ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

当世バナシも「連休?」

2013-05-05 15:05:35 | つれづれ

 

連休にはおよそ関係ない我が家なのですが、友人がご飯食べに来たり、

お菓子もって立ち寄ってくれたり、合間に京都から「たけのこ」が届いたり…。

で、今日は当世バナシもちとお休みいただきました。

 

たけのこ、ありがたいんですよー、でもねぇ、でかいとゆでるのがたいへんなんじゃぁぁぁ。

ずっと実家に送ってきたのをおすそ分けでもらっていましたので、ほとんど手間ナシで来たのですが、

今年はまたでかいのをドーンと…嬉しいのと同時に「ゆでるんかい、これ全部…」。

文句言っちゃいけないと思い、まずは脚立を出して、棚の上の奥深くしまいこんである、

我が家で一番大きいなべをおろしました。なんたって、学校でおでん作る…なんてときに使うタイプの特大。

以前小さいのを直で送ってもらったときは、普段のシチューなんかのナベに、なんとか入りそうだったので、

皮をむいてゆでたのですが、今回は大鍋なので、正統派?で皮つけたまま。

糠も入れてきてくれたので、めんどくさいといいながらも、ちゃんとやりました。

ただいま冷めるまでほったらかし中。これで皮むくと、小さくなっちゃうんですよねぇ。

それでも、父と我が家では十分ですから。

 

さて、たけのこご飯と、若竹煮と、てんぷらもいいかな…誰かつくっておくれ…

と思いながら、ふと流しを見ると…ぎょぇーっ!たけのこの太いところが3センチほどコロリン…。

しまった!ちょっと大きくてナベに入らなかった根っこのとこ、カットしていっしょに入れようと思ってたのに。

入れ忘れてしもーた。もう糠は使っちゃってるし、しかたなくお米をちょいと掴んで、

馬蹄みたいなかっこの根っこを別の小鍋でグツグツ…あぁどうしてこうそそっかしいのだろ。

で、この「馬蹄たけのこねっこ」は、結局、残り物のえのきと、おあげさんとで炊き合わせました。

んまいっ!やっぱり京都のたけのこは、太いとこでも柔らかくておいし。

 

というわけで、5月の味覚、しばらく堪能できそうです。 


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10 コメント

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Unknown (天鼓)
2013-05-05 23:40:50
筍、もうこれが最後の時期ですね。
私も2日から田舎に帰って、筍貰ってきました。
ありがたいことにあく抜き済み、今日は早速筍ごはんとお味噌汁にしましたが、当分楽しめるくらいたくさんありますので、きっちり保存しなければ。

気になっていたのですが、紬の訪問着(振袖)のお話のとき、「紬糸を績む」という表現があったのですが、「績む」のは麻の類のみ、紬糸は「紡ぐ」か「糸を取る」と言うようです。
「績む」というのは、麻や糸芭蕉など、繊維にする茎や表皮を裂いて細くしたものを、撚り合わせて(喜如嘉の芭蕉布は結び合わせます)つないで長い糸にしていく作業を指します。
麻や芭蕉以外にも、自然布の系統、藤や葛なんかも、ある程度の長さの繊維を結び合わせたりしてつないでいきますので、「績む」と言うかもしれません。
紬糸は、繭や真綿から糸を引き出していくので、「績む」のとは違う作業になります。
結城や久米島では、「糸を取る」と言っているようですが、一般的に何というか、ちょっとわかりませんでした。

お端折りの話、着方の話など、おもしろかったです。
お端折りは、江戸時代の浮世絵、明治時代の写真のあとがどうも空白だったんですが、戦後もしばらくはあまり気にされてなかったんですね。
いまは、長さとか、ぴたっと体に沿うようにとかうるさく言うようですが…。
着付師のお仲間は、着付け教室にしっかり通った方とか、長年結婚式場などで着付けをしていた方なので、どうしてもそういう雰囲気ですので、なるたけ気をつけてます。
が、もともと母や祖母に着せて貰っているうちに高校くらいには何となく着れるようになっていた(お太鼓の結び方は習いに行きました)ので、気をつけても適当なようです。
あと、私は未だに胸が薄くて襟が開いてきてしまうのですが、これは着付仲間のいうように補正してみたらましになりまして、納得したのですが、普段は面倒なので直しながら着てたらいいかなあと思ってます。
きちきちの襟合わせ、オークションを見ているとああいう襟合わせで人形に着せている業者の方があるのですが、なんで女物をあんな風に着せるのか…と思っていたら、ああいう時代もあったんですね。
子供の浴衣やウールだと、あんな着せ方かなあと(着ているうちに前が開いてもどうせ直さないから)思うのですが。
メリハリがわかるような着付けを目指していた時期もあるようですし、着付けにもゆっくりですが流行り廃りがあるんですね。
私は、篠田桃紅さんとか、鶴見和子さんの着方が好きなんですが、ああいう風になるにはまだまだ掛かりそうです。
絶対流行りそうにない着方だし…。
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瓶詰 (うまこ)
2013-05-05 23:40:58
今年は瓶詰に挑戦しました。
ジャムなどは砂糖がたっぷり入っているので、
沸騰している状態でビンに詰め、
蓋をしたら逆さまにするだけで
ビンの裏も殺菌されるようですが
たけのこの水煮はそれだけでは不足で
昔風に軽く蓋をして瓶ごと茹でて
さらにしっかり蓋をしめて、逆さにして再びゆでる。
そうすると相当長期間大丈夫、
ということで試してみましたが・・・・どうなりますか。
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Unknown (とんぼ)
2013-05-06 01:01:02
天鼓様

ご教授ありがとうございます。
ややこしいのですが、紡績と書いた場合、「紡」は糸を撚り合わせることをいい、
「績」は糸を引き出すことをいいます。
なので、植物繊維も動物繊維も、糸を引き出すのは「績む」ということ、だと私は思っております。
元々、糸車を使って糸を作ることを「紡」と書いて糸紡ぎといいますし、
基本的に「紡ぐ」と「紬」は、どちらも「つむぐ」と読みますから、わかりづらいですが…。
生糸の場合は繭がすでに糸巻きのような状態ですから、ここで索緒し、正緒を探り出したら
すぐに操糸して撚りながらまきとります。
だから「紡ぐ」ことになるわけです。
繭の場合は糸取り、とか糸引きと言いますし。
真綿であれ、麻であれ、最初は糸でないものを糸にする作業、と
私は解釈しているのですが、なにしろ専門家ではありませんので、ご了承ください。
元々シロウトは績んでいようが紡いでいようが、あまり関係ありませんから、
紬はコツコツとつむいだ糸から出来ているから「つむぎ」となった…ですしね。

私は天鼓様のように、たくさん本もよんでおりませんし、
実際天鼓様の方が、
私よりもよっぽど物知りでいらっしゃると、いつも思っております。
やはりマチガイでしたら、またご指摘ください。

私はたぶん初めて「本裁ちの着物」をつくってもらった中2のときから、着始めたと思います。
おたいこも母に習いました。
どこへも習いにいっていないので、全て我が家流です。
私も若いころは胸が薄かったので、補正をしておりました。
今は余分な肉は付きましたが、鎖骨の下辺りのへこみは、体格でしょうか、
そのままですので、肌じゅばんにパッドを入れております。
できるだけ補正はしたくないほうですので、苦労します。

オークションの場合は「着付け」を見せるのが目的ではありませんから、
着るとこんな感じ、ということがわかるように着せているのだろうと思っています。

着方についてはどこまでも自己流ですので、目標とする人もいないのですが、
叶わない夢で「雰囲気だけは『築地明石町』を目指したいと思っていますが…ムリだって。
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Unknown (とんぼ)
2013-05-06 01:09:23
うまこ様

手間がかかりますよね。
私は、瓶詰めはイトコが季節はずれ用?に送ってくれるので、
プロが作ったものを使っていますので、手間ナシですー。
以前、瓶詰めの消毒は煮沸で心配な場合は、哺乳瓶の殺菌用のえーと、
あれは息子のとき使ったことがありました「ミルトン」、あれを使っていると、
どこかのサイトで読んだ記憶があります。
あと、中身を入れた瓶に水を注ぎ、ビンの口の表面張力を利用してもりあげ、
ラップをぴたりと乗せて一気にキャップをする。
これで空気がはいらないと。
ラップしてふた、は、私普段の瓶詰めでもやっています。
フタの裏側が気になるので。
あけるときは切れてしまうので、取替えが面倒ですが。
たけのこ、持つといいですね。
今日、実家の父と分けたので、お互いお隣さんへのおすそ分けで、
ちょうど残らず食べきれそうです。
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Unknown (古布遊び)
2013-05-06 17:02:01
うわあ~
おいしそうな筍ですねえ。。。

しかし、わかりますよ。私もそうなんです。大鍋を出すところから始まり、茹でるのも結構大変な仕事ですよね。
おまけにホント小さくなるし(笑)。今度はそれを親戚に配って歩いて。。。
ああ、疲れるという筍ですが、おいしいんですよねーこれがー

筍ごはんが食べたくなりました!
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Unknown (陽花)
2013-05-06 17:55:51
筍は皮つきのまま茹でるとえぐくならないと
言いますから私も皮付きのままで茹でますが、
本当に大きなお鍋が必要ですね。
茹でた後はごみの方が多くて・・・
でもやっぱり旬の筍美味しいですね。
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Unknown (とんぼ)
2013-05-06 19:11:48
古布遊び様

おかげさまで、あと1個しか残っておりません。
これは何かと炊き合わせ…の予定です。

おなべ、おおきいもんですから、ガス台の上で
コケやしないかと思ったり、
だいたい沸騰するまで時間のかかること…。

幸い我が家は父のところだけでしたので
配る手間は省けましたが、口に入るまでの
工程の多いこと…。
それでも「来年もよろしく」と思う私です。
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Unknown (とんぼ)
2013-05-06 19:15:12
陽花様

やっぱり皮むくより、いい感じです。
まぁおっしゃるとおり、ゴミの出ること出ること。
大きな箱で届いたのですが、茹で上がって皮むいたら、
三分の一の箱でくるわ…です。

父が洗って伏せてあったなべを見て、
合宿とかお祭用だな…。そーなんです。
まぁよくとってありましたわ。
5年にいっぺんくらいしか使いません。
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Unknown ()
2013-05-06 22:32:50
久し振りに 自宅に帰ったら
玄関のたたきに とても大きな筍ととても小さな筍が
ごろりと転がっていました。
聞いてみれば 娘が頂いたものの
こんなに大きな物は堅くて食べられないだろうと放置しておいたとの事。
確かに 包丁を入れた時の力の必要さ
食べられるか???
繊維質のみ??? などと思いながら
糠も無く お米のとぎ汁も無い為に
お米を一つかみ入れて 湯掻きました。
昔 筍の塩漬けにも挑戦しましたが 
結局は食べずじまい。
新鮮なうちが美味しいかな
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Unknown (とんぼ)
2013-05-07 19:16:06
惠様

食べ物に旬がなくなってますから、
手間はかかっても旬はいいですね。
硬かったですか?
こちらのは、太いものもザクッと切れましたよ。
繊維質は体にいいし?お楽しみください。
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