友人に「留袖用の帯揚げ・帯締めのセット頼める?」といわれまして。
手持ちもあるのですが、友人の年齢や環境(着物にうるさいおかたがそばに…)で、
自分で使うつもりだったものや、以前入手したものを出してきました。
私はこの先使うことは、まぁないだろう…と勝手に決めて、さてどれかいなぁ~~。
で、並べてみると、よしあし、というものがでてくるわけで。
こういうものは、めったに使わないものです。まぁ一度買っておけば、
元々ハデめのものですから、着物ほど年齢で細かく変えなくてもいいようなものです。
そしてあまりにも縁がなかったので、お話しもしなかったのですが、
礼装用の帯揚げ帯締めも、様がわりしているということ。
私が子供のころ、おぼろげな記憶ですが、留袖用はまだ「丸ぐけ」でした。
似ているので勘違いなさる方がいるのであえて書きますと丸ぐけは「布のひも」です。
中に綿が入っていて、ふっくらしています。
だんだん「組ひも」に変わってきたわけですが、私が嫁入りしたときは
「水引」と呼ばれる組みひもで、真ん中から金糸と銀糸に分かれているもの。
両方載っている写真がありました。これは昭和47年の本です。
右が豆ぐけ、左が平組の水引。
昭和40~50年代はまだこれが多かったです。
そのうちいつの間にか丸組がみられなくなり、みんな「平組」のものにかわりました。
一口に平組といっても格調高いと言われる「唐組」などです。
もうひとつ、帯締めの格は幅の広さでも問われるようになりました。
元々帯締めの幅って、広くなったり狭くなったりずいぶん変わってはいるのですが、
礼装用が「丸ぐけ」から組みひもにかわったことで、こちらはこちらで変遷してます。
今、礼装用の帯締めは、どっしりとしたものを使います。
振袖用の「丸組」なども、普段用の丸組より太くできています。
でもまだ礼装用が丸ぐけから組みひもに変わり始めのころは、
あんまり太さはいわなかったんですね。というより普段用が細い時代です。
上の左側の「平組の水引」もそうですがこちらの写真の丸組も、なんとなく貧弱ですよね。
このページにはほかにまだ二人写っていましたが同じでした。
ためしに手持ちを並べてみました。
写してから一本ずつにすればよかったと気が付きまして…。
見づらいですが、半分に折って並べてあります。右端が「丸組」ですが普段用。
礼装用がないので比較できませんが、今の振袖用はもっと太いですね。
右から二番目が、手持ちの「礼装にも使える」タイプ。
これだけだと良く分かりませんが、隣にに二本並べたのが普段用のもの。
こっちのほうが幅がせまいですね。ピンクとグリーンはこれで一本で、
実物は細かくキラキラが入ってます。
いくらラメ入りでキラキラがあっても、これは礼装には使えません。
実は、この帯締めの格ってのが、あちこちで色んなことが混じっています。
丸ぐけ・平組・丸組…というところがありまして、あらぁ丸組の方が上じゃないの?
と思ったのですが、帯締めの歴史そのものが浅いですから、
時代の変化が早くなり、それにあわせてどんどん変わっているのだろうと思います。
組み方だけでなく太さや色目にもよるのですが。
つまり、丸ぐけから組みひもにかわっていったとき、重厚感はまだ問われず、
「色」が重視された。ところが組みひも主流になり、
平組になったりしているうちに、豪華、という点で幅も広くなったのではないかと。
実は丸組の太いものは、ちょっとボリュームが出過ぎるんですね。
振袖なら華やかな着物には太いほうが映えます。
でも留袖だとちょっと出っ張りすぎ…
たぶんそれで使いやすい平組が主流になっていき、そうなると幅広のきんきらより、
色は元の丸ぐけの白を持ってきて、もように金銀を入れる…
これなら帯締めとお揃いになる、というところに落ち着いてきたのではないかと思います。
あくまで想像ですが…。
もうひとつはその「帯揚げ」、これもかわりましたねぇ。
昔は白の綸子、もしくは総絞りだったのですが、帯締めにも柄が入るようになって、
帯揚げにもお揃いで柄が入っています。しかも「ちりめん」。
トップ写真のものも「ちりめん」の表示で、浅いたてしぼがあります。
ちりめんの帯揚げは、本来「おしゃれ用・街着用」で、
帯でいうなら名古屋帯くらいまで、染めの着物といい着物には
「綸子・総絞り」だったんですけどねぇ。
ちなみに総絞りというのは、全部が鹿の子絞りのもの、
お太鼓の部分を絞っていないものは「中抜き」といいます。格下になります。
なんて言っても、これも今はかわっているのかも??
ただ、お太鼓や飾り結びでは、うしろで帯揚げが見えるところがあるので、
中抜きは礼装には使わないほうが…です。
まぁ今のちりめん帯揚げは、やわらかくシボが入っていますし、
私の紬用のちりめん帯揚げより、薄手ですし締めやすいとは思います。
元々帯揚げは振袖でもない限り、ドハデに見せることはないものですから、
ぺったりした綸子で十分だと思うのですが…。意識の変化と言いますか、
ゆったりふっくら…がいいようになったのかしらんと思ってます。
どっちにしたって既婚者は上から見なきゃ見えない程度にしかしめないんですけどねぇ。
私はちりめんの帯揚げは、ほとんど紬にしか締めません。
これは紬は全体にジミ目なものですから、少し華やかにと思う部分もあってのことです。
このことについては、やはり「今の方は普段着でも帯揚げの格がめちゃめちゃな人が多い」
「ちりめんは紬用」ということを書いておられる方がいました。
礼装からして崩れているんですから、これはもう
「留袖にピンクの帯揚げしなきゃいい」くらいになっていくのでしょう。
一応手持ちを並べてみました。左右の二枚は嫁入りに持ってきたものです。
右がちりめんポッテリです。真ん中が薄手ちりめんの礼装にも可のもの。
見えてませんが、宝尽くしの柄が飛んでいて金糸のししゅうがあります。
左が小紋など、染めの着物に締める綸子もの。
巻いてみるとこれだけ容量が違うわけで…。
まぁ、帯締めや帯揚げは、これからもいろいろかわっていくものだと思います。
ただ、質問サイトや着物関係のサイトなどを見ると
「留袖には白地」とだけしかかいてないことが多いです。
また質問者も「丸ぐけの帯締めを振袖にしめてもいいか」というようなことが…。
本来礼装は丸ぐけですから、いいんですが、
最近の丸ぐけは、染めのちりめん(しかもレーヨン)の
かわいい模様が入っていたりの「街着用」がほとんどです。
「帯や着物と色が合うから」だけで振袖に使うのは…と、そのアタリは思うわけです。
まぁ「礼装用」といって買いに行けば、それなりのものが出てきますから、
迷う心配はありませんが、(イマドキの)丸ぐけがかわいいからとか、
金がはいってるからとか、それだけでおしゃれ用を礼装用に締めてしまったり、は
ちょっとなぁ…と思います。
「こんな風にかわってきている、だからこれでもいい、これはダメ」という判断は、
付くほうがいい、つまりいつもいうように「いろんなことを知ってから考えて」なのです。
おまけ話ですが、最近のものでどうにも気に入らないのがこの「カメ」さん。
帯締めに通してぶら下げるようにできていますが…。
いやかわいいんですけどね…。
なんかゆかたのレース飾り、じゃありませんが、
付加価値のつもりでつけているのか、どうにも「よけいモン」みたいな気がしています。
最近は結婚式にも縁がないどころか、みんな式場で着替えるのか、
留袖で歩いているかたを見かけません。
だからこの「亀飾り」、一度も「実践ヘン」を見ていないのです。
かっこいいですかねぇ。
さて、まったく関係ないお話ですが「魚の目」、今日ポロリとはがれました。
クレーターのよーだ…。おかげさまで、取れた角質の真ん中に
針の先のようにとんがったのがついてましたから、芯まで取れたのだと思います。
指を押し付けても痛くありませんし…。
とれてもいい角質なのだから、ケガではないのに、
みごとに丸くあいた穴?をみていると、ちと「ヒイて」しまいました。
まだ皮が柔らかいので、今度はバンドエイドのお世話になっています。
ご心配ありがとうこざいました。
ちなみに、スピル膏は三個買いましたが、三個目は一枚使っておわりました。
最初のころ慣れなくて貼り損ねたり、きになってすぐ替えたりしていましたから、
使いすぎたと思います。切手ケースは二個でおわりました。
手持ちもあるのですが、友人の年齢や環境(着物にうるさいおかたがそばに…)で、
自分で使うつもりだったものや、以前入手したものを出してきました。
私はこの先使うことは、まぁないだろう…と勝手に決めて、さてどれかいなぁ~~。
で、並べてみると、よしあし、というものがでてくるわけで。
こういうものは、めったに使わないものです。まぁ一度買っておけば、
元々ハデめのものですから、着物ほど年齢で細かく変えなくてもいいようなものです。
そしてあまりにも縁がなかったので、お話しもしなかったのですが、
礼装用の帯揚げ帯締めも、様がわりしているということ。
私が子供のころ、おぼろげな記憶ですが、留袖用はまだ「丸ぐけ」でした。
似ているので勘違いなさる方がいるのであえて書きますと丸ぐけは「布のひも」です。
中に綿が入っていて、ふっくらしています。
だんだん「組ひも」に変わってきたわけですが、私が嫁入りしたときは
「水引」と呼ばれる組みひもで、真ん中から金糸と銀糸に分かれているもの。
両方載っている写真がありました。これは昭和47年の本です。
右が豆ぐけ、左が平組の水引。
昭和40~50年代はまだこれが多かったです。
そのうちいつの間にか丸組がみられなくなり、みんな「平組」のものにかわりました。
一口に平組といっても格調高いと言われる「唐組」などです。
もうひとつ、帯締めの格は幅の広さでも問われるようになりました。
元々帯締めの幅って、広くなったり狭くなったりずいぶん変わってはいるのですが、
礼装用が「丸ぐけ」から組みひもにかわったことで、こちらはこちらで変遷してます。
今、礼装用の帯締めは、どっしりとしたものを使います。
振袖用の「丸組」なども、普段用の丸組より太くできています。
でもまだ礼装用が丸ぐけから組みひもに変わり始めのころは、
あんまり太さはいわなかったんですね。というより普段用が細い時代です。
上の左側の「平組の水引」もそうですがこちらの写真の丸組も、なんとなく貧弱ですよね。
このページにはほかにまだ二人写っていましたが同じでした。
ためしに手持ちを並べてみました。
写してから一本ずつにすればよかったと気が付きまして…。
見づらいですが、半分に折って並べてあります。右端が「丸組」ですが普段用。
礼装用がないので比較できませんが、今の振袖用はもっと太いですね。
右から二番目が、手持ちの「礼装にも使える」タイプ。
これだけだと良く分かりませんが、隣にに二本並べたのが普段用のもの。
こっちのほうが幅がせまいですね。ピンクとグリーンはこれで一本で、
実物は細かくキラキラが入ってます。
いくらラメ入りでキラキラがあっても、これは礼装には使えません。
実は、この帯締めの格ってのが、あちこちで色んなことが混じっています。
丸ぐけ・平組・丸組…というところがありまして、あらぁ丸組の方が上じゃないの?
と思ったのですが、帯締めの歴史そのものが浅いですから、
時代の変化が早くなり、それにあわせてどんどん変わっているのだろうと思います。
組み方だけでなく太さや色目にもよるのですが。
つまり、丸ぐけから組みひもにかわっていったとき、重厚感はまだ問われず、
「色」が重視された。ところが組みひも主流になり、
平組になったりしているうちに、豪華、という点で幅も広くなったのではないかと。
実は丸組の太いものは、ちょっとボリュームが出過ぎるんですね。
振袖なら華やかな着物には太いほうが映えます。
でも留袖だとちょっと出っ張りすぎ…
たぶんそれで使いやすい平組が主流になっていき、そうなると幅広のきんきらより、
色は元の丸ぐけの白を持ってきて、もように金銀を入れる…
これなら帯締めとお揃いになる、というところに落ち着いてきたのではないかと思います。
あくまで想像ですが…。
もうひとつはその「帯揚げ」、これもかわりましたねぇ。
昔は白の綸子、もしくは総絞りだったのですが、帯締めにも柄が入るようになって、
帯揚げにもお揃いで柄が入っています。しかも「ちりめん」。
トップ写真のものも「ちりめん」の表示で、浅いたてしぼがあります。
ちりめんの帯揚げは、本来「おしゃれ用・街着用」で、
帯でいうなら名古屋帯くらいまで、染めの着物といい着物には
「綸子・総絞り」だったんですけどねぇ。
ちなみに総絞りというのは、全部が鹿の子絞りのもの、
お太鼓の部分を絞っていないものは「中抜き」といいます。格下になります。
なんて言っても、これも今はかわっているのかも??
ただ、お太鼓や飾り結びでは、うしろで帯揚げが見えるところがあるので、
中抜きは礼装には使わないほうが…です。
まぁ今のちりめん帯揚げは、やわらかくシボが入っていますし、
私の紬用のちりめん帯揚げより、薄手ですし締めやすいとは思います。
元々帯揚げは振袖でもない限り、ドハデに見せることはないものですから、
ぺったりした綸子で十分だと思うのですが…。意識の変化と言いますか、
ゆったりふっくら…がいいようになったのかしらんと思ってます。
どっちにしたって既婚者は上から見なきゃ見えない程度にしかしめないんですけどねぇ。
私はちりめんの帯揚げは、ほとんど紬にしか締めません。
これは紬は全体にジミ目なものですから、少し華やかにと思う部分もあってのことです。
このことについては、やはり「今の方は普段着でも帯揚げの格がめちゃめちゃな人が多い」
「ちりめんは紬用」ということを書いておられる方がいました。
礼装からして崩れているんですから、これはもう
「留袖にピンクの帯揚げしなきゃいい」くらいになっていくのでしょう。
一応手持ちを並べてみました。左右の二枚は嫁入りに持ってきたものです。
右がちりめんポッテリです。真ん中が薄手ちりめんの礼装にも可のもの。
見えてませんが、宝尽くしの柄が飛んでいて金糸のししゅうがあります。
左が小紋など、染めの着物に締める綸子もの。
巻いてみるとこれだけ容量が違うわけで…。
まぁ、帯締めや帯揚げは、これからもいろいろかわっていくものだと思います。
ただ、質問サイトや着物関係のサイトなどを見ると
「留袖には白地」とだけしかかいてないことが多いです。
また質問者も「丸ぐけの帯締めを振袖にしめてもいいか」というようなことが…。
本来礼装は丸ぐけですから、いいんですが、
最近の丸ぐけは、染めのちりめん(しかもレーヨン)の
かわいい模様が入っていたりの「街着用」がほとんどです。
「帯や着物と色が合うから」だけで振袖に使うのは…と、そのアタリは思うわけです。
まぁ「礼装用」といって買いに行けば、それなりのものが出てきますから、
迷う心配はありませんが、(イマドキの)丸ぐけがかわいいからとか、
金がはいってるからとか、それだけでおしゃれ用を礼装用に締めてしまったり、は
ちょっとなぁ…と思います。
「こんな風にかわってきている、だからこれでもいい、これはダメ」という判断は、
付くほうがいい、つまりいつもいうように「いろんなことを知ってから考えて」なのです。
おまけ話ですが、最近のものでどうにも気に入らないのがこの「カメ」さん。
帯締めに通してぶら下げるようにできていますが…。
いやかわいいんですけどね…。
なんかゆかたのレース飾り、じゃありませんが、
付加価値のつもりでつけているのか、どうにも「よけいモン」みたいな気がしています。
最近は結婚式にも縁がないどころか、みんな式場で着替えるのか、
留袖で歩いているかたを見かけません。
だからこの「亀飾り」、一度も「実践ヘン」を見ていないのです。
かっこいいですかねぇ。
さて、まったく関係ないお話ですが「魚の目」、今日ポロリとはがれました。
クレーターのよーだ…。おかげさまで、取れた角質の真ん中に
針の先のようにとんがったのがついてましたから、芯まで取れたのだと思います。
指を押し付けても痛くありませんし…。
とれてもいい角質なのだから、ケガではないのに、
みごとに丸くあいた穴?をみていると、ちと「ヒイて」しまいました。
まだ皮が柔らかいので、今度はバンドエイドのお世話になっています。
ご心配ありがとうこざいました。
ちなみに、スピル膏は三個買いましたが、三個目は一枚使っておわりました。
最初のころ慣れなくて貼り損ねたり、きになってすぐ替えたりしていましたから、
使いすぎたと思います。切手ケースは二個でおわりました。
娘の結婚式の時には、先生に教えて頂いて
金ちらしの丸組を組みました。
帯締めの幅も微妙ですね。
先日デザイナー会のおり、小柄な先生が
普通幅ぐらいだったと思いますが、この幅
だとよけい背が低くみえると言っておられ
ました。
魚の目の芯まで取れてよかったですね。
やはり早めに取るのがいいのでしょうね。
私は何度もしてみたんですが、途中で
ズキン、ズキンと痛んで諦めました。
羽二重より縮緬の時代ですから、縮緬の地位向上が流行でしょうか。
帯や小物は長着より格上もしくは同等の素材、基本は変わっていないんだとは思います。
帯締めは基本がわからないので、見た目で判断しています。フォーマル系は高麗組が流行かしら。小物を流行のものに替えると今風になりますね。
コメントするのは初めてです。
中抜きの帯揚げ、私が20年ほど前に探していた時には、デパートでも呉服屋でも「総絞りは振り袖にしか使わない。訪問着は綸子で、せいぜい中抜きじゃないとおかしい」って言われました。結局気に入ったものが無く、買わずに終わってしまいましたが、、、
売る人からしてそうですから、もう何が何やら状態なのかもしれないですね。
亀の帯飾り、可愛いですよ笑
ただ留め袖には私もちょっと、、、と思いました。
お正月の晴れ着にちょっとつけたら可愛いかな。と。
そう思うとちょっと欲しいです。
デパートなんかにありますかね?
嫁入りの時の「水引」の丸組は、
今見ると貧弱です。幸か不幸か、
留袖を着る機会がないままきまして、
40代で買いなおしたのは、やはり今風。
気が付かないうちにかわってきているんですね。
なるほど「全体から見たとき」にも影響が
あるんですねぇ。
ほんとに微妙なものですね。
魚の目、まだ真ん中に白っぽい小さい点が
ちょっと見えのです。
まんなかだけは、スピル膏を小さく切って
もう少しはつておくとよい…らしいので、
残っていたのを切ってもう一度貼りました。
もう少し様子見ます。
でも痛みはぜんぜんなくなりました。
ひどくなるとやはり外科的な治療が
必要なんだそうですね。
なる前は、魚の目はタコの親分、くらいにしか
思っていませんでしたが
大変なものなんですね。
陽花様もお大事になさってください。
呉服屋さんが、同じちりめんでも、
今は梨地のような、柔らかいものが好まれる、
といっていました。
しゃきっとしたり、つるんとしたり、は、
ハヤリじゃないんですねぇ。
昔のように「帯は倍がけにしておけば
間違いない」とか、
「小物を上(ランク)にしといたらいい」とか
そういう「お題目」みたいな知恵が
通じなくなりました。
高麗組にしておけば間違いない、みたいですね。
私も礼装のときは、最近呉服屋さんに聞いてから…。
なんか落ち着きませんわ。
コメントありがとうございます。
古い付き合いの呉服屋さんだと安心なんですが、
知らないところでは、まず店員さんのレベルを
感知してから???話したりして…。
いろいろかわることはあるけれど、
断定的なことだけ言われると、かえって不安になります。
だから着物は難しい…なんていわれてしまうんですよね。
「亀さん」そうですね、かえって帯飾りみたいに
晴れ着に使ったほうがかわいいかもですよね。
さて、これだけ売っているかどうか…。
実はウチに10個くらいあったと思うんですが…。
どこに入れたものやら…。
出てきたらアップしましょうね。
お譲りできますから。
出てくる事を祈っております^^;
しかし10個もあるのですか。
何やらおめでたい感じでうらやましいです笑
流行りがあったんですかね???
いえいえ、出てくるとは思うんですが…で
ごめんなさい。捨ててはいませんので。
今、ちょっとお休みしていますが、
以前はHPやヤフオクで、和小物やハギレなど
販売していましたので、我が家には
いろいろと、わけのわからんものまで
あるんですー。ゴミやしきになりつつあります。
私なども昭和一桁の母の価値観そのままですから、丸ぐけは正装用とこびりついていて、??でした。
でも、使ってある布が安っぽければやはりそれなりにしか見えないんだ・・・ということは学びました。
帯揚の量って私にとっては結構大事でして、縮緬のふっくら具合が使い易いです。
綸子や夏の絽のものは前部分が貧弱になってしまって、どうも巧く決まらないんです。
今のものは若い方を意識しているのか、
とても太いんですよね。
普段用の丸ぐけは、ハギレで作りますが、
普段用は細いことのかっこよさがある…
というのが、なかなかねぇ。
綸子は幅があってもどうしてもぺっタンコになりますよね。
私も綸子の時は、帯枕は紐でしっかり、
帯揚げは結ばず交差でふくらませてます。
真ん中が落ち着いてくれないのが難点ですが。