ニューオリンズのバーボン・ストリートの看板が似合うミシンのブースは1周年を迎えたT氏の家である。
ファサード内に私の絵が描かれている。私の絵は万民には理解できない。理解されるつもりもない。
建築界でも仕事をしているが人間関係は退屈至極である。私は芸術人として一生を終えたい。生まれた時代が違ったのだろうか....
どきっとしたい....ときめいていたい.....私はよく出かける。インターネットの時代で情報が錯乱しているが私は自分で見て感じたものを信じる。
情報操作をしていたらなんでもかんでも評判がよくなってしまう....だから自分で確かめることにしている。
この写真の家はこのミシンブースはお弁当の中のさくら大根のようなもので、ごはんもおかずも本当に美味しいのだ....でも観ててみないとわからない。観てもわからない人にはわからない。
これは代官山のキルフェボンの静岡産あまほっぺのタルトで1ピース1300円前後するが1800円出しても食べたい。インターネットでわかるのは色と値段位だ。この日は5種類のタルトを食べたが550円前後のバター風味のチーズタルトも絶品だった。写真でみたらただのチーズのお菓子にしか見えないだろう....
静岡産のあまほっぺよりさらに高いあまおうがある。食べていないので評論できないが色はぱっとしない。
かの有名な恵比須のラーメン九十九(つくも)のチーズ味噌の写真も見ていただきたい。
北海道産の濃厚な粉チーズの味噌ラーメンである。ネットの恵比須ラーメンの人気のベスト3の常連である。
サービスや段取りもよいので味にさらに点数が加算される。はたして....すごく美味しい。スープを飲みほした。
ただ、私は二回目に行ったときに食した黒とんこつが好きになった。
写真だけで判定できない。だって断然チーズ味噌のほうがおいしい写真だから....
息子がラーメン好きで研究してくれているので相当おいしいラーメンばかり最近出会った。インターネットではないあつあつの意見だった。
すごい時代だ。私はあまりインターネットを見ない。でも上手に使っている。
100の情報を得ても、本当の感動はたった一回の経験よりはるかに劣る。人間は感動する生き物だ。私は人間として感動して感動して感動に打ち震え、涙を流して生きていく。
たった一度の人生。おおいに感動しようではないか....