写真のようなハギレが出てきました。
使い込まれたちりめんです。「やわやわ」の「うすうす」。
色もいい具合にさめていて、元の柄はハデだけれどすっかりいい味になってます。
こんな感じの、ちょっとノスタルジックな半衿にでもしたいと…
思ったんですけどね、広げてみたらあらら…
傷みが激しくて、補修というより「全ガード」こんなでした。
こんなにしてまだ使ったんだ…と思うと、いっそういとおしいです。
こういう「裏からの補修」は、昔の洗い張りなどにはよく見られます。
驚くのは、その「裏の針目」のきれいさと「表の針目の細かさ」です。
裏はご覧のとおり見事に揃っています。
そして表はというと、わかりますか?この小さい針目。
これだけの補修、たとえお針が得意な人でも、
ずいぶん時間がかかったと思います。第一乱暴に扱えませんし…。
こういうものを見るたびに、やっぱり着物を着ることと「針を持つ」ことは、
ゼッタイに切り離せないなーと思います。
別に着物は縫えなくてもいいけれど、手で針を動かすことは覚えてないと…。
何でも便利な世の中ですが、一番原始的な方法が、
古くて弱った布にはとても優しいんですね。
イマドキは、穴が開いたら、どこかほつれたら、すぐにお役御免にする時代ですが
「もったいなーい」は、今の時代でも、今だからこそ、必要な言葉だと思います。
だいぶ傷んでいるのでやめようかと思った半衿ですが、
そぉーっとつかってみたいと思っています。もちろんつけるときは
細心の注意をはらって、やさしくそぉーっとつけることにしましょう。
まだまだあなたは「とてもきれい」なんだから。
もう一つお話しを…
今年1月にいただいた「啓翁桜」、ほんとによく咲き続けてくれました。
花のあとも緑のきれいなハッパが次々と出まして、
先月まで、少しずつ枯葉をとりながら楽しませていただいてたんです。
これから新緑の季節だし、と思ったのですが、根っこがでてくれないかなぁと、
淡い期待を持ちまして、まずは整理して丈夫そうなところを小枝に切りなおし、
毎日こまめに水を取り替えておりましたら、でましたよー。
それも全部です。この長いのは、ちょっと大きいし疲れちゃってるかなーと
心配していたのですが、一番大きな根を出してくれました。
ちとボケててすみません。
もう少し育ったら、庭に植えてみようと思っています。
さて、この土地でそだってくれるものかどうか…。
植え替える前に、検索して育て方を調べないと!
半分以上あきらめていたのでうれしいです。
土におろしてもちゃんと育ってくれるといいなぁ…。
使い込まれたちりめんです。「やわやわ」の「うすうす」。
色もいい具合にさめていて、元の柄はハデだけれどすっかりいい味になってます。
こんな感じの、ちょっとノスタルジックな半衿にでもしたいと…
思ったんですけどね、広げてみたらあらら…
傷みが激しくて、補修というより「全ガード」こんなでした。
こんなにしてまだ使ったんだ…と思うと、いっそういとおしいです。
こういう「裏からの補修」は、昔の洗い張りなどにはよく見られます。
驚くのは、その「裏の針目」のきれいさと「表の針目の細かさ」です。
裏はご覧のとおり見事に揃っています。
そして表はというと、わかりますか?この小さい針目。
これだけの補修、たとえお針が得意な人でも、
ずいぶん時間がかかったと思います。第一乱暴に扱えませんし…。
こういうものを見るたびに、やっぱり着物を着ることと「針を持つ」ことは、
ゼッタイに切り離せないなーと思います。
別に着物は縫えなくてもいいけれど、手で針を動かすことは覚えてないと…。
何でも便利な世の中ですが、一番原始的な方法が、
古くて弱った布にはとても優しいんですね。
イマドキは、穴が開いたら、どこかほつれたら、すぐにお役御免にする時代ですが
「もったいなーい」は、今の時代でも、今だからこそ、必要な言葉だと思います。
だいぶ傷んでいるのでやめようかと思った半衿ですが、
そぉーっとつかってみたいと思っています。もちろんつけるときは
細心の注意をはらって、やさしくそぉーっとつけることにしましょう。
まだまだあなたは「とてもきれい」なんだから。
もう一つお話しを…
今年1月にいただいた「啓翁桜」、ほんとによく咲き続けてくれました。
花のあとも緑のきれいなハッパが次々と出まして、
先月まで、少しずつ枯葉をとりながら楽しませていただいてたんです。
これから新緑の季節だし、と思ったのですが、根っこがでてくれないかなぁと、
淡い期待を持ちまして、まずは整理して丈夫そうなところを小枝に切りなおし、
毎日こまめに水を取り替えておりましたら、でましたよー。
それも全部です。この長いのは、ちょっと大きいし疲れちゃってるかなーと
心配していたのですが、一番大きな根を出してくれました。
ちとボケててすみません。
もう少し育ったら、庭に植えてみようと思っています。
さて、この土地でそだってくれるものかどうか…。
植え替える前に、検索して育て方を調べないと!
半分以上あきらめていたのでうれしいです。
土におろしてもちゃんと育ってくれるといいなぁ…。
山桜はともかく、桜はヒトとの距離が
とても近いですね。
今年も無事咲いてくれて無事散り始めました。
この桜は花が小さくてかわいいんです。
育ってくれるといいなと思っています。
古布も宝…、の私は笑い泣きしながら
布に埋もれていますー。生き埋めになるぅ。
「晴耕雨針」、いいですねぇ。
私はいまのところ「晴洗雨解」ですー。
5割ですかー。ちいさいのとで5本あるので、
どれかついてほしい!
何かわかったら教えてください。
今はもう少ししっかりした「根」になるまで、
このまま育てます。
モノがないということもあったのでしょうが、
実にこまめにチクチクとやっていますね。
だからこそ、こうして古いものが
残っているわけですが、
今日ニットの薄手パンツのひざが抜けまして、
捨てられない…と思っちゃいました。
なんかで穴をふさぎますー。
根っこが出てくるのが待ち遠しかったです。
ずいぶんかかりました。
育つといいですねぇ、ほんとに。
桜にこめられる思いの深さに感動。
そして絹布を大切にする気持ちに感動しますた。(増えすぎたキモノ、ますます整理できなくなりますねTT)
こんなにきれいな布だからこそ、何とかしたい!と思うのでしょうか。
私も「晴耕雨針」で頑張ろう!
啓翁桜の挿し木の成功率は五割弱と聞きました。
きっとうまくいきますよ!(…って、自分にも言い聞かせてるんです。山の斜面に植えた営農の桜。咲いたらどんなにすてきだろうと。)
ポイントなどがわかったら、お伝えします
大切にして下さってありがとうございます
こんなに薄くなってしまったら諦めようと
思うものまでちゃんと手仕事で補修して
しまわれるんですからね。
ほんとすごい!しっかりした根が出るもの
なんですね。
地植えにして根付いたら楽しみが増えますね。
お隣の方がネコヤナギの枝を土に挿しておいたら根付いたのか新芽が出てきたとおっしゃって
いました。育つといいですね。