「ひらがな暦」という本です。絵と文は「おーなり由子」さん。
新潮社の発刊です。何しろ「暦」というだけあって、1日1ページ、
366日分ですので、分厚いです、でもやさしい本ですよ。
暦にある「立冬」とか「ナントカ記念日」というようなものについて、
その日に書かれていることもあれば、その季節その日に感じたことが
書かれていることもあります。下のほうには「今日は何の日」とか、
その季節にふさわしい花や生き物のことなどが書かれていたり…。
私がうふっと笑った文…
三月十三日 菜の花サンドイッチ、
「なたねのサンドイッチ、したろか」母親は、やわらかい入り卵のことを
「なたね」という…。
このサンドイッチを食べたときの春待つ心…を書いています。
実は私の母も、いり卵のことを「なたね」といいます。
作者のお母様は、お料理上手で「なたね」はふっくら半熟の、
「やさしいお花満開なたね」だったようですが、私の母は基本的に料理ダメで、
「全部火が通るまで炒りきってしまう」、したがってお皿に盛られるのは
いつも「まわりを枯れたなたねで縁取ったもの」でした。
そんなことをふと思い出すと、ああ「暦」というのは、
世間様の毎日の暮らしでの何々の日、というだけでなく、
人それぞれの「歴史の一日」でもあるのだなと、そんな風に思いました。
「ブログネタ」のないときは、ヒントもらおう…と、
すぐにそういうことを思いつくあたしって…。
で、昨日の帯ですが、ざっとふくろから出してみただけで、
ちゃんと調べていませんで、まぎれていたメモの
「全通」というのをこの帯全部のことだと鵜呑みにしておりました。
あけて広げたところ、全て「六通」でした。訂正でーす。
緑色のものに両脇がちょっとヤケがあったりです。
ちょっと写真では分かりにくいのですが、こちら。
下が少し解けています、でもここは界切り線の下なので、中に入ってしまいます。
フチのヤケですが、わかりますでしょうか、ほんのわずかです。
これが一番状態が△印…、あとはそれほどでもありません。
たとえば柄のいいところを選んで半幅にする、
「高瀬舟」とか「花文庫」とか、結び方を工夫すれば、
小紋などに締めて、十分外出できます。
また、お太鼓と前にきれいな部分が来るように切ってうまくつないで、
作り帯にし、残りで小さいバッグでも作れば「帯とおソロ」になります。
まぁそんな可能性も考えて、アンティークではないんですが(3~5年位です)、
販売価格を決めたいと思っています。
さぁて、シゴトしようとしても、この天気…いや別に帯を洗おうなんて、
思っているわけではないんですが、こちらは朝のうちだけ「晴れ」、
午後からはもうすーっかり曇り空で、夜は雨だそうです。
秋ってもっと日本晴れがつづくんじゃなかったでしたっけ?
うっとおしいよぉ…。
新潮社の発刊です。何しろ「暦」というだけあって、1日1ページ、
366日分ですので、分厚いです、でもやさしい本ですよ。
暦にある「立冬」とか「ナントカ記念日」というようなものについて、
その日に書かれていることもあれば、その季節その日に感じたことが
書かれていることもあります。下のほうには「今日は何の日」とか、
その季節にふさわしい花や生き物のことなどが書かれていたり…。
私がうふっと笑った文…
三月十三日 菜の花サンドイッチ、
「なたねのサンドイッチ、したろか」母親は、やわらかい入り卵のことを
「なたね」という…。
このサンドイッチを食べたときの春待つ心…を書いています。
実は私の母も、いり卵のことを「なたね」といいます。
作者のお母様は、お料理上手で「なたね」はふっくら半熟の、
「やさしいお花満開なたね」だったようですが、私の母は基本的に料理ダメで、
「全部火が通るまで炒りきってしまう」、したがってお皿に盛られるのは
いつも「まわりを枯れたなたねで縁取ったもの」でした。
そんなことをふと思い出すと、ああ「暦」というのは、
世間様の毎日の暮らしでの何々の日、というだけでなく、
人それぞれの「歴史の一日」でもあるのだなと、そんな風に思いました。
「ブログネタ」のないときは、ヒントもらおう…と、
すぐにそういうことを思いつくあたしって…。
で、昨日の帯ですが、ざっとふくろから出してみただけで、
ちゃんと調べていませんで、まぎれていたメモの
「全通」というのをこの帯全部のことだと鵜呑みにしておりました。
あけて広げたところ、全て「六通」でした。訂正でーす。
緑色のものに両脇がちょっとヤケがあったりです。
ちょっと写真では分かりにくいのですが、こちら。
下が少し解けています、でもここは界切り線の下なので、中に入ってしまいます。
フチのヤケですが、わかりますでしょうか、ほんのわずかです。
これが一番状態が△印…、あとはそれほどでもありません。
たとえば柄のいいところを選んで半幅にする、
「高瀬舟」とか「花文庫」とか、結び方を工夫すれば、
小紋などに締めて、十分外出できます。
また、お太鼓と前にきれいな部分が来るように切ってうまくつないで、
作り帯にし、残りで小さいバッグでも作れば「帯とおソロ」になります。
まぁそんな可能性も考えて、アンティークではないんですが(3~5年位です)、
販売価格を決めたいと思っています。
さぁて、シゴトしようとしても、この天気…いや別に帯を洗おうなんて、
思っているわけではないんですが、こちらは朝のうちだけ「晴れ」、
午後からはもうすーっかり曇り空で、夜は雨だそうです。
秋ってもっと日本晴れがつづくんじゃなかったでしたっけ?
うっとおしいよぉ…。
初めて知りました。そういえばフワッと
した黄色い感じが菜の花に似ていますものね。
こういうやさしい本、疲れない本て読んでいても
ほっこり出来ていいですね。
特に名古屋帯の長さになっていると締めやすくていいので、私はそれほど上等ではない袋帯を芯無しでタレを名古屋帯のように折りあげて端だけ閉じて名古屋帯化して締めています。
名古屋帯のように結んで、できあがりは二重太鼓という訳なので名古屋帯化の袋帯と呼んで重宝しています。各種色が揃っているといろんな色の着物に合わせられるので便利です。タレ先が変色していても折ってしまうので見えませんしね。
ミモザの花の黄色と なたねの花の黄色。
自然界の花の名前がお料理の名前・・・
母は京都なんですが、
いなかの言い方なのかもしれませんね。
なるほどふっくら作ると「菜種の」みたいです。
この本、1チページずつなのも、パッと読めて、
とてもいいですね。
うまこ様
私も袋帯、結構好きです。
柔らかくないとですが。
使いやすい、もう少し柄の小さいのが
あるといいのですが、今回は大柄ばかりです。
惠様
自然の色が一番いいですね。
なたねとかミモザとか、おいしい感じがします。
卵焼きとゆで卵、両方食べたくなりました。
お弁当箱のふたを開けると
黄色い色がきれい
なたねのお汁がごはんにしみこんで
あぁ・・・おかあさんのお弁当
おいしかったなぁ
なつかしいですねぇ、母のお弁当もそうでした。
たまーにゴマがかかっていると、
「あっ今朝はちょっと時間があったんだな」なんて。