とても古~い「切符」です。同じものが連番で2枚、
1枚は日付がわかりやすいように立てました。
なんと24.1.16の日付です。これは、古い羽織から出てきました。
どこからどう人の手を伝わってきたのか、今となってはわかりませんが、
着物と一緒に袂の底で眠っていました。
切符には「京都より(復)元八幡ゆき 4日通用 往復31圓 小/元」
の文字があります。往復切符の半券、帰りの分ですね。
パンチが入っていますから、列車には乗ったのでしょうが、
なぜか、駅ではださなかったのですね。もしかしたら「無人駅?」
この「元八幡」と言う駅を探してみたのですが、さて、どこの「元八幡」なのか。
もう駅名もかわっていることでしょうし、まったくわかりませんでした。
京都近辺であるとは思うのですが・・・。
ただ、「京都」と「元八幡」で検索したところ、
源頼義(よりよし)が、京都の岩清水八幡を鎌倉に移し(分祀と思います)、
その後「源頼朝」が場所を鶴岡に移したたものが、今の鎌倉の鶴岡八幡宮」で、
最初に祭られた場所は、その後「元八幡」と呼ばれるようになったとありました。
源頼義は河内源氏2代目、関東に進出し坂東武者として名をはせた人です。
まぁこれは余分なことでして、「元八幡」という駅はないようですし、
当時京都から鎌倉まで31圓ではムリだと思いますから、余談ということで・・。
この切符の主は、どこへ何をしにいったのでしょう。
この切符が入っていたのは、中年向きのジミな、ごく普通の羽織でした。
さしていいものでもなく、かといって安物ペラペラでもない・・。
当時列車ででかけるというのは「おでかけ」であったと思います。
連れはご主人かな?切符をなくさないように、二枚とも袂にいれたのでしょう。
こんなものが出てくると、余計にその着物を着ていた人の歴史を思います。
こんな「過去からのお便り」をみつけるのも、古着探しの楽しみです。
さて、本日はおまけ写真になってしまいますが、私の襦袢です。
2年くらい前に作ったものですが、すーっかり忘れていまして、
引き出しの一番下で、たとう紙ごとペッタンコになってました。
まんま「ふぐ」です。九州ではふぐを「ふく」といいますが、
これも「お正月のちょっとした小紋なんかにおめでたいから」と
まんまと口車に乗せられて作ってしまった一枚。
ここ数年、正月も晴れ着なんぞ着てる間がありませんでした。
来年は着なきゃ・・。この袂に地元の私鉄の切符を入れておいたら、
何十年かあとに「こんなものが入っていた、ヨコハマから○○だって、
どんな人が着てたのかなぁ」なんて誰かが思うのでしょうか。
とんぼがふぐ着てたんですよ、未来のかた!
本日は、新しいプリンター(今度は複合機ではありません)を
箱から出してさて設置・・と思ったら「USBケーブルは別途ご購入ください」、
あるにはあるけれど、他にも使うしインクも余分に買っておきたいし・・・。
どうせならと壊れたプリンターをわっせわっせと修理に持っていき、
ケーブルとインクを買い、更に晩御飯のおかずに洗剤に・・と、買出し部隊。
修理のほうは保証期間内でタダですが、インクは高い!
「黒」なんか、自分で墨すっていれたろかい・・。
明日は「暑中見舞い」の印刷でーす。今夜中にデザインをもうふたつばかし・・
と思ってますので、今夜はこれまで!です。
散漫になりましてすみません。
私もつい最近お買い得ていう6色
セットを買いましたが、5千円以上
しました。もっと安くしてほしいわね。
それにしても、お忙しいのに暑中お見舞い
までされるのですか・・・
私は横着をして年賀状のみです。
さすが、季節感を大事にされるとんぼ様
頭がさがります。
ここの↓、2005年2月22日(11124)に掲載されています。
http://www.magame.jp/fumo/keidt112.html
もひとつ、昭和60年の切符が、↓
http://cortina.hakuba.ne.jp/~tsubame/jnrbus/6kisou.html
近くの電気量販店で安売りしているのですが
それでも高いですよね。
あんなちっこいものなのに・・・。
暑中見舞いは年賀状ほどは出さないんです。
それでも毎年やっちゃってると、
なんか出さないと気になっちゃったりして。
でも、けっこうPCのグリーティングで
おもしろかったりステキだったりがあるので
そちらで・・というのもあります。
でも私の年齢の友人ってPCやってるの、
すくないんですよねぇ・・。
ぶりねぇ様
まぁさっそくのお知らせ、
ありがとうございます。
やはり近江だったんですね。
下のHPの切符はバスのですが、
昔はバスもあんな切符だったんですね。
私はペラペラの乗車券の記憶しか
ないんですが・・・。それにしても
よくみつけますねぇ、年間何百冊も
本を読まれていらっしゃる上に、
ネットサーフィンもなさる・・。
時間の使い方がお上手なんでしょうね。
うらやましいです。
時の旅人って感じがします
私の場合は、「特売!ほうれん草98円」とか、しょーもないレシートを入れっぱなしにしそう
先日着物好きの若い人たちと馬鹿話をしていて、「袂にスイカを入れておけば、改札ですぐピッとできる?!」みたいな話になりました。風情も何もありませんが・・・便利かも
私も仕事柄プリンタをこき使います。「インクがありません」とPCが主張しても、「ふふふ、そんなこと言って、お主まだまだやれるであろう」と、ビンを逆さにしてお尻を叩くような使い方をしています
「特売レシート」・・私もそれですわきっと。
おまけに「袂にスイカ」とぱっと見た瞬間、
まん丸に膨らんだ袂が、頭をよぎっちまいました。
「スイカ違い」もはなはだしい・・。
でも、金属探知機なんてあるんだし、
イマドキの技術水準だったら、服の中のカードの
詳細を探知するくらいのこと、できそうですよね。
「こりゃ大玉スイカだ、中・・空洞あるな」って
そーじゃないってば・・・。
プリンタ修理はお盆休みも入って3週間かかるとか。
もどってきたらスキャナー専門にしようと
思っています。それにしても「もうインクが
ありません」なんて出たって、まーだまだ・・
けっこう刷れますよね。私も逆さにしてお尻を叩き、
ヘラでこそぎとるよーに?酷使してます。
今日は市内で花火大会をやっていて、9時頃までポンポンと賑やかな音が響いておりました。関西では、京都の祇園祭り、大阪の天神祭りが終わると本格的な夏と言われ、8月のお盆(何故か正月は新暦なのにお盆は旧暦です)までは何かしら祭りをやっている季節という印象です。それにしても昨今の若い女の子の着物(といっても浴衣ですが)の着方ときたら、全くそういうことには無頓着な私などでも眉をひそめたくなるようなあられもない格好で街中を闊歩しています。あんなのでも全く着ないよりは《着物を残す》一助になるといえるのでしょうかねえ・・・。
着物というものを知るとっかかりとして「ゆかたとウール」は、一番入りやすい入り口かな・・と思います。だからこそ基礎的なことを・・と思う私のような考え方と、とにかく着ることから入れば・・という方と、いろいろです。私は「呉服屋」さんに、もう少し考えていただきたいと思っているのですが、呉服屋さんは「生活」かかってる・・ということで、なんか三すくみ状態ですね。知ってもらうことの難しさを感じています。
関西はお祭りの夏・・ですよね。結婚して大阪にいった友人が、大阪のお祭りは「ボーッ」としてると踏み倒される・・といってました。熱気ムンムンなんでしょうね。
骨董屋さんで高く買った雪んこ絣の元値?の値札が入っていて すごーーーーく落ち込んだりしたこともあります。
さて、いつも楽しくは意見しております。先日購入した着物の素材と着用時期がわかりません。お時間ありましたら拙ブログにコメントお残し下さいませ。
ようこそおいでくださいました。
袂の中はワンダーランド?値札はいってると落ち込むことのほうが多いですね。以前袂ではないんですが「何円何十銭」というのがありまして、損したんだか得したんだか・・。
素材について、わかるかどうか・・おじゃまさせていただきます。