トンサンの隠居部屋

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【手話】最近目にする言葉「SODA」とは何か?

2021年02月09日 11時56分53秒 | 手話

2月9日(火) 晴れ

厚木市の手話サークルも3月いっぱいまで休みになってしまった。
手話や手話サークルの話題が少なくなってしまった。

そんななか、今日見たTwitterから。



「ろうの親を持つ聞こえる子供=CODA」ではなく、「SODA」という言葉を最近目にする。
「SODA」とはなにか?

聴覚障害児(難聴児・ろう児)のきょうだいの事が丸わかり!SODAの会の代表が徹底解説!

「SODA」とは、聞こえないきょうだいを持つ聞こえる人」
のことだそうだ。


きょうだいがいた場合、子供は親に自分の方を見てほしいと思うだろう。
しかし、きょうだいの片方が障害児であった場合、親はどうしても障害児の方に多くかかわりを持つようになる。
これは親からしたら、幸せを平等にわけて、育ててやりたいと思うとそうなるので仕方がないことと思う。
ところが健常児からすれば「お姉ちゃんばっかり」「弟ばっかり」となるのだろう。
障害児のいない健常児だけのきょうだいでもそうであるから、子育ては難しい。

 

ここでトンサンが疑問に思うのは、「CODA」とか「SODA」とかろう者の間では特別な単語を作っているが、このろう文化は他の文化とは違うのではないだろうかということ。
たとえば、肢体不自由児を持つきょうだいの場合、こういう特別な呼び方をしているのだろうか?
そういう世界に足を踏み入れたことが無いので想像になるが、特別な呼び方はしてはいないのではないかと思う。
というとろう文化だけ違うのはなぜであろう?

 

あちこちの手話サークルに40年間以上籍を置いてきたトンサンの目からすると、
ろう者の世界は他の障害者と比べて、まとまりがある。
これはろう者の数が他の障害に比べて多いことからそうなっているのだと思う。
また意思伝達が、耳の聞こえる者との間ではやりにくいため、ろう者だけでまとまってしまう。
そういう特殊な事情から、「CODA」「SODA」と呼ぶ文化が生まれたのだと思う。
いろんな意味で、ろう者文化は他の障害者の文化と比べて進んでいると思う。
パラリンピック(1948年)に比べ、デフリンピック(1924年)と古いのもそんな理由からだと思う。


さて話題が「SODA」から外れてしまった。

いま「2月8日~14日夜8時SODAの会YOUTUBEライブ」というのが始まっている。(4分ぐらいから)

SODAの畑純太君の話はとても勉強になるなあ。

2月14日までの限定公開だそうだ。

SODAソーダの会

 


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