トップ写真の説明はあとで…。
毎度なにかしらブツギをかもしている「ミス・ユニバース」の衣装。
そもそも「あら、そんな大会まだやってたの」だったのですが、
スマホのニュースで見て「いやこれはないでしょ」と思った次第です。
水着審査とかあれこれある中で「各国のイメージ」の衣装を着てステージにあがる…というのがあります。
過去にはとんでもない、と作家やデザイナーがつるしあげのようになったり、炎上したりもありましたね。
まぁ本当ならそれぞれの国が、自国の民族衣装を着ればいいと思うのですが、
そういうものがなかったり、舞台衣装としては…とかいろいろあるのでしょう。
結局デザイナーが…と言うことになっているわけです。過去の日本の大騒ぎは日本人のデザイナーでしたが、
今回は何人かのデザイナーがいくつかの国を受け持ったような話です。
そしてトップ写真…これを見てぱっと「あ、あの国」とわかりましたか?
実はどこの国、と書いてなかったので、私にはいまだにわかりません。ロシアっぽい気もするし、どこか北欧ですかね。
で、問題は、この衣装と同じデザイナー(イスラエルの男性です)が、日本の衣装を担当したわけです。
本人曰く「原宿ファッション文化の祝福」がテーマだそうです。
「日本」とか「日本人」がテーマではない…なんで?
そしてそれがこちらです。胸にサインペンで「日本」とかいてある、やすっぼいなぁ。
そして菊のご紋、あらら。袖は日の丸半分。更に両手になんで「招き猫」?
これ持ってステージあがってます。
これの批判の中に「せめて前の打ち合わせくらいちゃんとして」がありました。
「これは死者の着方だ。それくらい調べてからデザインしろ」とか。
えぇもうしまいには「いつから仮装大賞になったんだ?」と。ホンマホンマ。
なんたって他もすごいです。
このイギリスは、まぁすぐわかるしなんとか…
こちらはアメリカ、なんで「金」?
これはオーストラリア、アタマにくっついているのはよく見えません。まさかコアラのぬいぐるみじゃないよね。
こちらはカナダ、えーとホッケー?
イギリス領バージン諸島、ランプだけ見ると「アラジンの…」なんておもってしまいますが、
これはバージン諸島の国旗に描かれている「聖ウルスラとそれにしたがった1万1千人の乙女を象徴している」と。
まぁ宗教的な意味があるのでしょうから詳しいことはわかりませんが、仏像を見慣れた私なんかは
「後光?」「光背?」なんて思っちゃいました。歩きにくそうだわ。
なんかわかりやすくてホッとするギリシャでも「言われなきゃローマ帝国?」です。
こうしてみてくると…やはり招き猫はどうにも、ですし「日本ってこんなイメージなの?」だし。
投稿の中には「モデル自身が反論できないものかね」という意見もありました。
せめてデザイン画の段階で、少しは日本人と「ちゃんとモノが言える人」とのやりとりはしてほしいです。
まあミスユニバースそのものに以前よりさらに興味がなくなりましたから、
アタマに血が上るほどの怒りも沸いてはきませんが、情けないなあと言う気はあります。
原宿って招き猫、人気なんですかね。
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