先にバサマのこと、皆様に私や父のことまで合わせてご心配いただき、
本当にありがとうございました。
昨日行ってみましたら、一晩で痛みがずいぶん軽減したとのことで、
横を向いたりして頭を動かしても、ズキーンとしなくなった、
と言っておりりました。夜も横を向いて寝れば大丈夫だそうです。
また、アタマのケガばかりに気をとられていたのですが、
腰のほうも、そのほかも大丈夫とのことで、一安心、
バサマはお土産の「ラムネ菓子」を、おいしそうに食べておりました。
あっ「口害」のほうは絶好調でした。
さて、写真は販売予定の反物です。
あけてみたら「え~とぉ、こりゃどーなってるんだ?」
それで長々と巻きを広げてみました。ちょっと悩ましい反物でして…。
どうして不思議なものが集まるのでしょ、とんぼのところは「ヤミ市」かい…。
とりあえず、ご覧の通り道長取りで中は辻が花や染め疋田などで
染め分けられています。大きく橘形に開いた窓に菊や牡丹が覗きます。
地の色も大きく分かれていたりしてハデめです。
えーとぉ、まずこれは羽縫いですが、衿肩あきがありません。
つまり、まだ一度も仕立てられていないということです。
そして、脇の縫い目のところは、縫い目を境に表には「ヤケ」があります。
ただし、部分的ではないので縫ってしまえばわからない?
ふくよかなで身幅を広くしなければならないかたはダメですねぇ。
でもって、染がまたようわからん…。
ちょっと複雑な染めでして…。
まずこちらをご覧ください。これは、羽縫いの途中部分、
染めの具合がわかるところです。
広げたときに、地色はグレーなのになんか「赤味」を感じたのですが、
この羽縫い部分を見てわかりました。まずピンクにあられのような
細かいまだらになるように染めてあり、その上からグレーをかけています。
地模様がまた同じように細かいまだらになるような柄なので、
写真に撮るとなにやら反射したりしなかったりで、
正確な色がなかなかうまく出ません。
白い梅の柄のところがあるので、そこを見るとわかります。こちら。
梅の花のところが先に染めてある色です。
最初は「反物の染め直しか」と思ったのですが、では仕立てられれていないのに
ヤケがあるのはなぜ?とまぁいろいろ考えまして、たどり着いた推測は
「染めは最初からのもの、それを仮絵羽仕立てにして展示してあったもの」。
そういえば、これをゆずってくださったかたは、
そういうお仕事もしていらっしゃいました。
展示品というのは、言葉は悪いですが「客寄せパンダ」的なお役目があります。
着物に蛍光灯は最大の敵ですが、仮仕立ての形で井桁にかけられ、
連日蛍光灯をたーっぷりと、日焼けサロンのごとく浴びながら
お客様に見ていただく…お役目が終わったときには
こんなになっちゃってた…かなぁと。
どうにも写しにくいのですが、とりあえず柄の部分アップです。
こちらは前にくる部分の刺繍入りのところ。
こちらは道長取りの中を埋める柄。
反物を着せ付けるのはなかなかコツがいりますので、
とりあえずまえだけ「こんな感じになります」でご勘弁を。
けっこうグレーっぽく写ってますが、実際は少し赤みを感じます。
また、地色も違うところがありまして、青みのあるグレーのところがあります。
こちらはその二色がちょうど写るところ、ついでに「ヤケ」も。
右の端が縫い目にそってヤケているのが見えるでしょうか。
こちらがお袖、柄ばっかし…。画像が荒れてましてすみません。
そしてこの訪問着は「共八掛」でして、地は細かい紗綾型にところどころに小花
左前裾にはこんな柄があります。
なんといいますか、ものすごい柄の多い訪問着です。
お若いかた向きとは思いますが、それにしてもかなり華やかだと思います。
着る人いるかなぁ。
売ろうかってのに、こんなこと言ってちゃいけませんが…。
使い方はお客様次第、帯にしてもおもしろいものができるかと。
染めのせいですか、少し堅い目です。ほんとに帯がいいかもしれません。
お値段未定ですが「和之介」では、ぼったくりはありませんから。
ヤケもありますしねぇ2万どまりでしょ、とウチの番頭が言っております。
(ばんとーって誰よ…玄関で番しとります…こーた)
ぼくで~す。おひさです、元気でやってます。(うごかないワンコです)
この前、雨がふったのに、おかーさんはぼくを中にいれるのを忘れました。
次の日に「ごめんねぇ、これ買ってきたから」と、
「ワンコのレインコート」を見せました。そーゆーことじゃないって。
本当にありがとうございました。
昨日行ってみましたら、一晩で痛みがずいぶん軽減したとのことで、
横を向いたりして頭を動かしても、ズキーンとしなくなった、
と言っておりりました。夜も横を向いて寝れば大丈夫だそうです。
また、アタマのケガばかりに気をとられていたのですが、
腰のほうも、そのほかも大丈夫とのことで、一安心、
バサマはお土産の「ラムネ菓子」を、おいしそうに食べておりました。
あっ「口害」のほうは絶好調でした。
さて、写真は販売予定の反物です。
あけてみたら「え~とぉ、こりゃどーなってるんだ?」
それで長々と巻きを広げてみました。ちょっと悩ましい反物でして…。
どうして不思議なものが集まるのでしょ、とんぼのところは「ヤミ市」かい…。
とりあえず、ご覧の通り道長取りで中は辻が花や染め疋田などで
染め分けられています。大きく橘形に開いた窓に菊や牡丹が覗きます。
地の色も大きく分かれていたりしてハデめです。
えーとぉ、まずこれは羽縫いですが、衿肩あきがありません。
つまり、まだ一度も仕立てられていないということです。
そして、脇の縫い目のところは、縫い目を境に表には「ヤケ」があります。
ただし、部分的ではないので縫ってしまえばわからない?
ふくよかなで身幅を広くしなければならないかたはダメですねぇ。
でもって、染がまたようわからん…。
ちょっと複雑な染めでして…。
まずこちらをご覧ください。これは、羽縫いの途中部分、
染めの具合がわかるところです。
広げたときに、地色はグレーなのになんか「赤味」を感じたのですが、
この羽縫い部分を見てわかりました。まずピンクにあられのような
細かいまだらになるように染めてあり、その上からグレーをかけています。
地模様がまた同じように細かいまだらになるような柄なので、
写真に撮るとなにやら反射したりしなかったりで、
正確な色がなかなかうまく出ません。
白い梅の柄のところがあるので、そこを見るとわかります。こちら。
梅の花のところが先に染めてある色です。
最初は「反物の染め直しか」と思ったのですが、では仕立てられれていないのに
ヤケがあるのはなぜ?とまぁいろいろ考えまして、たどり着いた推測は
「染めは最初からのもの、それを仮絵羽仕立てにして展示してあったもの」。
そういえば、これをゆずってくださったかたは、
そういうお仕事もしていらっしゃいました。
展示品というのは、言葉は悪いですが「客寄せパンダ」的なお役目があります。
着物に蛍光灯は最大の敵ですが、仮仕立ての形で井桁にかけられ、
連日蛍光灯をたーっぷりと、日焼けサロンのごとく浴びながら
お客様に見ていただく…お役目が終わったときには
こんなになっちゃってた…かなぁと。
どうにも写しにくいのですが、とりあえず柄の部分アップです。
こちらは前にくる部分の刺繍入りのところ。
こちらは道長取りの中を埋める柄。
反物を着せ付けるのはなかなかコツがいりますので、
とりあえずまえだけ「こんな感じになります」でご勘弁を。
けっこうグレーっぽく写ってますが、実際は少し赤みを感じます。
また、地色も違うところがありまして、青みのあるグレーのところがあります。
こちらはその二色がちょうど写るところ、ついでに「ヤケ」も。
右の端が縫い目にそってヤケているのが見えるでしょうか。
こちらがお袖、柄ばっかし…。画像が荒れてましてすみません。
そしてこの訪問着は「共八掛」でして、地は細かい紗綾型にところどころに小花
左前裾にはこんな柄があります。
なんといいますか、ものすごい柄の多い訪問着です。
お若いかた向きとは思いますが、それにしてもかなり華やかだと思います。
着る人いるかなぁ。
売ろうかってのに、こんなこと言ってちゃいけませんが…。
使い方はお客様次第、帯にしてもおもしろいものができるかと。
染めのせいですか、少し堅い目です。ほんとに帯がいいかもしれません。
お値段未定ですが「和之介」では、ぼったくりはありませんから。
ヤケもありますしねぇ2万どまりでしょ、とウチの番頭が言っております。
(ばんとーって誰よ…玄関で番しとります…こーた)
ぼくで~す。おひさです、元気でやってます。(うごかないワンコです)
この前、雨がふったのに、おかーさんはぼくを中にいれるのを忘れました。
次の日に「ごめんねぇ、これ買ってきたから」と、
「ワンコのレインコート」を見せました。そーゆーことじゃないって。
若けりゃ着たい色柄です。
それにしても、一度も着ない内に
ヤケなんて本当にもったいないなと
思います。
気にしない方なら惜しげなく着れます
けどね。
着物のこと全くわかりませんのでとんぼさんのブログ読んでもちんぷんかんぷんです。ごめんなさーい。とんぼさん、着物を販売しておられるのですか?
それにしても派手ですなぁ。。。きれいし、手もかかってると思うのですが、もう30過ぎてるので着る勇気はないかも。。。確実に顔が着物に負けそうな気が。。。。。うわっぱりの作り方どこにのってるか教えてくださってありがとうございました。さっそくつくるぞ~
ほんとにもったいないですね。
元の色をみていなければ、
ヤケてるのもわかりませんから、
並寸の人なら着られると思います。
それにしても、にぎやかな着物ですー。
のばら様
ありがとうございます。
おかげさまで、なんとか一息ついております。
着物やはぎれ、手芸の本など、
やたらと集めて収集つかなくなったものを
HPで販売しております。
左のメニュー「こぎれ庵 和之介」から
どうぞ。
うさうさ20様
ありがとうございます。
クチだけは達者な母で、それが元気な証拠と
父と二人であきれながらもホッとしています。
この着物は20代でも、たいがい
「負ける」んじゃないでしょうか。
インパクトありすぎですね。
「うわっぱり」お役に立ててよかったです。