うそつきじゅばんの袖に…

写真は左が着物、右が襦袢だったもの。
両方錦紗ですが、赤いほうはちょっとしぼが感じられます。
こちらが青いほうのアップです。
ホンモノはもう少しくすんだ紺かな、というところ。
鈍いツヤのある、いい色です。


　　　　

源氏香に縦の太い縞の中は、左が純和風のもみじ柄、
右はちょっとオリエンタルな唐草。白っぽい粒々は染め疋田です。
こちらが赤い方のアップ。


　　　　


とぉってもハデ、元々がじゅばんです。
赤地に笹の葉、半分欠けてますが、ブルーは「福良すずめ」、
胴体は染めの鹿の子、ピンクの部分が羽と尾です。
うまく写りませんでしたが、花の間は麻の葉もようがはいっています。

こんな感じのきれいな錦紗や平絹、もちろん何か小物にしてもいいんですが、
せっかく長さがあるのなら、このままうそつきの袖にしてもいいかなと。
状態のいい部分が長くあれば、裾よけ分もセットで…、とまぁ、
そんな風に考えているわけです。
３月に「肌じゅばん」の作り方…やってましたがそれっきり…スミマセンッ！
それと、更に進んでうそつきじゅばん、まとめて作り方のお話しをしてから、
これを販売しよーかなー、なんて「戦略」ですがな！
いやいや実際にはどうなるか、まだ生地の選定からしなくちゃなりませんので、
じゅんばんこ…なんですけれど、うそつきはいくつあっても便利ですしね。
うそつきのお話しなどしながら、更に「おばーちゃんの知恵」的なお話なども、
書いていけたらいいなぁと思っています。


本日のおまけ、今年も咲いてくれたのですが、
昨年同様、やたらと長くてひょろひょろ…いくらでも広がってしまうので、
あんどん作り用の支柱の輪のなかに、本体をまとめました。
千日紅です。ほんとに長く咲いてくれます。まだまだつぼみが順番を待ってます。
このところずっと「お日様」見ていないのですが、
なんとなく来週あたりで梅雨も終わりのような気配。
お日様照ったら、赤が映えるでしょうね。