2月3日(月) 晴れ
木の車はあと4台くらい作ろうかな。
でもタイヤがなかった。タイヤを作らなきゃ。
木の車は畳(たたみ)の上はいいが、テーブルの上で走らすと、ガタンゴトン。
タイヤのセンター出しがうまくいっていない。
タイヤのセンターを出すには、タイヤの削り出しに使うビスのセンターを出さないと・・・
ということでナットを削りテーパーにした。
これで皿ビスで挟(はさ)めばセンターが出る。
と思って以前作ったタイヤを挟(はさ)んでみたのだが・・・
直角に挟めず、どうしたものか・・・
これは今回はあきらめて、従来通りの方法でタイヤを作ろう。
木のタイヤの作り方
1. 丸棒を輪切りにする。
「スライド穴あけ&丸棒直角切り治具」を、ナショナルホーム大工に、このようにセットする。
金尺のガイドにあたると11mm(厚さ10mm)間隔でカットできる。
この長さまでカットできた。これより先は直角にカットするのは無理。
ということで、残っていた丸棒からとれたのは7個。
残っていたタイヤと合わせて、木の車3台分は作れそうだ。
2.センターを出す。
テーブルのふちの段差を利用して、丸棒をこのように挟(はさ)むと、センターに線が引ける。
3.スペーサーを入れる穴をあける。
スペーサーの外径は5.3mm。5.1mmのドリルで穴をあける。
穴あけ治具にセットし、蝶(ちょう)ねじを緩(ゆる)めて、位置合わせする。
ドリルを回転させ、スライド治具をスライドさせて穴あけをする。
あれ? これ以上進まない。
あ、治具がドリルにあたっている。
そうだった。
ドリルのハンドルは縦位置にセットするのだった。
穴をあけたドリルにはめてみると、少し凸凹している。
ということは、完全なセンター出しができていないということだな。
4.両面をやすり掛け。
丸のこで切った面が凸凹しているので、面削り治具に入れて布やすりでこする。
丸のこで切ったあとが、こんなに波打っている。
40番のやすりでこする。
5.面取りをする。
ドリルにチャッキングできるように、ねじを固定する。
このねじは短すぎた。長いねじに取り換えた。
この写真の上のほうは丸いが、下のほうは直線部分が残っている。
ビスがタイヤの中心にないのか、なかなか均一に面取りするのは難しい。
面取りの手順は、まず金属やすりであら削り。
次にのこぎりの目立て用やすりでこすり、
最後に細かい目の布やすりできれいにする。
6.スペーサーを打ち込む。
打ち込む面を、面取り用ドリルの刃を回して削っておくと、入れやすい。
スペーサーを入れた後に、軽く面取りしておく。
タイヤ完成。
なかなか手ごわい。半日掛かり。
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