ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

こころに花を咲かせましょう①

2012-05-11 | 季刊誌なな色メールより
春到来、花盛りですね。私はチューリップが特に大好きです。チューリップの花言葉は“天真爛漫”です。三人の騎士の思いを断りきれず悲話に終わった天真爛漫な少女の物語が由来です。そんな女性といえば『メリーに首ったけ』のキャメロン・ディアス演じるメリー。聡明で軽やかで純真、天真爛漫な愛されキャラです。メリーの素敵さに出会った男性たちは冷静さをなくし皆ストーカーになっていくのですが、モテモテのメリーが選んだ人は彼女に自分の思いを押し付けるのではなく、ただ彼女の本当の幸福を望んで身を引こうとしたかつてのクラスメイト(主人公)でした。

私は家族に対しては相手が嫌がることでも「私が正しい!」とばかりに押し付けてしまい、結局理解されず不和が生じ、嫌がられるだけになってしまっています。愛情を上手く伝えられないのです。仕事では頑張っているのですが。“相手のペースに合わせてニードを満たす”“他者を観察、洞察し何が必要か、どうやって提供するか考えて実践、反省、再度計画する”が看護の仕事です。今は高齢者が相手なので安心して過ごせるようゆったり対応しています。でも、家(オフ)では、地の我がままな性分と胆汁質な気質が全面的に出てしまい猪突猛進的お母ちゃん。職場での反動?やるべきことに対して時間がないせいもあると思います。

シュタイナーでいうところの9歳の危機真っ只中の長男と思春期の長女、段々反抗もストレートでなくなり難しくなってきました。子供が求めている形で表せるといいようです。時間の共有・形あるものでの表現・話を聞く、認めてもらう、大人の悩みも話して欲しい、など。要求を全てきくというのではなく、本当のニードを探る必要があります。子供のタイプ、年齢や発達段階にもよって、変わってくるとか、以前読んだ本にありました。
我が家の場合、二年前長男が9歳になる前に私がパート勤務から変わって仕事時間が多くなり、夕方お母さんがいない家にいるという状態になりました。寂しい気持ちは反抗的な態度、激しいスキンシップになってぶつかってきます。彼も胆汁質!

そういえば彼は昨年学校の放射能に関係した絵本の感想紹介で『わすれないで-第五福竜丸ものがたり』を選んでいました。ストーリーの細かい説明は今も覚えていましたが、乗組員で唯一生き残っている大石さんのことを話すと、「あれって本当にあったことなの?!」と聞くのです。あれっ??? 徐々に話そうと思っています。

原爆からフクシマがすぐあるのではなくて、その間に第五福竜丸やその他ビキニ沖での水爆実験での被爆は、これも隠されて被害や安全上問題がないとアメリカ政府から言われてきました。とっても放射能汚染されたマグロを今までも沢山日本人は食べてきているのです。地球が放射能まみれなのを皆忘れさせられていたのです。
関東東北大震災から一年が経ちましたが被災地の復旧作業は進んでおらず、福島第一原発も安定していません。進み始めたかと思えば瓦礫を他の自治体で処理をしようという事になり、それが被災地の復興のためだという事になっています。でも、世界的に見てそれは放射性物質を低レベルであろうとも拡散するという行為になるので違法であるのです。ドイツは法的な違反だと忠告をしています。チェルノブイリでもそんなことしていません。

秋田県内でも大仙市、秋田市、本荘市が岩手県の瓦礫の受け入れをすることとなってています。秋田魁新報書面内でも賛否両論あり、政治家たちでさえ意見が別れています。住民への説明会でもその説明は十分ではない上に、質問にもはっきりとした返答が出来ていないのに、燃焼試験の結果もセシウムだけを測り(空間と灰)低レベルなので安全という結論をさっさと出してしまっています。フィルターも効果の程は本当に実証されていないし、8000ベクレル以下/kgという値が本当に安全なのか確かではないのです。今後、本当にどこまでの保障があるのかも信じられません。ですが、馬淵元大臣が言うように今までも日本の原発はトイレのないマンション状態だったのだから、この狭い日本の領土内のどこに放射能汚染物質を埋めようにも誰もが自分たちの地域に持ちたくないと反対するでしょう。それと今まできちんと向き合って反対してこなかった私たち大人には責任があります。

それでもこどもたちの未来を考えると被爆を容認はできません。今いろいろ放射能汚染について勉強し改めてわかってきました。これからはもっと体に気をつけた生き方をしたほうがいいでしょう。

------------------------------------------------------------------------------------
広島の原爆投下後、被爆者の多くを診て来た肥田舜太郎先生の養生訓
○早寝早起き、三度の食事時間を決め、生活リズムを整える
○暴飲暴食をしない
○たばこを吸わない
○軽い運動、ストレスをためない
○子どもは食事のわがままをさせないように育てる
○便秘にならないように気をつける
○毎年、健康診断を受ける
○異常や異変を感じたらすぐに受診する
○記録をつける、医師の言葉もメモする
------------------------------------------------------------------------------------


最新の画像もっと見る

コメントを投稿