![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9d/9ccb8ae1e6d93f70b309d994f065dc4b.jpg)
写真は、Suzuka様がみつけてくださって、これいかがとメールをくださったもの。
早速ひとつお願いして、今日届けていただきました。
「塗り」でこのカタチはほんとに珍しいです。
元々が「障害や介護」も含めてのデザインらしいです。
実はこれ、私が息子に食事をさせるために使います。
息子は自分では食事ができませんから、私がひとさじずつ食べさせていますが、
食事はミキサー食なので、どれも箸でつまめるようなものではありません。
スプーンを使います。そのとき、おかずやら主食やらで、
いくつかカップタイプのものを用意して使うわけですが、
こちらがひとつずつ手に持たないと、こぼれてしまったりするわけです。
それでいつもスープカップのような持ち手のあるものを使うのですが、
大きさとか使い勝手がいまいちのものばかり…。
小さいのは容量が足りないし、大きいとしっかりしすぎて重いし、
また、指をいれるところがたいがいは申し訳程度で小さいのです。
それで、これはまず軽いですし、持ち手が大きくて安心です。
ほんとにいいものを見つけていただきました。
この持ち手、障害者が自分で使うためのカタチです。
ふつう持ち手はこうやって持ちますが…(これでもいいんですけどね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d3/d561800902a9ce13a980c69a857c26ef.jpg)
障害があって手の力に不安があったりする場合は、こうやって使います。
落とす心配がないんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f0/d03a12ad48d194817b64ac501ef2be11.jpg)
たとえば、ご飯をたべるのに、普通のご飯茶碗だとちょっと不安があるから、
持ち手があったらいいなと思う。
だったらたとえばマグカップとかスープカップとか、
大きな持ち手のついているものを使えばいいじゃないかと、
単純に考えがちですが、その「持ち手」を普通に持つことが
困難な場合もあるのです。持つところが大きければいいってワケじゃないんですね。
持ち手の下が切れていないと、たとえば手や指をその持ち手から
はずそうとするときも、力のないひとや麻痺のある人には危ないのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/83/daa5fbcc0108b0e6c8bb8ba696e44f32.jpg)
妙に持ち手が大きいおかしなバランス…と思いますが、
このカタチ、障害者にはベストです。
また、私が使う場合でも、深く持ち込まなくても大丈夫なんですが、
このくらいの感じでも、こうして持つと安定がいいんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e1/be527b186f10d7e8f1e98af38684a396.jpg)
最近は、昔に比べて「障害者のための食器」も、
よくみるようになりました。
ただ、使う人の身になって…というのは、どうしても障害者がメインで、
介護者むき、というのはなかなかありません。
たとえば、この小さな湯飲みは、昔々、学校で保護者もどうぞと、
陶芸教室が開かれたとき、息子用の湯のみとして残りの土で試作したものです。
今じゃとてもこんな大きさでは足りませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b5/f6bb7d1027de46b23fe84edff5b1fae6.jpg)
なんでこんなカタチなのか。
これはこういう向きになります。へこませてあるのは持ちやすくするため。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e7/889cdcdb7445f6dfd768c2128a1ac820.jpg)
これは、抱きかかえて飲ませるとき、普通のコップや湯のみだと、
中に残っている分量が上からは見えにくいのです。
またちゃんと飲めているかどうかも確認しづらいんですね。
だからこうして呑口の反対側を下げておくと、よく見えるというわけ。
実際の使用例、息子が寝てるのでミッキーさんにオネガイしました。
普通の湯のみだと…上、カットしてあると下…中がよく見えるでしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/1926c6d699c253d06d888963aaa25df6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7e/f000b9caaf941477d84f4921b7b18b5a.jpg)
このカタチは、たとえば湯飲みの高さが8センチくらいあったとしても、
一部がカットされていますから、その分「容量」は減ります。
この手のくふうのあるコップはすでに市販されていますが、
病院用がほとんどなので、かわいい柄とか、渋い色とかがなかなかありません。
ネットでは見つけられますが、選択肢は少ないです。
こういうものが、当たり前に瀬戸物屋さんや食器売り場に置かれるようになると
いいんですけどね。
今は普段は透明のプラカップを使っています。透明なら見えますから。
以前友人が、お姑さんが使うのに、本人の口が開きにくいし、
小さいカップでいいからと探しに行ったら、くまさんだのうさぎさんだの、
キャラクターだのの柄ばかりで、確かにかわいいけれど、
いかにも子供のもので代用している、というのがいやだった、と。
それで、シャレたデミタスカップにしたそうです。
毎日の暮らしで、普通に使っている食器が使えなくなる、
それは今の時代、いつまでも他人事ではなくなってきています。
本人が食べるにしても、介護してたべさせるにしても、
お互いにイライラとかハラハラとか、しないですむようにするのが、
本当のバリアフリーだと思うのです。
早速ひとつお願いして、今日届けていただきました。
「塗り」でこのカタチはほんとに珍しいです。
元々が「障害や介護」も含めてのデザインらしいです。
実はこれ、私が息子に食事をさせるために使います。
息子は自分では食事ができませんから、私がひとさじずつ食べさせていますが、
食事はミキサー食なので、どれも箸でつまめるようなものではありません。
スプーンを使います。そのとき、おかずやら主食やらで、
いくつかカップタイプのものを用意して使うわけですが、
こちらがひとつずつ手に持たないと、こぼれてしまったりするわけです。
それでいつもスープカップのような持ち手のあるものを使うのですが、
大きさとか使い勝手がいまいちのものばかり…。
小さいのは容量が足りないし、大きいとしっかりしすぎて重いし、
また、指をいれるところがたいがいは申し訳程度で小さいのです。
それで、これはまず軽いですし、持ち手が大きくて安心です。
ほんとにいいものを見つけていただきました。
この持ち手、障害者が自分で使うためのカタチです。
ふつう持ち手はこうやって持ちますが…(これでもいいんですけどね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d3/d561800902a9ce13a980c69a857c26ef.jpg)
障害があって手の力に不安があったりする場合は、こうやって使います。
落とす心配がないんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f0/d03a12ad48d194817b64ac501ef2be11.jpg)
たとえば、ご飯をたべるのに、普通のご飯茶碗だとちょっと不安があるから、
持ち手があったらいいなと思う。
だったらたとえばマグカップとかスープカップとか、
大きな持ち手のついているものを使えばいいじゃないかと、
単純に考えがちですが、その「持ち手」を普通に持つことが
困難な場合もあるのです。持つところが大きければいいってワケじゃないんですね。
持ち手の下が切れていないと、たとえば手や指をその持ち手から
はずそうとするときも、力のないひとや麻痺のある人には危ないのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/83/daa5fbcc0108b0e6c8bb8ba696e44f32.jpg)
妙に持ち手が大きいおかしなバランス…と思いますが、
このカタチ、障害者にはベストです。
また、私が使う場合でも、深く持ち込まなくても大丈夫なんですが、
このくらいの感じでも、こうして持つと安定がいいんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e1/be527b186f10d7e8f1e98af38684a396.jpg)
最近は、昔に比べて「障害者のための食器」も、
よくみるようになりました。
ただ、使う人の身になって…というのは、どうしても障害者がメインで、
介護者むき、というのはなかなかありません。
たとえば、この小さな湯飲みは、昔々、学校で保護者もどうぞと、
陶芸教室が開かれたとき、息子用の湯のみとして残りの土で試作したものです。
今じゃとてもこんな大きさでは足りませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b5/f6bb7d1027de46b23fe84edff5b1fae6.jpg)
なんでこんなカタチなのか。
これはこういう向きになります。へこませてあるのは持ちやすくするため。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e7/889cdcdb7445f6dfd768c2128a1ac820.jpg)
これは、抱きかかえて飲ませるとき、普通のコップや湯のみだと、
中に残っている分量が上からは見えにくいのです。
またちゃんと飲めているかどうかも確認しづらいんですね。
だからこうして呑口の反対側を下げておくと、よく見えるというわけ。
実際の使用例、息子が寝てるのでミッキーさんにオネガイしました。
普通の湯のみだと…上、カットしてあると下…中がよく見えるでしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/1926c6d699c253d06d888963aaa25df6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7e/f000b9caaf941477d84f4921b7b18b5a.jpg)
このカタチは、たとえば湯飲みの高さが8センチくらいあったとしても、
一部がカットされていますから、その分「容量」は減ります。
この手のくふうのあるコップはすでに市販されていますが、
病院用がほとんどなので、かわいい柄とか、渋い色とかがなかなかありません。
ネットでは見つけられますが、選択肢は少ないです。
こういうものが、当たり前に瀬戸物屋さんや食器売り場に置かれるようになると
いいんですけどね。
今は普段は透明のプラカップを使っています。透明なら見えますから。
以前友人が、お姑さんが使うのに、本人の口が開きにくいし、
小さいカップでいいからと探しに行ったら、くまさんだのうさぎさんだの、
キャラクターだのの柄ばかりで、確かにかわいいけれど、
いかにも子供のもので代用している、というのがいやだった、と。
それで、シャレたデミタスカップにしたそうです。
毎日の暮らしで、普通に使っている食器が使えなくなる、
それは今の時代、いつまでも他人事ではなくなってきています。
本人が食べるにしても、介護してたべさせるにしても、
お互いにイライラとかハラハラとか、しないですむようにするのが、
本当のバリアフリーだと思うのです。
事ばかりです。
手の平がすっぽり入る持ち手は、指力が
無くても安定して使えていいですね。
とんぼ様制作の湯のみも、さすが考えて
ありますね~、なるほど・・・と感心して
見せて頂きました。
その立場になるとわかるって、
けっこうあるんですよね。
便利道具はいろいろ出てますが、
このジャンルはまでまで少ないです。
介護用品も、もっとお洒落なものが増えるといいのですが。。。
でも、最近の介護用品売り場には、結構良いモノも出てきていますね。
使いやすいものもあるので、時折、介護用品売り場を
覗いてみたりします。
お洒落だったり、考えられているなぁ~って思うものも
たまに見つけますよね。
とんぼ様の湯のみも立派なユニバーサルデザインですよね。
それそれユニバーサル・デザイン。
よく見るようにしているのですが、
いまいちってのもありますね。
それでも、昔に比べれば…です。
まだまだですねぇ。