ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

Think about PARTNERSHIP 続き

2012-07-30 | 季刊誌なな色メールより
5月、Sさんがブログで教会での唄野夫妻(カトリック信者の方)のお話会のこと、そして夫婦間のワークを紹介していました。

① 相手の話を聞くワーク:夫(妻)にどんな話をしたいか?
20分かけて相手に伝え、それをリピートしてもらい相手の理解を確認するというもの。(理解してもらえたと納得するまで繰り返す)

② 相手が素敵になる事を大事にし合う。→相手が何をしている姿を一番素敵と思うか?
相手にいつまでもイイ男、イイ女でいてもらうために。「日本の女性は妻である前に母となり、夫を顧みなくなる事が多いが素敵な所をいっぱい褒め、好きなものを作ってあげたり、夫の大切な人や物を大事にしてあげては?」メールで夫の態度を愚痴った私にSさんがアドバイスしてくれた言葉です。
 
図書館で佐々木先生の本を借りる際、同じ棚に並んでいた日野原重明先生の本『テンダー・ラブ』も借りていました。何気なく手に取った本でしたが、日野原先生の著書は小さい本ながらとても内容が濃いものでした。ホスピス病院での実際の例の他にも彼の博識ぶりと優しい文に感動させられました。ちょっと文中から抜粋し紹介したいと思います。

★ テンダー・ラブ:自分の幸福を考えるよりも、自分に何ができるかをまず考えること 

★ 愛するということにはまず自分をよく知ることである  エーリッヒ・フロム

★ 愛を感じられなくなった夫婦へ  

愛には、与える愛と受ける愛とがあり、愛はその二つの思いと行動のバランスのなかに成り立つものです。コップに水を注ぐことなくしてコップに水を受けることばかりをしておれば、容器はだんだんひからびたものになってしまいます。クリスタル・ガラスのように透明だった心の器も、不透明な重い陶器のようになって、あなた自身にも自分の心が透けて見えなくなります。

あなたが愛に飢えてやるせない気持ちになったとき、もう一度あなた自身、すなわち内なるあなたのなかで会話をしてみてください。どんなに日常の仕事や家庭内の雑事で忙しい思いをもつ方でも、朝、目覚めたひととき、または夜のひととき、床の中で眼をつむったまま、深い息を数回繰り返してから内なる自分に問いかけてみてください。自分は本当に愛を相手に注いでいたかと。自分は、愛の息吹で相手の心を満たすことよりも、受けることばかりを考えてはいなかったかと。(中略)しばらく相手から離れて自分の行動を反省してみてください。そのためには自分に語りかけをする時間をもつことが大切です。(ひとときでも瞑想できる時間を意識して探す努力をすること。)

★ アン・モロウ・リンドバーグ夫人の『海からの贈り物』が紹介されていました。

「女はそれとは反対に、一人で静かに時間を過ごすとか、ゆっくりものを考えるとか、お祈りとか、音楽とか、その他、読書でも、勉強でも、仕事でも、自分を内部に向かわせて、今日の世界に働いている各種の遠心的な力に抵抗するものを求めなければならない。それは体を使ってすることでも、知的なことでも、芸術的なことでも、自分に創造的な生き方をさせるものなら何でも構わないのである。それは大規模な仕事や計画でなくてもいいが、自分でやるものでなくてはならなくて、朝、花瓶一つに花を活けるのは、詩を一つ書いたり、一度だけでもお祈りするのと同様に、忙しい一日の間、或る静かな気持ちを失わずにいる結果になることもある。要するに、少しでも自分の内部に注意を向ける時間があることが大切なのである。」(「つめた貝」より)

★ 年を重ねるにつれて夫婦が互いにもつ信念を理解し、互いに尊敬し合う気持ちが次第に深くなれば、同じ山の頂上を目指して登山する同志のような人生のパートナーとしての関係を続けることができます。夫婦生活が長くなるにつれ、最初は互いに向き合って話す時間がありましょうが、子どもができたり、会社の仕事が増えて、朝は早く帰りは遅くなるにつれ、夫婦の向き合う時間が少なくなっていきます。

⇒ サン・テグジュペリ:「愛というものは、互いに相手の顔を眺め合っているものではなくて、同じ方向に二人で一緒に目を向けることなのである。」

⇒ アン・モロウ・リンドバーグ:「夫と妻とが一緒に同じ方向を眺めているだけでなしに、外の世界に向かっても別々のことをしながらも、心は一つにして社会に繋がりをもち、二人は本格的に人間の社会の一部となることが大切だ」
 

それから、私は数年前からフラワーエッセンスやチャクラの話のメルマガをヒーラーの方から取っています。ハンズオンヒーリングの王由依さんのメルマガです。

その中に愛情を司るハート・チャクラについてのワーク、「自分自身のこだわりや憤りを解いて、その経験や相手を自分の胸の中に受け入れるスペースを作ったり、相手を許して手放すように努める。」がありました。「自分と意見の違う人を受け入れられない」「強い競争心や嫉妬心を感じる」「自分と異なる相手(人種、文化、性別等)に偏見を持ってしまう」などは、ハート・チャクラのストレッチが必要なサイン。ハートのテーマを扱うフラワーエッセンスを併用するのも効果的とのこと。 

「私たちのハートも、つらさや困難に出会い、それを克服していくことで強くなっていく。好きなものを愛することはやさしい。しかし、好きではない相手を、なお人間として受け入れるよう努めることで、ハートはもう少し大きく、もう少し大人になっていく。過去に自分を傷つけた相手を許し、手放すことで、ハートはもう少し深さを増す。
 
本物の勇気は、恐れを克服することでしか身につかない。ハートも、人生でのさまざまな経験を通して傷つき、そしてそこから回復することで、いっそう強く、大きく、しなやかになっていくのだ。これがハートの持つ変容の力であり、人間として地上に生きることの意味でもある。」メルマガより抜粋文。

今回の記事を書くのがすでに今の私にとってワークとなったようです。これから周りの人を大切にしながら生きていこうと思います。チャクラ・セルフ・ヒーリングの本も数年前に買ったものをまだ読んでいなかったものもあり、行っていく予定です。
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