羽織の解きを洗いました。

昨日のうちに伸子を済ませました。
まだ袖などは残っていますが、身頃だけはサッパリしました。
ところが～、解く前は薄くて気がつかなかったのですが、
片身頃にとんでもなくおぉぉきなシミがぁっ！
見えやすいように色かえてあります。見えますか、ど真ん中の大きいの…。
こんなのがふたつもあるんですよぉ。荒ってもダメでした。


　　　　
　　　

この色のシミは一番「やってみなけりゃ取れるかどうかわからないタイプ」。
一応、聞いてみようと思っていますが、いつつけたものかわからないだけに、
期待ウスです。とてもいい柄なので、裏を無地にして帯にしたら
雰囲気のある粋な帯になるんじゃないかと思っています。
まずは「おたずね」してみます。あ～ぁですー。

ところで、羽織のように、とちゅうから幅のかわるものの伸子張りは、
こんなふうにします。


　　　


洗う前にこんな感じで、糸で吊っておくわけです。
糸が白くて全然見えないので、ちと線をひきました。
私はいつも加減がヘタなので、つり具合が悪いときに備えて二箇所つってます。
つれすぎの時は、外側を切るわけです。


　　　


この羽織はイマドキもので、ちりめんでもほとんど縮まないので
これでしましたが、古いちりめんで縮みが大きいものは、
ちょっとやりたくありません。
それというのも、幅が狭くなると、ご覧のとおり、
いつもの伸子が長いのでたわみが大きくなります。
幅に合わせて少し短い伸子をそろえればいいのですが、買ってないんです。
手持ちの伸子のなかで細めのものを選んで使っているのですが、
うんと縮むちりめんだと、反幅部分の伸びと、狭いところの伸び加減が
変わるような気がして心配なのです。
これをやったときは、うっかり太いものをやってしまい、
一本、バキッと折ってしまいました。
元々ちょっと弱っていたみたいなんですけれど…。


追記です…
陽花様のコメント拝見して、あっ言葉足らずだわときがつきまして…。
通常の羽織の解きの場合は、着物と同じで全部端縫いします。
今回は、シミがあって羽織にならないとわかった時点で、
身頃と袖だけ伸子張りしよう、と思ったので、端縫いはしませんでした。
また古い着物を解くと、ほんとにつぎはぎで、別布がついであったりで
同じ布では反幅にならない場合があります。
そんなときにもこのテを使うわけです。
そんなわけで「羽織りの伸子張りの仕方」、ではありませんね。すみません。



さて、本日は気温は高かったものの、曇りでちと涼しかったです。
ひっさしぶりに息子が施設にいけたので、それーっとまた買出し部隊！
今日は振込みなどもあったのです。あちこち行きまくりました。
そして郵便局で見つけたのがこの切手。
こちらは「少年サンデー」


　　　　　　　


こちらが「少年マガジン」


　　　　　　　


懐かしい～なんて思ったのですが、よくよくみれば、
私がちゃんと見て知っているものは…エイトマンと００９だけじゃん…。
しかもマンガじゃなくてアニメですがな。
タイトルは全部知っているのに…。
この切手は、どのマンガも左が切手で、右側は残ります。シールになりますね。
えっ？使うの？はい、とんぼは切手コレクターではありませんので、
ジャッカジャカ使ってしまいます。だって楽しい切手やきれいな切手は、
手紙を受け取ったほうも楽しいでしょ。
でも…目上の人に「おそ松君」はマズイか…。

そしてこちらは「両陛下のご結婚満５０年記念」、


　　
　　

ウチはやっと３０年越えましたが、あと２０年、持たせるぞっ！
とーちゃんがんばれっ、アタシは平気だから。