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今日は、同じ本でもオホホの本です。
これ「グリコのおまけ」の本!あっ 右のピエロ君は、単なる文鎮代わりです。
表紙はこっち!接写したら、真ん中ボーチョーしててすみません。
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最初の写真は、昭和28年から34年、つまり私がこういうものを
一生懸命集めていた頃のおまけ。私左上の「スコップ」や「移植ゴテ」
覚えがあります。あと「ちりとり」とか「じょうろ」とか・・。
こちらは、同じ頃の動物シリーズ、スポンジのかた~い感じの素材。
これも覚えてます。私は「キッチン用品」とか「シャベル」みたいなのが
すきだったので、動物はあんまり嬉しくなかった記憶があります。
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グリコは中身の飴よりも「おまけ」でしたね。
キャラメル系は「森永」と「フルヤウィンターキャラメル」それに「グリコ」、
やっぱりグリコばっかり買っていたような気がします。
おまけといってもすぐ壊れるようなものなんですが、なぜか捨てられなくて、
小さな缶にゴチャゴチャと、一杯とってありました。
おまけがプラスチック製になって、それから男の子用女の子用と分かれた・・
その頃にはもう、すっかり「卒業」していましたが、まだ幼かったいとこが
得意そうに見せるのを「へぇ・・最近はこんなにシャレてるんだー」と
感心しながらみた記憶があります。というよりもまず「まだあるんだ」と
そう思いましたっけ・・。今でもあるんでしょうね。
オモチャもたいしてない時代、あのチャチなおまけはけっこう嬉しいものでした。
またしても「2~3個でもとっとけばよかった」・・です。
最近、HPの写真用小物にどうかと思い、大人気だというオマケつき菓子を
いくつか買いました。正確には「お菓子つきおまけ」でした。
だってラムネが一個入っていただけなんです。これはもう完全に「品物」を
売りたい・・でもそれだけで売るより、オマケとして売ったほうが・・という
画期的なアイデアだったのですね。いやいや、すごい発想ですわ。
で、下の写真がその「おまけ?」です。もーミゴトに「ホンモノそっくり!」
ライターは大きさ比較です。すごいもんです。
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これも10年20年と経ったら「あの頃の・・」と懐かしがる人が
いるんでしょうねぇ。おっ今からとっといたら「お宝か?」ってセコイ・・。
それにしても、今のおもちゃってほんとにリアルですよね。
昔の人形、私はかすかに「文化人形」を覚えています。持っていました。
あのまん丸で平らなカオに印刷の目鼻(鼻あった?)、手足もタダの筒状でした。
3年生くらいのときでしたか「ミルクのみ人形」というのを買ってもらって
指がちゃんと5本ある・・そのリアルさに驚愕したものでした。
文化人形は、ヒト「らしく」あっても完全ではない、たとえば姉様人形というもの
姉様人形の髪は、和紙を鉛筆のようなものに巻いて、両端からぎゅーっと
押し縮め、シワシワにしたものを少し伸ばして使う。これが黒い和紙だと
ほんとの髪「らしく」見える、着物も帯もそれらしく、でも最終的に
「姉様人形」には「厚み」というものがない・・。それでも、文化人形は
かわいい人形だったし、姉様人形は美しいお姫様でした。
そう思うことができましたね。ふろしき一枚で、男の子は月光仮面にも、
スーパーマンにもなったし、女の子はシンデレラにもかぐや姫にもなりました。
「なれた」んですよね。それが想像力というものだと思います。
おままごとの道具はあったけど、ごはんやおかずは「花びら」だったり
はっぱだったり、時には砂や泥だったり・・それで十分なごちそうでした。
今の子供たちは、マジックテープでくっついて、包丁で切る真似事もできる
ニンジンだの大根だの・・それはそれでキレイかもしれないけれど、
そのかわりに取り上げられてしまったもの、さわらなくなってしまったもの、
たくさんあるんじゃないんでしょうか。
「土」にさわれる場所が限られてしまって、野草をちぎったり虫をおいかけたり、
そういう楽しさも、子供のころに味あわせてあげたい感触なんですけど、
町なかで暮らしているとそういうこともままなりません。
せめて「知識」として残るように「昔はね」と話してあげたいと思うのは、
着物についてのお話とおんなじ感覚ですねぇ。
古き良きもの・・新しき良きもの・・、いいものは残さにゃぁ!
あー「グリコのおまけ」一個も残ってなぁい!
それなりにの理由は、あのキャラメル、歯にひっつくような感じが苦手で、忘れた頃に、オマケ欲しさに買ってもらっては、キャラメル食べずにいました。
食べ物を粗末にするんじゃない!が、家訓でしたので、キャラメルを友達にコッソリ分けてました。 これがばれた時、メチャクチャ怒られました。
子供同士で勝手に甘いものを分け合ってはいけない、ヨソ様のお家では我が家と同じように、砂糖の害から子供を守っているハズと叱りとばされたのでした。。。きゃは、は、なんちゅう親やねん。(^^;
ウチの母もそうでした。よそ様で何かいただいたら、食べる前に見せに戻れと・・。よその子にお菓子を分けるときは「おうちへ帰ってお母さんに見せてから食べるんやで」と。虫歯予防?ともうひとつは、どの家でもらったか・・ということで、外であったときのお礼とか、そんなこともあったんでしょうね。
私はグリコより「サイコロあめ」の味が苦手でした。なんでだろう・・未だにわかりません。
すごい年月を感じさせる表紙がレトロでいいですね~
一応・・・砂でオムライスをつくったり、古い洞窟を基地にして探検隊と称して子どもながらにごっこ遊びも沢山して楽しんだ年代ですが・・。今の子どもは、
そのころよりさらに少なくなっているんでしょうか?
最近は物騒で、子どもも外で遊ぶのにいろいろと気をつけなければいけない時代になってしまいましたし。でも、自分に子どもができたら、外遊びや自然に触れるような遊びをいっぱいさせてあげたいなぁ~なんて夢のような想像・・・妄想をしてます(笑)
実は、去年父からもらった本なんです。発行は1992年ですから、出たのも古いですね。ビックリマンシールというのは、有名な?ものだというのは知ってました。子供の頃って、そういうのが「おたから」なんですよね。
今の時代、ほんとに子供たちかわいそうだと思います。安全な環境と、自然がなるべくたくさんある遊び場を作っていかなければならないのは、今の大人の責任なんですよね。
沢山集めて缶に入れて楽しんでいました。
スポンジの堅い素材は妹時代かな?
なつかしーーーい
だいたいなにかの小さな缶に入れてましたよね。あとお菓子の箱かなんかを「宝物箱」にして、きれいなキャンディの包み紙とか、リボンとか、使うわけじゃなくて、出して時々ながめるだけ。それでもたのしかったですね。