今日は雨、だんだん気温がさがってほんとに肌寒い~~。
秋の長雨、と言いますが、ほんとに急激な変化ですね。
ちっとクシャミなんぞ出たりしてますわ。
さて、写真はあまりにも入れっぱなしで、どこからきたコだったかも
覚えていないという解きモノ、ほんとにごめんね。
解いて洗ってはあるのですが、これ、またしても「フシギきもの」です。
まず、この柄そのものは、普通の花柄ですが、色使いは現代的。
でもって、なんか「濡れ描き」のようなにじみっぽい感じもあるし…。
「濡れ描き」というのはカンタンに言うと、
生地をあらかじめ湿らせておいてから、手描きで染める技法。
独特のにじみが柔らかさを出しますが、湿度とか濡れ具合渇き具合など、
たいへん手間がかかるそうで、今はこの技法を使う人は少ないでしょうね。
と、よくよく広げてみたら「下描きのエンピツ線??」
ちょっと見づらいので色を濃くしてみました。赤の○の中に
「葉」を描いた下描きの線があります。
あちこち見ると、何箇所かこんな線が残っていました。
で、これ柄の置きかたは「付け下げ」の感じなんです。
反モノのふちに記しがはいっているし…。ためしに広げてならべてみたら…。
こうなるのですが…あれれ?
これ、肩開きの位置であわせると、この一番柄のあるところが「後ろ身頃」。
なんでやねぇぇーん。
つまり、これって「失敗作」みたいです。柄が描ききっていないところもありますしね。
やさしいサーモンピンクで、柄もモダンなんですが、もったいないですねぇ。
たぶん襦袢で着ていたのではないでしょうか。なんせ身頃と袖しかなくて。
だとしたら、ちょっと厚みのあるいいちりめんですからゼータク襦袢ですね。
さて、これはどーしたものか…。
もうひとつは、解き端縫いしたものでたたんで手元に来ました。
ノリぴっちりで気持ちいいハリがあります。
これは夏物として仕立てようと思ってはいたのですが、すっかり忘れはて…。
スケスケです。向こうに見えているのは、あれ以来ケンメイに働いてるテレビ、
でもって、手前は昨日からあんまり変わっていないみたいなハギレのヤマ。
今日あたり見るとこの透け感は「さぶっ」ですねぇ。
こうしてみるとかなりジミですが…来年は着たいですね。
こちらは白地のひげ紬にシャープな三角カット、そこに菊の染め柄です。
白はもう少しくすみあり。昭和30年代でしょうか、今はない柄ですね。
かなり大柄になるので、背の高いすらっとしたかた、似合うでしょうねぇ。
残念ながら「汚れ」満載…あぁもったいない。これは帯かなぁ…。
明日はなんとか少しはお天気のぞめそうなんで、伸子張りをしたいと思っています。
羽織の解きもやれてないのでそっちも…おぉ忙しい、楽しいなぁ。
秋の長雨、と言いますが、ほんとに急激な変化ですね。
ちっとクシャミなんぞ出たりしてますわ。
さて、写真はあまりにも入れっぱなしで、どこからきたコだったかも
覚えていないという解きモノ、ほんとにごめんね。
解いて洗ってはあるのですが、これ、またしても「フシギきもの」です。
まず、この柄そのものは、普通の花柄ですが、色使いは現代的。
でもって、なんか「濡れ描き」のようなにじみっぽい感じもあるし…。
「濡れ描き」というのはカンタンに言うと、
生地をあらかじめ湿らせておいてから、手描きで染める技法。
独特のにじみが柔らかさを出しますが、湿度とか濡れ具合渇き具合など、
たいへん手間がかかるそうで、今はこの技法を使う人は少ないでしょうね。
と、よくよく広げてみたら「下描きのエンピツ線??」
ちょっと見づらいので色を濃くしてみました。赤の○の中に
「葉」を描いた下描きの線があります。
あちこち見ると、何箇所かこんな線が残っていました。
で、これ柄の置きかたは「付け下げ」の感じなんです。
反モノのふちに記しがはいっているし…。ためしに広げてならべてみたら…。
こうなるのですが…あれれ?
これ、肩開きの位置であわせると、この一番柄のあるところが「後ろ身頃」。
なんでやねぇぇーん。
つまり、これって「失敗作」みたいです。柄が描ききっていないところもありますしね。
やさしいサーモンピンクで、柄もモダンなんですが、もったいないですねぇ。
たぶん襦袢で着ていたのではないでしょうか。なんせ身頃と袖しかなくて。
だとしたら、ちょっと厚みのあるいいちりめんですからゼータク襦袢ですね。
さて、これはどーしたものか…。
もうひとつは、解き端縫いしたものでたたんで手元に来ました。
ノリぴっちりで気持ちいいハリがあります。
これは夏物として仕立てようと思ってはいたのですが、すっかり忘れはて…。
スケスケです。向こうに見えているのは、あれ以来ケンメイに働いてるテレビ、
でもって、手前は昨日からあんまり変わっていないみたいなハギレのヤマ。
今日あたり見るとこの透け感は「さぶっ」ですねぇ。
こうしてみるとかなりジミですが…来年は着たいですね。
こちらは白地のひげ紬にシャープな三角カット、そこに菊の染め柄です。
白はもう少しくすみあり。昭和30年代でしょうか、今はない柄ですね。
かなり大柄になるので、背の高いすらっとしたかた、似合うでしょうねぇ。
残念ながら「汚れ」満載…あぁもったいない。これは帯かなぁ…。
明日はなんとか少しはお天気のぞめそうなんで、伸子張りをしたいと思っています。
羽織の解きもやれてないのでそっちも…おぉ忙しい、楽しいなぁ。
羽裏にしたら素敵かも?と思ったけど、ちょっと厚いですかね?
私の場合洗濯に失敗した着物の裏地なんかが主ですが、それでもちょっとはぎれがたまってきました。
紅絹で漆器を拭くとぴかぴかになると聞きましたが、私は綸子のはぎれを眼鏡ふきにしてます。
すっごいきれいになるんですよー。
コメントと書こうと思ったら続きがあったので「げっ!やってますねぇ。溜めに溜めましたねぇ~~~~~!」明日は何が何でも晴れて頂かないと収集がつきませんね。
一番下の写真は私好みです。帯にしたら素敵だと思いますよ。ファイト~~~~!
影絵の様で変わっていて、素敵ですね。
とんぼ様の所には不思議なものが沢山
ありますね。
エンピツ当りがあるので写真は裏向けかも知れません。
最近では見かけなくなった染技法ですが、花びらや葉をねぶらせた描き方は結構手間の入った逸品です。
配色も昔のまま、四十年近く前の作品の様です。
懐かしい!
ちょっと厚いですねぇ。しゅるんとした感じが
とてもいいですよ。
胴貫きの襦袢だといいかもです。
絹の布は、いろんな使い道がありますね。
お茶椀(茶道の)を包むのは、
くたくたでとろけそうな絹がいいので
古い胴裏がほしいと言われて、
たくさんお送りしたことがあります。
古い胴裏は、カオを洗うのにもいいんだそうです。
私の普段用のめがね、綸子で磨いても、
あまりのキズに、きれいになったように
見えないんです。いいかげん買い換えろと
言われています。だって使いやすいんだもん。
こんなもんじゃないんですよ。
もうたいへんな量でして…。
早いとこなんとかしたいのですけれど…。
ハギレで売るより、帯にして…とか、
やりたいんですけれどね。現状が許しません…。
宝くじ当てて、家がもう一軒ほしい~。
説明のしかた悪くてすみません。
これは「濡れ描き」のようなにじみがあるってことで、
たぶん違うと思います。
でも、濡れ描きってすごい高いんだそうです。
やはり「ロウ」系だと思えます。
たっぷり柄のあるところなんかはそんな感じ。
濡れ描きと書いたのは、そんな感じの
ぼんやりしたいい感じがある、
という意味だったのですが、説明不足でした。
でも、私は本物の濡れ描きを
まだしっかりみたことがないので、
あくまで私のイメージです。
エンピツの部分は、その線が見えるようにと、
写しましたので、おっしゃるとおり「裏側」です。
ただこれってほんとに失敗作らしくて、
たぶん襦袢にしていたのだと思うのですが、
柄がはっきり見える裏を
表側にしてたみたいなんです。
表にえんぴつ線がある~。
よく見ると、とんでもないところに
色が移ってたりします。
もしかしたら「練習」にしてしまったのかもしれませんね。
洋裁途中の物も、いろいろ在る。そのままだと言われてましたもんね。笑
まぁ本日は大阪はピーカン!
そちらもかな?
少しづつ片付けて下さい。
では仕事します。
電気の設計なんです。
和モノはシゴトにしていましたのでねぇ。
材料山ほど、作りかけもごっそりです。
こちらはちっともすっきりしないお天気です。
かろうじて明日までなんとかもちそうです。
電気の設計…目が疲れそうな気がします。
設計できないけど、図面は描いてまして、
いつも眉間にシワよせてました。
がんばってください!