『ダークナイト』の続編『ダークナイト ライジング』が7月28日から公開になる。UT(ユニクロ)のTシャツも発売される。子供時代からバットマンTVシリーズに胸ときめかせたが52歳になった今でも胸が踊る想いだ。
テレビCMのタイトルを明かさない手法は面白いと思っていたがクリストファー・ノーラン監督の自信たっぷりのコメントが私を映画館へと誘惑する。ちなみに私の映画環境は良い。高崎駅前の109シネマには歩いて10分で行ける。そして居間にはフレッツの光テレビがあり、ほぼ毎夜、妻と映画鑑賞という名のお茶会を開催している。
H&Mで売っているロボコップのTシャツは興味がなかったのだが...なんたってバットマンだ。今回の『ダークナイト ライジング』のUTTシャツは必ず購入したいとねらっている。
さて主役のクリスチャン・ペールのバットマン役が好きかといえばそうでもない。クリストファー・ノーラン監督が何をやってくれるかを期待したい。前作『ダークナイト』は全米公開収入の過去3位は正直びっくりだった。 1位『アバター』 2位『タイタニック』は理解できるというか、王道のハリウッド大作宣伝道路を一直線って感じだが.....やはりバットマンもはの強いのだろうか....スピルバーグ監督作品やルーカスのスターウォーズを差し置いて『ダークナイト』が3位の事実。さて今回の『ダークナイト ライジング』(邦題)は興行成績の行方がとても興味がわく...
さて今週の光テレビHDD撮り貯め映画館は、冷たい緑茶をいただきながら興行成績と無縁だったのでは?と思われる『まほろ駅前多田便利軒』とヒットした『13人の刺客』を二日連続で観た。
『13人の刺客』の三池崇史監督の『ダークナイト ライジング』のクリストファー・ノーラン監督への賛辞のコメントが面白い『ノーランは革命をおこした!!』このコメントはけっこう私を刺激した。このリメイク版『13人の刺客』も賛否多々あるものの私はすごく評価している。三池崇史監督のお気に入り作品にブルース・リーの『燃えよドラゴン』が入っている。この辺りがこの監督の面白いところだ。『燃えよドラゴン』は私も大好きだ。ただ監督のロバート・クローズの才能は疑わしい。私は高校生の時にロバート・クローズ監督のブルース・リーの遺作を無理やり編集して公開した空前の駄作にして失敗作の『死亡遊戯』を先行試写会で観て失望している。三池監督と私は同じ歳だ(1960年生まれ) タランティーノ監督が三池監督に影響を受けたことも有名だが、黒沢明監督に影響を受けた三池監督の最新作『愛と誠』は映画館には観にいく予定はない。
日本映画はあまり多くは観ていない。どうしても洋画が多くなる。最近60年代と70年代ハリウッドの大作ばかり観ていたが『まほろ駅前多田便利軒』『13人の刺客』ともに素晴らしい作品だった。『13人の刺客』の50分に及ぶ戦闘シーンは昔の黒沢映画のような息をつかせぬ出来栄えだ。
三池崇史監督はたくさん有名な作品を撮っているがそのなかに『クローズZERO』『ゼブラーマン』『ヤッターマン』などがある。今回『13人の刺客』の戦闘シーンや松本幸四郎の出演シーンの演出が良かったので『クローズZERO』シリーズ」を二作とも光HDDに撮ってみることにした。
リメイク版がよかったので1963年の工藤栄一監督版のオリジナル『13人の刺客』も観たいと妻と意見が一致した。
さて音楽の方だが、松本幸四郎の娘である松たか子の夫君でもある佐橋佳幸と小倉博和のギターユニットバンドの山弦の2004年発表のアルバム『island made』(島そだち)がこの時期よい。群馬県館林市やそのお隣の栃木県佐野市に仕事で行く機会が多いが本当に暑い。熊谷、前橋、高崎、伊勢崎....私の仕事している場所はすべて日本のトップクラスの暑さだ。車の中で聴く毎日の音楽もついに真夏使用になる。ここのところ妻とドライブや買い物に行くたびに山弦の『island made』で耳も心も癒されて会話に花をそえている。
山弦はバンドとしては有名ではありませんが桑田佳祐や福山雅治のバックでギターを弾く小倉博和はちょいちょいテレビに出ている。
小田和正のアルバムもソロ作品のほとんどは佐橋佳幸が弾いている。坂本龍一、山下達郎、佐野元春、マッキー、大貫妙子などのアルバムで彼らの華麗なギターテクニックが聴ける。
UTの『ダークナイト ライジング』のTシャツを着て山弦のアルバムを聴きながら青い空が眩しい海に行く。次女が入籍をすませた今年の夏。
嫁いだ二人の娘たちと良く海に行った....
私と妻の夏がはじまった。