急に寒くなって、どうなることかと思いましたが、
やっと暖かくなりましたね。お向かいで私の好きな花が咲いています。
「海棠」です。毎度よそ様のお庭の花をめでさせていただいてます。
我が家の「花蘇芳」も咲きました。
本日も、写真撮りまくりの一日でした。
反物がいろいろあるので、それも出させていただこうと思っております。
銘仙を出して用意していたのですが、ひとつ何か始めると、
そっちばっかりになってしまう悪いクセが…。
ポリの着物も、もう一度写真を撮り直そうと思っています。
気になりだすすと、どうしても…これも悪いクセ…。
明日もまた写真三昧かなー。
とりあえず、少しずつ増やしていきますので、
「和モノなんでも屋」になっちゃいそうな和之介を、
よろしくお願いいたします。
和之介の「ギャラリー」には「古い道具」もアップしておりますが、
今日はいずれそこにと思っているものをご紹介、最近入手です。
「高歯」とよばれるゲタ。「高歯」というと、応援団長とか柔道部主将とか、
オトコっぽいイメージがありますが、実は昔は女性もはいてました。
これはたぶん「北国」のものではないかと思っているのですが…。
「爪皮」の部分は「塗り」です。ゲタの台に細い金属板をまわして、
釘でうちつけてあり、足の入るところは毛皮つき。畳表です。
爪皮も鼻緒も、とても赤いので、若い女性のものだったと思います。
ゲタの歯は薄くて長いですね。これは「差し替え」のきく作りです。
傷んだら歯だけ取り替えて長くはいたわけですね。
こんな薄くて高いなんてと思われるかもしれませんが、
私の母は、爪皮は別につけるタイプではありましたが、
このくらいの薄くて高い歯のゲタをはいていました。それは道路事情…。
今でこそ、細い路地まで入ってもアスファルトで覆われていますが、
私の子供のころは、ちょっと住宅地の中に入れば、普通の道でした。
雨が降ればぬかるみ、冬は霜がおりて日が高く上るとまたぬかるみ…。
私は幼稚園くらいまで、毎日長靴履かされて、遊んでました。
そんな道ばかりでしたから、こんなふうに高くて薄くないと、
足をとられたんですね。時々道の端へいって、ゲタの歯の間にはさまった泥を
トントンとおとしたり、時には石がはさまっちゃったりして…。
やがてどこもかしこもアスファルトになって、ちょっと町へ出ると、
アーケードがあったり、ピカピカの床材だったり…。
それでいつの間にか「高歯」はなくなり「日和ゲタ」といわれる、
雨用のゲタも、特別高くもなく、歯も普通、かわりに裏に「ゴム」がついて、
滑り止めの役目をするようになったんですねぇ。
ゲタの歯ひとつとっても、いろいろ変化があるわけで、おもしろいものです。
これは届いたままなので、もう少しきれいにしてからアップの予定です。
というわけで、洗濯干しのあとは、ひたすら着物・反物・はぎれに埋もれ、
カメラマンやって一日おわってしまいました。
これからもがんばりますので、よろしくお願いいたします。
やっと暖かくなりましたね。お向かいで私の好きな花が咲いています。
「海棠」です。毎度よそ様のお庭の花をめでさせていただいてます。
我が家の「花蘇芳」も咲きました。
本日も、写真撮りまくりの一日でした。
反物がいろいろあるので、それも出させていただこうと思っております。
銘仙を出して用意していたのですが、ひとつ何か始めると、
そっちばっかりになってしまう悪いクセが…。
ポリの着物も、もう一度写真を撮り直そうと思っています。
気になりだすすと、どうしても…これも悪いクセ…。
明日もまた写真三昧かなー。
とりあえず、少しずつ増やしていきますので、
「和モノなんでも屋」になっちゃいそうな和之介を、
よろしくお願いいたします。
和之介の「ギャラリー」には「古い道具」もアップしておりますが、
今日はいずれそこにと思っているものをご紹介、最近入手です。
「高歯」とよばれるゲタ。「高歯」というと、応援団長とか柔道部主将とか、
オトコっぽいイメージがありますが、実は昔は女性もはいてました。
これはたぶん「北国」のものではないかと思っているのですが…。
「爪皮」の部分は「塗り」です。ゲタの台に細い金属板をまわして、
釘でうちつけてあり、足の入るところは毛皮つき。畳表です。
爪皮も鼻緒も、とても赤いので、若い女性のものだったと思います。
ゲタの歯は薄くて長いですね。これは「差し替え」のきく作りです。
傷んだら歯だけ取り替えて長くはいたわけですね。
こんな薄くて高いなんてと思われるかもしれませんが、
私の母は、爪皮は別につけるタイプではありましたが、
このくらいの薄くて高い歯のゲタをはいていました。それは道路事情…。
今でこそ、細い路地まで入ってもアスファルトで覆われていますが、
私の子供のころは、ちょっと住宅地の中に入れば、普通の道でした。
雨が降ればぬかるみ、冬は霜がおりて日が高く上るとまたぬかるみ…。
私は幼稚園くらいまで、毎日長靴履かされて、遊んでました。
そんな道ばかりでしたから、こんなふうに高くて薄くないと、
足をとられたんですね。時々道の端へいって、ゲタの歯の間にはさまった泥を
トントンとおとしたり、時には石がはさまっちゃったりして…。
やがてどこもかしこもアスファルトになって、ちょっと町へ出ると、
アーケードがあったり、ピカピカの床材だったり…。
それでいつの間にか「高歯」はなくなり「日和ゲタ」といわれる、
雨用のゲタも、特別高くもなく、歯も普通、かわりに裏に「ゴム」がついて、
滑り止めの役目をするようになったんですねぇ。
ゲタの歯ひとつとっても、いろいろ変化があるわけで、おもしろいものです。
これは届いたままなので、もう少しきれいにしてからアップの予定です。
というわけで、洗濯干しのあとは、ひたすら着物・反物・はぎれに埋もれ、
カメラマンやって一日おわってしまいました。
これからもがんばりますので、よろしくお願いいたします。
このほかに表はこんな感じで、歯がもっと厚くて金をうってあったの、雪国用ですね。
子供にまでこんなのありましたよ。懐かしい。
こんなに高い下駄は、歩くのにもコツが
いったのでしょうね。
高下駄=柔道一直線ってイメージでしたが、女性用もあるんですね。
書かれているように雪国仕様かもしれませんね。雪に残った下駄の後… 情景が目にうかぶようです。
東京でみぞれが降った日、浅草橋をウロウロしてました。雲行きが怪しくなってきたので退散。。
帰宅してニュース見てビックリ!でした。
渋谷の「たばこと塩の博物館」で日本玩具さん所蔵の縮緬細工展が開催されてました。
百貨店だと千円は取るかと思われる内容の濃い展示物でしたが、なんとここでは入場料100円でした。
地方地域で、いろいろな形があるのだと思います。
私も子供のころ、ゲタで遊んでいた記憶があります。
ゲタのほうが体にもいいっていいますね。
めぐみ様
こちらこそご無沙汰してます。
実際には足の先、冷たかったと思うんですけど、
濡れないのがいちばんだったでしょうね。
思わぬところで思わぬ展覧会があるものですね。
ちりめん細工、私も好きです。
以前は作ってたんですけどね、
今やそれどころじゃなくなっちゃいました。
もう少し落ち着いたら何か作りたいと思っています。