拓庵思考~妻との日々・映画と音楽の毎日

巴座ホーム社長の私的なつづれ織り【妻にだけ弾くギタリスト 猫6人の父になる】

『一歩出るとしよう』

2015-04-19 22:30:10 | 日記・エッセイ・コラム

わが社、巴座ホームアンドピクチャー株式会社は川越にプレミアムなショールームを開設する。川越支店とは呼ばない。高崎 巴座本館の川越別邸である。最高に面白いプレミアムな館でありオフィスになるであろう。巴座メンバーシップの極上の空間にする。自分自身もわくわくしている。宿泊施設も併用する。お茶良し。お酒良しである。

川越は私の第三の故郷である。我が母校もあり、成人式も川越市民会館に行った。大正時代の秩父出身の建築家 関根要太郎氏は函館と川越に多くの傑作を建てている。私の故郷の函館と、素晴らしい4年間を過ごした大学時代の街の川越.....

私が社長として決めたことで粛々と遂行する。『一歩出てみます』これは私が巴座の社長として会計士に告げた言葉だ。そう一歩であり。大いなる一歩ではない。

館林市渡瀬駅近くに建つサーファーのリゾート・ハウス日比野邸も『Grand Swell ~グランドスウェル』という名前で巴座館林カフェとして開始された。看板はまだ試案中でサーフボードを使ったり、カルフォルニアのサンタモニカビーチの近くの雰囲気を出した駐車スペースなどもサーファーの雄水(ゆうすい)と話しあっている。ゆう水はサラリーマンだが『Grand Swell』の館主であり私の弟子でもある。ほぼ毎日 趣味で大工仕事や塗装技術でサーファーの館を改装し続けている。これはすごいことで感服に値する。まだ全貌はお見せできないが楽しみにしていただきたい。すでに三組の新規のお客様をお迎えした『Grand Swell』だがみなさん巴座の家を建てることになり とても順調でこれからさらに冊子が二種類・無料のグッズなども企画している。今度、二年ぶりにゆう水と海にも行く。私はウェット・スーツを新調しなければならない。なぜなら体が大きくなったからだ。筋トレとプロテインの過剰摂取と夜の食事で?15キロウェイトアップした。デニムなどのサイズは変わらないのだがジャケットがやばくなってしまい。春もののジャケットは10着購入した。

 

春まだ早い日曜日の夜の川越はとても静かで、21時を廻る頃には観光客も見かけない。大正4年から川越に鎮座する田中屋は私の一番のお気に入りで現在はカフェになっている。裏の木戸をくぐりぬけると『川越 風凜』がある。今年大宮に『すし 風凜』が新装開店して私と妻のごひいきなお店である。すし会席といわれるジャンルのお店だが、ともに素晴らしい。川越の『風凜(ふうりん)』は二階の席が禁煙席で、大正時代の民家でいただく会席や鮨は格別で、私はこの店の新潟の地ビールメーカーのノンアルコールビールが好みだ。二月の川越『風凜』は好物のニシンの煮物がコースに入っていたので二回ほど食べにいった。 私は函館人の特性なのかニシンが大好きで、特に煮物が好きだ。高崎の至宝 『馳走なか川』の主人からニシンの煮物のオチをいただいたことがある。私があんまり「うまい!うまい!おかわり!」というので帰りにそっと手渡ししてくださったっけ.....『馳走なか川』は巴座の近所だが予約がなかなか取れない人気店だ。大宮の『すし風凜』、千駄ヶ谷『SPAGO』『カリー・アップ』、川越『風凜』『鰻いちのや』『シマノコーヒー』、高崎市箕郷町『ブロンコ・キムラ』、榛東村『夢や』が私と妻のヘビロテの飲食である。あとは沼田市『網元』の鰻、『ゆき藤』のトンカツ、新潟県高柳村の蕎麦屋、高崎『そば慈雲』、『もりや食堂』の焼きそばもごひいきだ。ジャンクからイタリアン、和食まで....食いしん坊の私はどこにでも食べに行く。

3月初旬。冷たい雨が降る曇りの空を指さす銅像は吉田松陰である。傍らには弟子の金子君。愛車のプログレでの最後のロングドライブは週末二日間で650キロに及んだ。この時点で次のファーストカーは決定していないが、安全な車を購入する前のプログレ最後の旅の二日目の午後の写真である。吉田寅次郎の指の先は皮肉にも下田の観光用の黒船に向いている。このブログを書いている4月20日時点でNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は低視聴率だけが話題になっている。4月19日放送をもちろん観たが何度も泣いた。妻も何度も涙をふいていた。演出・脚本・役者・挿入音楽も秀逸の傑作。我が家はNHKオンデマンドで大河ドラマは見放題になっている。同じ幕末の高視聴率の『篤姫』を一気に観た。たしかに面白くお茶の間受けは理解できた。『花燃ゆ』は傑作すぎてリアルタイムでは今後も視聴率はあがらないと予想できる。大体、私が感動したりブログに取り上げたりするものは私の価値観であり、まさに拓庵思考なのであるから、一般受けは無理である。『花燃ゆ』は、そののち傑作の意味が理解される世の中になることを願う。傑作とはすぐには評価されないものだから.....

下田に『吉田松陰と金子君の黒船に乗り込む場所に行くための旅』の前夜、箱根の強羅温泉に宿泊した。私は司馬遼太郎の『世に棲む日日』1巻と2巻『間違いだらけの車選び』最新刊、妻はデヴィ夫人のサイン入りの『言い過ぎてごめんあそばせ』を持っていった。『世に棲む日日』は吉田松陰が下田入りをして黒船に乗り込むまでのところまで読んでやめた。それからは安全な車の研究に没頭した。強羅温泉を出て天城越えをしているときはVOLVO社のV40クロスカントリーが筆頭候補だったが、高崎に戻り試乗してみたら....心がまったく高揚しないのでやめた。レクサスGSのナイトビューイング仕様やVW社の新型ゴルフも候補に挙がった。が...まさかのSUBARU社のOUTBACKに決定した。アイサイトVer3など安全フル装備なOUTBACK....なぜか載りたいと思った。アメリカの臭いがプンプンする。ノーマルでは嫌なのでオプションの嵐にして顔も替えた。自分的にはダイアトーンの26万円のスピーカーにしたのが満足ポイントである。SONYのウォークマンもハイレゾ対応に替えたので車の中はコンサート会場になる。最初のロングドライブで琵琶湖~比叡山~奈良~加賀のコース。淡路島への旅などを予定している。すでに新型OUTBACK用にCDもたんまり購入した。

巴座音楽堂のコンポも老朽化したのでJVCの木製スピーカーコンポに替えた。ものすごくいい音で さっそくMJQ(モダン・ジャズ・カルテットの『寂しい女』をヘビロテしているがミルト・ジャクソンのジャズ・バイブがきれいに聞き取れる。たいへん満足だ。

巴座の今後のラインナップはたいへん充実している。無料冊子(A5版、A4版)の制作、看板製作(近隣県道・国道などに設置)、ホームページの一新、館林のサーファー住宅『Ground Swell』開設、巴座川越プレミアムショールーム開設。Home and Pictureの部門は太陽光蓄電池住宅、太陽光売電住宅、ガレージ&カフェ住宅、リゾート中古住宅、太陽光&住宅ローン借り換え事業、新たにダイソン社、レイコップ社製品の導入、二段式オーブンレンジ、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エクステリア、カーテン、照明器具、健康エアコン、ポスト、表札、IHなべセットの標準化など......これからの新築やリフォームの巴座のお客様はラッキーだ。現在の巴座は、うれしいくらいに依頼が多く、一歩出る前にすでに多忙である。

私というか巴座ホームアンドピクチャー株式会社は一歩前に出る。その先もすでに決まっている。確実に一歩一歩進む。

Grand Swell~グランドスウェル....これから来る大きなうねりを表す意味だ。弟子のゆう水がまだ巴座との契約前の施主時代に感じた気持ちから考えた名前だそうだ。サーファー用語は実に味がある.....Big Wave~ビッグウェイブの前に感じるおおきなうねり....

『一歩前に出るとしよう』