トンサンの隠居部屋

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木の車のタイヤを作る。

2020年02月03日 21時14分26秒 | 工作

2月3日(月) 晴れ

木の車はあと4台くらい作ろうかな。
でもタイヤがなかった。タイヤを作らなきゃ。

木の車は畳(たたみ)の上はいいが、テーブルの上で走らすと、ガタンゴトン。
タイヤのセンター出しがうまくいっていない。
タイヤのセンターを出すには、タイヤの削り出しに使うビスのセンターを出さないと・・・


ということでナットを削りテーパーにした。
これで皿ビスで挟(はさ)めばセンターが出る。


と思って以前作ったタイヤを挟(はさ)んでみたのだが・・・



直角に挟めず、どうしたものか・・・
これは今回はあきらめて、従来通りの方法でタイヤを作ろう。


木のタイヤの作り方
1. 丸棒を輪切りにする。


「スライド穴あけ&丸棒直角切り治具」を、ナショナルホーム大工に、このようにセットする。







金尺のガイドにあたると11mm(厚さ10mm)間隔でカットできる。



この長さまでカットできた。これより先は直角にカットするのは無理。



ということで、残っていた丸棒からとれたのは7個。
残っていたタイヤと合わせて、木の車3台分は作れそうだ。

2.センターを出す。

テーブルのふちの段差を利用して、丸棒をこのように挟(はさ)むと、センターに線が引ける。

3.スペーサーを入れる穴をあける。

スペーサーの外径は5.3mm。5.1mmのドリルで穴をあける。



穴あけ治具にセットし、蝶(ちょう)ねじを緩(ゆる)めて、位置合わせする。


ドリルを回転させ、スライド治具をスライドさせて穴あけをする。
あれ? これ以上進まない。

あ、治具がドリルにあたっている。
そうだった。


ドリルのハンドルは縦位置にセットするのだった。



穴をあけたドリルにはめてみると、少し凸凹している。
ということは、完全なセンター出しができていないということだな。

4.両面をやすり掛け。
丸のこで切った面が凸凹しているので、面削り治具に入れて布やすりでこする。


丸のこで切ったあとが、こんなに波打っている。



40番のやすりでこする。


5.面取りをする。

ドリルにチャッキングできるように、ねじを固定する。
このねじは短すぎた。長いねじに取り換えた。


この写真の上のほうは丸いが、下のほうは直線部分が残っている。
ビスがタイヤの中心にないのか、なかなか均一に面取りするのは難しい。


面取りの手順は、まず金属やすりであら削り。



次にのこぎりの目立て用やすりでこすり、



最後に細かい目の布やすりできれいにする。

6.スペーサーを打ち込む。

打ち込む面を、面取り用ドリルの刃を回して削っておくと、入れやすい。



スペーサーを入れた後に、軽く面取りしておく。



タイヤ完成。

なかなか手ごわい。半日掛かり。


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