ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

本日雑談です。

2011-10-20 20:34:22 | 着物・古布

 

写真は、今年最後の「万願寺トウガラシ」、もうこれ以上はこの気温では育たないかなと、

切り取りました。いちばん手前のだけが、ヘタのちかくにデコボコがあって、万願寺らしく見えます。

マッチ棒は大きさ比較…厚揚げと炊いてみますかね。

 

 

今日は、ジタバタ…じゃなくてドタバタで、ゆっくり時間が取れませんでしたので

ちょっとおしゃべりです。

 

ミクシの方で「カップにお皿がはまりこんだ」ということを書いたのですが…。

お気に入りのマメ皿、直径8センチくらいなんですが、まんまるではなくて、ちっとイビツ。

これが、マグカップの中に入り込んでしまい、きっちりはまって取れなくなりました。

油ダメ、洗剤ダメ、熱湯と氷ダメ…で、しかたなく冷凍庫に入れっぱなしておきました。

これで外れましたが…意外とこれ、知られていない方法らしいのです。

要するに、瀬戸物でも膨張や収縮をするので、それを利用しているわけですが…。

 

こんな感じの暮らしの知恵…今は「おばぁちゃんの知恵」ナンタラというそうですが、

こういうのって、親からいろいろ教わったといいますか、親がやっていたから自然と覚えて、ということ、

けっこうあるとおもうんです。

でも、いろいろな道具の出現で、その知恵の遣いどころも減ったりしていますね。

それでも、便利なことってたくさんあるとおもいます。

みなさんはどれくらい知っていますか?

 

卵を落として割ってしまったら、たっぷり塩をかけてジャリジャリになったらまとめて取る。

油をこぼしてしまったら、小麦粉を降りかけて、ねりねりして取る。

新しいプラケースやシール容器のにおい取りには、お茶の葉を入れてよく振ってしばらく置く。

ちょっと切れが悪いなとおもうナイフ類は、お茶碗の糸底が砥石代わりになる。

或いは、アルミ箔を何回かたたんでは切り、たたんでは切り…を繰り返す。

ビンの中を洗うときは、卵の殻を砕いて、洗剤をちょっと入れてよく振る。

 

ほかにもいろいろ…今すぐには思い出せないんですが、

日常ちょっとした何かで、これの時はこうする、こんなときはこう…と、

自然とやっている気がします。

 

掃除機が当たり前になってからは、座敷の掃除に濡れた新聞紙を絞ってちぎったものや、

絞ったお茶ガラを巻いてほうきではく…なんてこともなくなりましたが、

今でも玄関の三和土の掃除などは、それをやっています。

はたきをかけるのは家具や障子の上の方から、なんてのも、今じゃイミがなくなりましたかねぇ…。

その前に我が家には障子がありませんがな…。

ちょっとした知恵が、仕事を早くする、キレイに暮らせる、そういうことを考えなくてよくなったら、

ナニをするにはどのボタン…を覚える毎日です。

 

電気が止まったこの春先、なんにもできなくなったときのことを思い出します。

とりあえず、伝えてもらった知恵は、忘れないでおきましょう。

 

あっもうひとつ思い出した!お餅を切るときは、大根のシッポの部分で包丁をこすりながら…。

だから今は「サ○ウの切り餅」だっての。 


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« じょうずに古着を買うために… | トップ | 古着を買うとき の続き »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おばあちゃんの ()
2011-10-20 23:31:26
知恵袋という本が一時流行りましたね。
実母は家事が苦手な人だったので
私はもっぱら本から吸収していました。
本好きで良かったと思っています

でも 氷や冷凍庫は試してみた事がありませんでした
台所の臭い取りにお茶葉を煎る事はたまにやります。
その茶葉は自家製焙じ茶として私一人で飲んでます
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-10-20 23:42:36
惠様

母は料理が苦手でしたが、あくの取り方とか、
料理のさしすせそとか、そんなことはしっていたのに、
なぜか作るたびに味の違う煮物…。
我が家の七フシギでした。

申し訳ないけれど「お通夜」などでいただくお茶は味が…、
で、我が家でも自家製焙じ茶やってます。
ついでに部屋のにおいもなくなりますね。
私も、私一人で飲んでますー。
おんなじだー!
返信する
Unknown (陽花)
2011-10-21 00:01:20
あまり考えてしている訳では無くても、
どこかで伝え聞いた事を無意識にしている
事が生活の知恵なのかもしれませんね。
ゴボウを切る時、必ず南天の葉を一緒に
水に入れます。アクを吸ってくれると
聞いてから・・・これも知恵?
返信する
Unknown (古布遊び)
2011-10-21 07:54:32
冷凍庫の利用法は知りませんでした。今度そんなことがあったらためしてみます~~

新聞紙を濡らして~~は私も玄関掃除に利用しています。
昔、お料理屋さんから仕出しをとった時にそのようにお掃除をしてくださった事が一度だけありましたが今はすっかりそのような事はなくなりました。
それどころかびっくりする人が多くなりましたね。

先日こちらのブログが7年目に入ったとの記事を読んで、スタートから少しずつ読み始めました。
そうなんだ、と思うことが沢山あって本当に勉強になります。
昨日は木綿のお話を読んで昔の人は殆どアウトドアライフだったんだあと今更ながらに納得。
なんとなく判っていたことが実にキチンと説明されていてとんぼさんの知識に感服しました。
返信する
Unknown (わかめ)
2011-10-21 09:07:10
ふたの固いビンを開けるには、台所のゴム手袋をはめてやると、すべらないから数倍の力が。そんなこと誰でも知ってたかな。すみません。

米の西海岸に住んでるもので、今日久しぶりに日本のお店がたくさんある地域に行ってきました。ま、近頃はアメリカ人も日本食を食べるようになってきましたので、日本食のスーパーくらいはあちこちにあるのですが、今日行った地域には、それ以外の日本の物を扱ってるお店がいろいろあるのです。で、そこで、着物の古着見てきました。前から日本の古い家具や雑貨といっしょに着物もあったんですが、今まで一度もそばに行ってわざわざ見たことがなかったのです。

近頃の私はネットの写真などではけっこう「あ、これ人絹ぽい」なんて思うとたいてい当たってるくらいにベテラン(笑)になってるんですが、実物の着物見たらわけわかめでした。当然服と違って衿首のとこにラベルなどついてないので何にも情報がないわけで、素材など自分の目で判断できなきゃそれまでなのだと、改めて気づかされました。百聞は一見に如かず。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-10-21 20:43:10
陽花様

昔の親は手仕事が多かったから、
なにかしら工夫とか知恵とか、当たり前でしたね。
牛房に南天の葉は初めて聞きました。
南天庭にあるし、今度やってみます。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-10-21 20:46:17
古布遊び様

一晩入れておくと、だいたい取れます。
出したらすばやくパパッとはずすのがコツ。

新聞紙やお茶ガラ利用は、エコでもありますよね。
今でも使える知恵はたくさんあるとおもうのですが。

6年凝縮したら、雑談の方が多いかとも思いますが、
何かお役に立てれば幸いです。
モノの歴史はおもしろいです。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-10-21 20:50:49
わかめ様

昔は瓶詰めや缶詰がおおかったですからねぇ。
男手はそういう時は便利なものでした?!
滑らない、ということで、母は輪ゴムを何本もかけてましたね。
それと、瓶のふたのフチの角を叩く…。私今でもやります。

慣れてくると、みただけでわかるものもでてきますが、
触感というのは大事ですね。
私もしろうとですから、最後は燃焼実験です。それでもわからないこともあります。
着物は奥が深いですね。
返信する

コメントを投稿

着物・古布」カテゴリの最新記事