5月、私の住む町では大きな二つの神社、熊野神社と古四王神社の例大祭があります。
子供達は出店での買い物、行列では持ち物(旗や剣、弓など)を持っての町の練り歩きを楽しみにしています。
(お祝いの小銭集めが目的ですが。)
今年わが家は熊野神社の当番町でした。
上の子は勿論、小学一年生の下の子もはっぴを着てはち巻をして一人前に持ち物(弓)を背負い行列に参加しました。
こういった大きな行事のほかにも私は町の行事にはできるだけ子供連れで参加しています。
昔から伝わってきたものにはいろいろ意味、歴史があると思います。
象潟は昔ながらの祭典を伝えていて素敵な町だと思います。
夫は古四王神社の宵宮(土曜日夕方の歌や踊り)に協力し、バンド、お笑いの出演を担当していました。
やはりお祭りとくれば九十九太鼓、よさこいが年齢を問わずの人気ですが、バンドも大盛況でした。
地域のお祭りはいいものですね。
ところで、私は最近インディアンの生活を描いた素晴らしい本に出会いました。
『イシ』(二つの世界を生きたインディアンの物語)です.
(著者のシオドーラ・クローバー、かの『ゲド戦記』を書いたル・グィンのお母様です。)
今は同著者による大人向けに書かれたものを読んでいます。
『イシ』(北米最後の野生インディアン)といい、こちらが先に書かれた後、児童書も書かれたようです。
(この本は故心理療法家の河合隼雄さんの著書で紹介されてい、太田光が九条について書いた本にも載っており、いつか読みたいと思っていた本でした。)
イシは実在したカリフォルニア地方の山岳地帯に住むヤナ族の中のヤヒという小規模な部族のインディアンでした。
ワガヌパ山の神々を信仰し、自然に合わせた季節毎の生活を送っていました。
冬にはテント内の薪に火を家族中で囲んで手仕事や年寄りから言い伝えの伝承を聞き食糧はそれまでに蓄えた貯蔵庫のものでしのぎ、春にはクローバーなど山菜を採り、夏には暑さを避ける生活様式に変え昼寝・川泳ぎ、秋には木の実や草の実の収穫、収穫のお祭りをする。
そして各々の儀式。
自然と宇宙の神秘とを日々の暮らしの一部として、彼らはまじめに崇拝していました。
イシたちは彼が物心ついた時にゴールドラッシュでやって来た無法者の白人達から彼の小さな村や周りの部族が次々と無残に殺され、逃げ延びた数人の家族や仲間と森を歩く時も自分の足跡を消しながら歩き、ひたすら隠れてこのつつましい生活を送っていました。(最初の侵略、スペイン人の迫害からは山岳地帯のインディアンは免れていた。)
イシは少年の頃、夢を見ました。
彼はサケになり大海へ出、また川を上り故郷へ戻るというのです。
それは予言的な意味のある夢(ヴィジョン・クエスト)でした。
その通り彼は白人の社会と出会います。彼は最後の生き残りの野性のインディアンとして保護された後、博物館で民族研究に協力して生活をすることになります。
インディアンについて語る時、とても道徳的だということがあげられます。
イシが若い時、イシと年上の仲間ティマウィは自分たちの土地を奪い仲間を殺した白人を憎む心でいっぱいになっていました。
いつか仲間たちのために白人たちに向かって矢を射てやる!と。
私だってそう考えると思います。
ですが家長のイシの叔父は「よこしまな心に囚われてはいけない。」と諭します。
そして白人の中にもよい人間はいると。
若いインディアンにとって年長者と生活することがそのまま学校であり、宗教です。
私はイシの生涯、インディアンたちのことを思うと悲しくなります。
滅んでいくには何てあまりに素敵なつつましい暮らしだったことでしょう。
人間が自然への感謝の祈りも忘れて驕り高ぶったために、地球環境が破壊されたのでしょう。
私は看護学生の時にある講師から赤ちゃんの紙オムツからのダイオキシンの発生の事を聞きました。
子供たちにも外出時以外は布オムツを使いました。
ところで、紙ナプキンからもやはりダイオキシンが出ているそうです。
浸け置き洗いが少々手間ですが、経済的、健康にいい、環境にいいと三拍子揃っています.
お奨めしたいと思います。
2003年『ゆほびか』で、2005年には『クーヨン』、『リンカラン』でも紹介されていました。
布ナプキン
かわいい布ナプキンの通販サイト
報告!去年なな色メールで紹介したポール・コールマン氏が私も参加している「虹の天使たち」(てんつくマン率いる元TEACM GOGO2007)というボランティアグループと一緒に内モンゴルに木を植えました!
現地は黄砂でとても困っているようです。
「モンゴルの木、すくすく伸びろ!」と一緒に祈りましょう!
(そういえば、「虹の天使たち」もインディアンに習い、” 七代先のことを考える”をモットーにしているんですよ!)
子供達は出店での買い物、行列では持ち物(旗や剣、弓など)を持っての町の練り歩きを楽しみにしています。
(お祝いの小銭集めが目的ですが。)
今年わが家は熊野神社の当番町でした。
上の子は勿論、小学一年生の下の子もはっぴを着てはち巻をして一人前に持ち物(弓)を背負い行列に参加しました。
こういった大きな行事のほかにも私は町の行事にはできるだけ子供連れで参加しています。
昔から伝わってきたものにはいろいろ意味、歴史があると思います。
象潟は昔ながらの祭典を伝えていて素敵な町だと思います。
夫は古四王神社の宵宮(土曜日夕方の歌や踊り)に協力し、バンド、お笑いの出演を担当していました。
やはりお祭りとくれば九十九太鼓、よさこいが年齢を問わずの人気ですが、バンドも大盛況でした。
地域のお祭りはいいものですね。
ところで、私は最近インディアンの生活を描いた素晴らしい本に出会いました。
『イシ』(二つの世界を生きたインディアンの物語)です.
(著者のシオドーラ・クローバー、かの『ゲド戦記』を書いたル・グィンのお母様です。)
今は同著者による大人向けに書かれたものを読んでいます。
『イシ』(北米最後の野生インディアン)といい、こちらが先に書かれた後、児童書も書かれたようです。
(この本は故心理療法家の河合隼雄さんの著書で紹介されてい、太田光が九条について書いた本にも載っており、いつか読みたいと思っていた本でした。)
イシは実在したカリフォルニア地方の山岳地帯に住むヤナ族の中のヤヒという小規模な部族のインディアンでした。
ワガヌパ山の神々を信仰し、自然に合わせた季節毎の生活を送っていました。
冬にはテント内の薪に火を家族中で囲んで手仕事や年寄りから言い伝えの伝承を聞き食糧はそれまでに蓄えた貯蔵庫のものでしのぎ、春にはクローバーなど山菜を採り、夏には暑さを避ける生活様式に変え昼寝・川泳ぎ、秋には木の実や草の実の収穫、収穫のお祭りをする。
そして各々の儀式。
自然と宇宙の神秘とを日々の暮らしの一部として、彼らはまじめに崇拝していました。
イシたちは彼が物心ついた時にゴールドラッシュでやって来た無法者の白人達から彼の小さな村や周りの部族が次々と無残に殺され、逃げ延びた数人の家族や仲間と森を歩く時も自分の足跡を消しながら歩き、ひたすら隠れてこのつつましい生活を送っていました。(最初の侵略、スペイン人の迫害からは山岳地帯のインディアンは免れていた。)
イシは少年の頃、夢を見ました。
彼はサケになり大海へ出、また川を上り故郷へ戻るというのです。
それは予言的な意味のある夢(ヴィジョン・クエスト)でした。
その通り彼は白人の社会と出会います。彼は最後の生き残りの野性のインディアンとして保護された後、博物館で民族研究に協力して生活をすることになります。
インディアンについて語る時、とても道徳的だということがあげられます。
イシが若い時、イシと年上の仲間ティマウィは自分たちの土地を奪い仲間を殺した白人を憎む心でいっぱいになっていました。
いつか仲間たちのために白人たちに向かって矢を射てやる!と。
私だってそう考えると思います。
ですが家長のイシの叔父は「よこしまな心に囚われてはいけない。」と諭します。
そして白人の中にもよい人間はいると。
若いインディアンにとって年長者と生活することがそのまま学校であり、宗教です。
私はイシの生涯、インディアンたちのことを思うと悲しくなります。
滅んでいくには何てあまりに素敵なつつましい暮らしだったことでしょう。
人間が自然への感謝の祈りも忘れて驕り高ぶったために、地球環境が破壊されたのでしょう。
私は看護学生の時にある講師から赤ちゃんの紙オムツからのダイオキシンの発生の事を聞きました。
子供たちにも外出時以外は布オムツを使いました。
ところで、紙ナプキンからもやはりダイオキシンが出ているそうです。
浸け置き洗いが少々手間ですが、経済的、健康にいい、環境にいいと三拍子揃っています.
お奨めしたいと思います。
2003年『ゆほびか』で、2005年には『クーヨン』、『リンカラン』でも紹介されていました。
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報告!去年なな色メールで紹介したポール・コールマン氏が私も参加している「虹の天使たち」(てんつくマン率いる元TEACM GOGO2007)というボランティアグループと一緒に内モンゴルに木を植えました!
現地は黄砂でとても困っているようです。
「モンゴルの木、すくすく伸びろ!」と一緒に祈りましょう!
(そういえば、「虹の天使たち」もインディアンに習い、” 七代先のことを考える”をモットーにしているんですよ!)
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