結婚30年も過ぎますと、まずは道具の前にこちらがあちこち壊れたりはしておりますが…。
道具の方も負けず劣らず「今度はオイラの番だよー」といわんばかりに次々と…。
アイロンがねぇ…ダメだこりゃです。
いやーでもねぇ、これは持ちましたね。
元々結婚したときに買ったのが、20年目くらいでアヤシくなってきたとき、
例によって父が「古いのあるから」と、持ってきたのです。
だからここでは10年目くらいですが、その前があるわけで。
ちなみに両親はわりーとアタラシ物好きなところもあったりします。
ムダ買いはしないのですが、たまたま身内に「電気屋勤め」がおりまして、
まぁ何かとお世話になっているので「買ってくれる?」といわれたときに、じゃぁと。
いいアイロンを買ったので、昔のを壊れてないからとっといた…のが、当時きたわけです。
ずいぶんお世話になったのですがねぇ。いよいよ水漏れするようになりました。
しかも、スチームにしていないのに、アイロンかけようとするとポタン…。
ちょっと前からそうだったのですが、今日は突然ボタボタボタ…と。
エプロンの紐部分だったのでそのままかけちゃいましたが、しずくって乾きますけどシミになりますやんか…。
少し前からスチームなしで水を入れずに霧吹き併用でしばらく使っていましたが、これじゃねぇ。
しかも温度もちょーっと怪しくなっていまして、ハンカチやエプロンにかけるくらいならいいのですが、
絹物に使うこともあるとなると、温度はねぇ…大事です。
アイロンよ、おまえもか…でも、ずいぶんがんばってくれたもんねぇ。
なんたってこんなマークは、もうありませんでしょ。コードもあんちーくだし。
ここまできたらもうしかたありません。
例によってあまぞんさんで…と思い、サイトを見に行きました。
なにこれ…1580円とかで買えるわけ?そんなにやすいの?えっ19800円?この差はなにっ!
用のないものって、お店に行くことがあっても見ませんから、もう「未知の世界」です。
じーっくり見ました。我が家では、衣服はもちろんですが、そのほかにもハギレでも使いますし、
手芸をすると結構使うんです。和裁用は和裁コテが一番ですが、手芸の時は結構高熱で使ったり、
大きなものをかけたりします。やっぱり性能はいいほうが…で、決定して申し込みました。
レビューを見ると、けっこう水ポタで買い換えている人、いました。
私は昔人間ですから、アイロンは重さでかける…みたいなところあります。
でも、今のって軽いみたいですね。どんなのが来るのかな…。
オットのワイシャツは、今でこそ「ノーアイロン」、それでもある程度はかけますが、
結婚当初「僕は木綿のワイシャツが好きでね」…あんっなにアイロンがタイヘンなものはないんだよっ!
当時はけっこうオシャレなんかにも気を使ってまして、ボタンダウンに細いネクタイが定番。
そのボタンダウンの綿100パーセントのワイシャツは、アイロンかけといえば「格闘技の世界」でした。
干すときにシワが残らないように、必死で叩いたり伸ばしたりするんだけど、それでもシワになる…。
衿の飾りステッチなんか「伸ばせるものなら伸ばしてごらん」みたいにチリチリと縫い目が縮む…。
トモダチから結婚のお祝いにと足のついたアイロン台をもらったんだけど、
数ヵ月後のある日、全体重をかけて「ふんぬっ!」と衿と格闘したとたんに「足」がバキッっと外れました…。
しかたなくほかの足もはずし、以来、古めかしくても下に置く、ただの長方形のアイロン台にしてきたのですが…。
5年目くらいに、今度は真ん中がバキッと音がして、板が割れました。
今のものはみんなプラなのでしょうが、昔は板だったんですよね。
しかたなくワイシャツ用に、あのヒトガタみたいなのをひとつ買いましたが、どうにも使いにくい…。
で、ワイシャツ以外はいまだにその「割れた」のを使っています。
表が汚くなったので、古いシーツをかぶせましたが、その後今は普通に使われているアルミのシート、
あれを見つけましたので、それに張り替え…いつのことかと思ったら、珍しくもちゃんと書いてありました。
56.8.19…。このアイロン台も「30年もの」ですわ。でも…ずーっと使ってきたんです。
裏も古いでしょう。コマゴマ書いてあるのは、繊維別によるアイロンの掛け方のレクチャーです。
大きなものや足のついたものは、さてかけようかというときにめんどくさい。(だしっぱでおけるほど広くないし)
これだとその辺に立てかけて置けますからねぇ。それで手芸も何もみんなコレです。
シンプル・イズ・ベストってことでしょうか。できることならば、手芸専用の作業台のある部屋に
「アイロンかけ専用台」をべつにして作りたいですが、夢よ夢っ!見果てぬゆめぇぇぇぇ。
なので、本日も、テレビの横からひょいと出してきて、スチームの使えないアイロンで、
エプロンとハンカチをアイロンかけしました。アイロンは3代目だけど、このアイロン台は初代をまだまだ使うぞー。
あれもこれも・・ですね。
買う予定の無い物の値段て私も見ませんから
買い替える時に初めて知る事が多いです。
うちも風呂がまの調子がおかしくなって、
またぁーと、とんぼ様ご同様です。
私もアイロンに関してはいろいろありました。
一度ブログ一回分、アイロン話でつづろうかな、なんておもっています。
ちなみに最近はT-falのごついけどおしゃれなアイロンがお気に入りです。
型は古そうだけれど 綺麗に使っているわ
と感心。
アイロン台の裏にも購入日が書いてあって
なんだかほっとして嬉しい・・・
旦那様のYシャツはクリーニング屋に出すようになってから
ご希望の綿100%に替えました。
自分でアイロンがけをしていた頃は 衿とカフスとネクタイ襟下あたり
様は背広を着たら見えない所はアイロン掛けがパス出来る様な
そんな生地のYシャツを購入していました
手抜き 大好きなんです
そんな怠け者の私がとんぼさんの記事などのんきに読ませていただきながら、ウ~ム、絹物は水洗いしようと思ったら、解いて洗い張りして、仕立て直すのか、そんなこと自分で全部できたら楽しいだろうなあ、すてきなアンチーク着物が全部自分のものじゃん、などととんでもないこと考えているわけです。とんぼさんはそれをおやりになって、いろんなもの作ってらっしゃるのですね。やっぱり古着買ってきてどうこうしようというなら、まず自分で洗えないとだめですよね。今では本職の洗い張り業者でさえ、伸子張りをやるところはあまりないとか。とんぼさんてやっぱり目のつけどころが一味違うんだなあと感心したり驚いたりしてます。
何かダメになると、あわてて調べる…。
毎度おなじみの…です。
それにしても、ものの価格とか内容とか、
ほんとにどんどんかわりますねぇ。
ついていけませんわ。
風呂釜ですか。ちょっと大きいですねぇ。
なんとかちょいちょいと修理で直りますように。お祈りしてます!
ほんとになんか「憑いて」るのかと思いますよ、もぅ。
まぁケチケチとひとつのものを長く使ってますから、
そろそろみんなってのも、わかるんですけどね。
私もT-falにしようか迷ったんです。
日本製の製品の良さってのは、知られてますが、ものによっては
アチラのものがいいってのもあったりして、
判断に迷います。
「アイロン記」、楽しみにしていますよー。
なんだか、益々アナログな暮らしが懐かしくなってます。
新しいモダンなものもいいけれど「コレは10年、これは20年」なんて、
磨きながら使うのも、いいんじゃないかと。
震災以降、余計に思いますわ。
木綿のシャツはもうゴメン。
4~5年かけて「洗脳」したんですよ。ノーアイロンものに。
ほんと、少しでも楽はしたいですよね。チカラしごとですもん。
日本人って、どんどん進歩しているようで、
頑ななところもありますよね。
今年震災のおかげで、ようやく「夏の間だけ」と、
けっこうラフなかっこになりましたけれど、
元々ある程度のラインさえはずさなければ、あのネクタイ、スーツってのは、
いいかげん全面廃止したらいいとおもいます。
日本の夏、もう昔とは違いますもん。
私、和裁がダメなんですよ。単衣くらいまでならなんとかなんですが。
洗ってしまうのは、だいたい着物にはならないようなもの。
あとは「なんちゃって和裁・洋裁」なんです。
母にちゃんと和裁を習っておけば…と、今更のように
思っています。
それとちりめん系の洗濯はプロに任せたほうがいいです。
湯のし、という行程が家庭ではちょっと難しいですから。
縮まないものは、だいたい家で洗えるんですけど、
イマドキ洗濯機に放り込むのはポリだけですねぇ。
着物離れで、家でのシミ落としとか、汚れ落としとかの知恵も
消えてしまいましたねぇ。
手仕事が面倒がられる時代になりましたからねぇ。
アナログに暮らす部分も捨てないでいこうと思います。
昔うちで使ってたやつだ!
おぉ、ご同類でしたか。
我が家にはこれの一代前のものも、
実家には更に古いのもあります。
ついでにこんなのも…。
http://blog.goo.ne.jp/tombo624/e/eda44b900ab21d723982f7c24acd04de