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先日の色留袖のお話から、礼服を思い出していまして、
そういえば、私は「色喪」にいい無地がないなぁと…。
母に作ってもらったのは、喪にはちょっとハデっぽく見えてしまうローズ系、
母が着ていたのは、これまた明るい薄いグリーン、
いただきものは、どっちにも使えるけれど、やっぱり「慶事」に着たい明るいグリーン、
これまた別のいただきもので、色はまぁ80過ぎても…なのがあるけれど、
これが絵羽の地模様で、これこそハデ…。
実際には、今のお葬式事情では、色喪を着ることがほとんどないので、
まぁいいか・・・で、きてしまいました。
ここへきて、あと数年で母の7回忌もきますし、伯父も母の1年後に亡くなってますし、
他にも・・・なのでこれから先のことを考えると、一枚はあったほうが…と思い始めたわけです。
ならば…と、反物箱をホリホリしました。だいたい覚えていますが、ほとんどが若向き。
でもたしかジミーなのがあったはず…みーっけ。それがトップ写真のものです。
これがいいわ…と出したのだけれど、これは色無地だけど地模様がある…。
それでも細かいし、色目はこれがいいなぁと決めようとしました。
ところがですねぇ、露芝にもみじが散ってる…ように見えた地模様、
確かにもみじもありましたが、よくよく見れば「松葉に梅」…こりゃいかん。
写真だとはっきりしないのですが、実物はそばで見るとよくわかります。
着物にしたら目立たないんじゃないかとか、そばでみなければとか、
いい方にとりたい欲で、しげしげ眺めていましたが、いや、かえってはっきりわかるわ・・・。
色が気に入っただけに惜しいですが、しかたありません。
母の葬儀の時、呉服屋の奥さんが着てきたのは、濃い紫の色喪でした。
色白の奥さんにはよく似合ってましたっけ。
やっぱ「あるもの」でなんとかしようとすると、帯に短しなんとやら…。
と、ここでまたハタと思いだしたのが「白生地」。
だいぶ前に、染工房 遊さんで、割引価格でととっておいていただいたもの。
これにしようと思ったのですが、柄があります。
ひとつはこちら、「通し」柄の中にところどころポツリと柄があります。
もう一つがこちら、これはちいさい唐草っぽい柄。こっちですかね。
本当は、無地縮緬がいいので、古い色無地の染め替えはどうだろうかとか、
脳内タンスを、今引っ掻き回して探索しています。
やっぱり、どちらにしても染めてもらうようですね。何色にしようか、また悩みます。
色無地は、一枚あればと言いますが、やはり「慶弔」二枚あったほうが便利。
この年になると、切ないことですが、身内や周囲でも訃報が届きますし、
また年回も多くなります。この際だから…と思っています。
肝心の喪服は、サイズが合わなくて借り着したというのに…のんきなことです。
さて、色は抹茶系か、紫系か、はたまたグレー系か・・・。
こういうことは楽しく悩むはずが、モノがモノだけに、楽しめませんわ。
お気持ちよーくわかります。
が…そうやっているうちに、なんてこともあります。
着物は着てあげてなんぼです。
紋隠しの羽織を作って、着てあげてください。
染め直して 仕立て直して
・・・
一度も手を通さずに羽織にするのは忍びない
結局色無地はなにかしらかしこまったところ…
になってしまいますよね。
それと紋のついた色無地には、羽織は着ないのが原則です。
紋隠し用羽織かな?
深緑と言ってもどんな色かわかりませんが、
いっそそれを羽織にするとか。
一度染め変えたものなら、かなりしなやかと思います。
誰にも譲れない場合は、最終「じゅばん」という
手がありますよ。
ですよね・・・
プロのアドバイスとはいえ 半信半疑だったのですが
紋が入っているので 普段に着るという事も出来ず・・・
合う羽織を作るという口実にはなるかな
少し前までは、結構な花柄の色無地を、
色喪に使えます…と言ってましたが、
これだけ着物が遠くになって、実際の場面では
あたり一面真っ黒けの洋服では、
地模様があると目立つかもですね。
色喪にも着る事が出来る色が良いけれど
地模様が大きな花?だから無理かしら・・・と言ったら
大丈夫ですよと言われ
牡丹色?から深緑色に変身を遂げたのですが
・・・
緑色系は色の白い人向きで
地黒の私には合わないからと ずっと敬遠していたのですが
悉皆もされているプロの呉服屋さんのお勧めで
そうなんです。よく見ると亀甲ではないのですが、
ちょっと離れると、そう見えます。
色無地もいいけれど、これは、地模様がわかるような、
絵羽付小紋がいいかな、なんて考えています。
はてさて、いつのことやらですが。
「弔事」に関しては、お天気わかりませんからねぇ。
いずれにしても、無難な色…になっちゃうのかもですが、
いい色にしたいとは思っています。
さて、何がいいか!
そうなんです。惜しいッたらないのですが…。
しかたありませんね。
紫系、それがいいと思っているのですが、
紫もいろいろだし、悩んでいます。(楽しく?!)
もう一生その1枚で済む色に…って、
ゆめがないですかねぇ。
白生地も、通しの方は柄が亀甲に見えるような気も…染めを頼むときにご相談、でしょうか?
染めるなら、滅紫に近いもう少し渋い色もよさそうですね。
どんなお色にされるか、楽しみです。
私は無地はなぜか色喪にできそうなものばかりです。
結婚支度で作ったのが抹茶色を薄くしたような縮緬、呉服屋さんも色喪にできるといってくれたものです。
そのあと、明るい色のが欲しいなあ、卵色とか…と思って探していてうっかり買ってしまった綸子で地紋が菊の淡いグレー(単衣)、あとはリサイクル品3~5千円で灰色とか茶色とか海松色とか…紋も色々ですのでお出掛け着ですが。
私は一応色無地は持っているのですが、
お天気の不安な時が多いので、
ついシルックを買ってしまいました。
なんてこと無い、グレーの万筋です。
色ものが選べない小心者です(^_^;)
地模様さえ違っていれば・・・う~ん、残念。
私が大学卒業の時、母は貝紫(の色)の縮緬色無地を三つ紋で、さらにそろいで被布コートを作ってくれました。
卒業式はその着物に袴とブーツ。
それから20年以上たっていますが、結婚式、改まったお茶会、お寺や神社の行事と幅広く大活躍しています。
そしてたぶんあと30年は着られるかな?(笑)
紫はお勧めですよ~。
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうなんです。手持ちは無地と柄となんですが、
並べてみると、やはり「弔」は無地だなぁと、
またまた悩んでいます。
そして悩んでいるうちに、カンジンの時に
間に合わない…いつものパターンです~。
初めまして 色んな方の着物ブログを覗いて楽しんでいます。
私は紬の着物がほとんど、お茶用に色無地を購入(もち、リサイクル品で綸子でした)
慶弔の慶なら地模様が有ってもいいですが 弔なら 無地縮緬いいですね