ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

七五三着物完成

2015-10-02 23:44:13 | 着物・古布

 

頼まれていた友人のお孫さんの七五三着物。

出来上がってきましたので、その他もろもろの小物等もまとめて、

今日、友人がとりにきました。

 

写真は着物、あわてて広げて撮ったので、いろいろ余計なものが写りこんでいます。

赤はもう少し濃いめ、でもどぎつくはない、小さい子にはちょうどいい優しい赤です。

東レシルックですが、地紋が変わりちりめんのような感じで織りだされているので、

ペラペラの感じはありません。むしろ見た目はぽってり…という感じでしかも軽い…。

反物で見ているときより、ずっといい感じになりました。

柄が少なくてよく見えませんが「結び文」紋、佳い人と良いことにご縁が結ばれますように。

 

       

 

こちらがお草履とバッグです。小さい子のバッグは提げたときの長さを考えてあげないと、

小さい子だと下になりすぎます。お孫さんは小さいとうかがっていたので、これにしました。

鳥さんバッグ、見えづらいですが、左の下の赤くちょこっとあるのがくちばしです。

ちなみに帯は今風のくしゅくしゅへこ帯、ピンクです。

 

     

 

まぁ草履なんか小さくて、私の手しか入りませんがな…。

かんざしはこちら。このお店はすべて「古い正絹の着物」から手作りしています。

写真はお店のHPからお借りしています。

 

                  

 

写真ではただの赤でしたが、届いてみたら赤い部分は「綸子のじゅばん、桜の地模様入り」でした。

いいですね、小さい子のあれこれ。

 

これでお被布は真っ白、全体の感じを想像すると、赤と白のくっきりコーデ、小物はピンク…。

友人は「すごくいい」と喜んでくれました。ほっとしています。

 

今頃になると入る「前撮りお誘い」のチラシ、毎年げっそりする思いで見ています。

チラシからカットしたもの…これは「被布」とはいえません。

いくら小さい子だからと言って、やたらふりふりやリボンを付ければかわいいというものではないと、

私はそう思うのですが、今の若い方は、どうしても洋服感覚でお選びになるのでしょうねぇ。

 

            

 

友人のところでは、今週「前撮り」、来月本番だそうです。

お天気を祈っています。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2015-10-03 06:42:35
遠目では何の柄かしらと言う位の小さい
柄がかえってすっきりして可愛く目立つ
でしょうね。
草履もバックも可愛いですね。
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Unknown (とんぼ)
2015-10-04 00:46:03
陽花様

3歳はこういう感じの方がかわいいかもと思います。
我が家には用のないものでしたので、
どれを探すのも、とても楽しかったです。
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Unknown (天鼓)
2015-10-05 19:20:19
かわいいですね。
結び文、熨斗目文と同じような意味合いなんでしょうか。
こけしとかに混ざって散らしてあったモスの座布団が子供の頃あったのを思い出しました。
最後の画像みたいなの、私は明治頃の子供のエプロン姿に似てるなあ(白い、フリルのたくさん付いたやつ)と思ってました。普段着ならかわいいし、いいですけどねえ。

ポリで反物探すの大変だったでしょうね。
ポリ反物はどうしても大人のお出掛け着中心という感じですから、子供さん向けのかわいらしい柄って見掛けないです。
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Unknown (とんぼ)
2015-10-05 21:22:56
天鼓様

「熨斗目紋」は「束ね熨斗」、つまり干しアワビを
束ねた意匠です。
結び文は、まんま「お手紙」ですから、
意味あいはちょっと違うと思います。
吉祥柄ではあると思いますが。

これはほんとにたった一つ見つけた柄、でした。
地方の普通の呉服屋さんです。
幸運でしたね。
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Unknown (Unknown)
2015-10-06 17:50:44
シンプルながらさりげない模様がかわいいですね。
被布も新しいものがあってもいいかもしれませんが、
これだと着物ではなくスカートが広がった着物ドレスでないと
サイズの合わないダブリエやワンピース重ね着したみたいで浮いてしまう気がします。

私は着物は着ませんがギャル風の蝶柄やどぎついピンクを
ロリータ風と呼ばれるのも、それは間違ってる…と思ってしまいます。
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Unknown (とんぼ)
2015-10-09 13:23:47
Unknown 様

遅くなりましてすみません。

「昔ながらの」というものが、やっぱり落ち着きます。
チラシのこの左側には、7歳のお祝い着もありましたが、
半衿にレースの衿がひらひら、帯揚げ帯締め草履は、
子供には難しい紫に金…やっぱり洋装感覚なのかなぁと。
新しい柄や着方、ファッションは自由…といわれたら、
何も言えませんが、少なくとも今までの着物とは
ベツモノ、という意識は持っていただきたいと思っています。
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