1月26日(水) 曇り
今日見たTwitterから。
これを読んでトンサンがいつも思っていることが浮かんできた。それは、
「違う意見の人がいる組織こそ強い。」
ということ。
心地良いのは意見が合う人。
だからつい意見の合う人とばかり会おうとする。
それは自然の成り行きなのだが、そうするとその組織は弱くなる。
リーダーは意見の合う人だけをまわりに集めてはだめだと思う。
視野は狭くなるし、いうことを聞かない人は排除することになる。
人の意見を聞こうとしなくなる。
世の中を見ていると、心地良い人だけをまわりに集める傾向がうかがえる。
安倍政権では強くそれを感じた。
あんなに長く続いたのが不思議だが、そのおかげで自民党の組織は弱くなったと思う。
自民党の歴史
小泉純一郎が自民党をぶっ壊し、それから自民党は変わってしまった。
安倍政権になると独裁政治と言っていいほどごり押しの政治。
自民党はこれまで議員数トップを保ってきたが、「長い物には巻かれろ」「寄らば大樹の陰」のような日和見(ひよりみ)議員ばかりでは固い団結はできない。
今までいろんな意見の人がいるのが自民党だった。
それが許されなくなってきている自民党。
おそらく内部の人間もそれを感じているのだろう。
岸田が「聞く力」を言うのも、国民に向けてではなく、自民党内部の議員に向けての言葉のような気がする。
岸田自身は、自民党の崩壊を案じているのかもしれない。
岸田首相の「聞く力」は声を選ぶ? 明言を避けた「耳が痛い」テーマ
大西つねき氏の問題では、山本太郎もそうとう判断に苦しんだと思うが、「除籍」は正しい判断だったのかもしれない。
れいわ山本代表「おわび」 命の選別発言のメンバー除籍
れいわ新選組の迷走 大西つねき氏の「命の選別」発言に党内からも批判 なぜ除籍処分は遅れたのか
「違う意見の人も包含(ほうがん)するのが強い組織」なのだが、命の根幹に関することで、「除籍」という判断をせざるを得なかったのだろう。
違う意見の人も含む組織作りは簡単なことではない。