柄」に船、というものが
たくさんありますが、季節に関係のない「船」もいいものです。
トップはまずとりあえず「船メイン」、以前にもアップしていますが、
男物襦袢の背中…ゼッタイいいオトコが着ていた!…と思いたいっ!
細かいところまで、描きこんでいます。
オトコの背中を海に見立てて、世界を旅する船を浮かべる…。
なんで今はこういうのが…あっまた言っちゃった…。
お次はちょっとオトボケ南蛮船、です。
ずいぶん前にアップしたきがするのですが…。
これは大きい柄ですが「小紋の着物」でした。
ほぼ反幅で撮っています、カマ柄ですね。
渡来人たちのシルエットがまたなんとも手作りの影絵のようで素朴です。
こんな様子の人たちが、シルクロードを行ったりきたり…、
日本にもこんなかっこうできたのでしょうね。
帆にはらむ風と人力でしか、船を進めることができなかった時代、
何ヶ月もかかってたどりついた日本は、彼らの眼にはどんな風に写ったのでしょう。
このとき運んだり運ばれたりしたものが、
今の時代にもちゃんと伝わっている…というのがすごいですね。
これは着物としては、色がはっきりしすぎてかなりキツイ印象でした。
かえって帯などのほうがおもしろそうですね。
完全ではありませんが着分、ほぼありますので作り帯でもいかが?
次はこれも以前出した「帆船名古屋帯」
実物は地色がもう少し深めの紺、下の船の丸紋の中と間に並ぶ花は銀色です。
あんちーくで、よくヤフオクの説明にある
「アンティークものにご理解のあるかたでしたら、締められます」タイプ。
古いものなので、折りあとがたくさんありますが、締められると思います。
前柄は船が横向きになったちゃってますが。
だから売れなかったのかなー。行けず後家さんのかわいそうな一本です。
こちらは私物の袋帯です。「渡来船」という題がついています。
一度しか締めていないのですが、やわらかくて締めやすい帯です。
金がひかっててすみません。水の薄い青が大好きな帯です。
大きな帆船の前のほう半分が柄になっています。
実は30代でひどい「めまい」症状がでてから、船には乗らない私です。
ゼッタイ酔うとおもうから。でも、大きなフェリーで九州にいってみたいなーとか
実は思っていたりします。八丈島は…飛行機もこわいなー…。
昨日の朝、NHKの「視点・論点」で、おもしろい話をしていました。
「和」について、です。
ずっとしゃべっていたことのまとめなので、足りないところもあるかもしれませんが…。
今の日本では、実際の和の暮らし、和服、和室、和食などが、
すでに特別なものになり、和服も何かあると着るもの、住居もすっかり洋風建築で、
畳の部屋は一部屋とか、まったくないとか…。
おすしや懐石料理なども、外食するものになっている。
わずかに最近「和風ブーム」で、和のものに人気があるが、
そもそも「和」のものというのは、実は元をただせばみんな「洋(異国)のもの」である。
つまり、日本人は、最初は大陸(中国)から文化を取り入れ、
後にはシルクロードを通って運ばれたさまざまなものを受け入れた。
そして、日本人はそれらのものを、自分たちの暮らしや気候風土、
生活習慣や日本人の好みに合わせて、いろいろと作り変えて、
日本のものとした。つまりは元々は「アチラ」のものである。
てなお話しです。このあとがですねぇ、私もちっとうぅ~ん、と
首をかしげたのですが、さまざまなものは、日本の「高温多湿」の気候によって、
変化し作り変えられた…というのです。
たしかに、その人も言ってましたが「徒然草」には
「家は夏の暑さ対策考えて建てるのがいいんだよ」ってな一説がありますし、
御所なども、夏の暑さを避ける工夫満載で建てられています。
農家のわらぶき屋根や、土間などもそうですね。
で、この暑さをさけるのに「間(ま)」というものが大事にされた、と。
いわく、外国では挨拶するとき「握手」とか「ハグ」とか、体を近づけ、
接触して行う、しかし暑い日本では、少し離れて向かい合わせて、
お辞儀をするのが挨拶である、これは「あんまり近いと暑苦しい」から、と。
この「間(ま)というものが、日本人にとっては大切なもので、
人と話すときの距離、家で暮らすときの「広さとしてのゆとり」が、
「高温多湿の国からうまれたのだ」みたいな…。
なんとなく風が吹くと桶屋がもうかる…みたいな話ですが、
そうなのかもしれません。
なんせ朝の5時前の放送でして、半分ネボケて聞いていたのですが、
「今の和のものは、元をただせば洋のものなのだ」という話はなるほどねぇでした。
日本人って、創意工夫がとくいなんですね。
はいってきたものをアレンジして、新しいものに作り変える。
更にはそれを元の西洋に送って大ウケしたものがたくさんあるわけですから…。
誇るべき「感性と美的感覚と器用さ」ですね。
さて、南蛮渡来の香辛料を使って、今夜は洋食にしてみますかねぇ。
ただのカレーです…。
そうなんですよ。
日本は島国で「侵略」とかはなかったし、
なんかあらゆる文化の終着点、ですから
元を正したら…人種以外でのネイティブって…
あるのかねぇ…。
青帯、もっと落ち着いた紺です。
かわいい…けどイケちゃうと思うけど。
船釣りは、私もちょっとやりましたよー。
父がつり好きで、磯釣りなんかね。
わかる!釣れちゃうと「忘れる」…。
ほんとゲンキンなものです。
母が、大きなフェリーで「南紀白浜」に
行ったんですが、カナヅチなもんで
ヤダヤダいってたのに、
帰ってきたら「イルカが並んで
泳いだんやでー」って大興奮でした。
大きいとまだなんとかなるかなーとも
思うんですけどねぇ。
この帯は、やわらかいのでシワが気になって
締めるのがコワイ?です。
大きな船って絵になりますね。
みているだけで、なんか旅情を
かき立てられます。
カップヌードル食べながら?
船でもみていたいですねぇ。
「和」という言葉自体が、日本領土ネイティブな民族にとっては自分たちとの異なりを示したりしてますし。
船柄、好きです~。
でも、適当なのがもう見つかりません。
この青の帯も「良いな良いな良いなぁ」と思いますが、もう派手というか可愛い過ぎだよなぁ・・・と。
「渡来船」の帯、品の良い色でステキ!!欲しく・・・あ、これ系のはもう持っているのでした・・・
船酔いは、私も絶対に駄目なのですが、海釣りは大好きでデロデロになるのを覚悟、釣りたさ一心で時々乗ってました。
釣り船は小さいですしエンジンオイルの臭いはするし最悪なんですよねぇ。
なのに~!釣れ始めたらすっきり忘れるんです。
乗り物酔いって、ものすごくゲンキンなんですね。
あんなに大きな船が浮くんだろうと子供の頃に
思っていました。
船に乗って大海原を航海すれば色んな国に
行けるというロマンがあっていいんですが、
あいにく私も船酔いの経験者で1時間以上の
乗船はしたくありません。
渡来船の帯、凝っていて素敵ですね。
今月はこんな夏の残り保存食糧消費しています。
船~、異国情緒満点でなんだかほわっとした
気分になりました。この前見た海賊アニメのせいかな?
こんな船が停泊した港、見てみたいです。