[2020年1月7日 更新]
ブログのコメント欄に以下のような質問がありました。
大問2の2問目は、「文字でおく」ところだけ書いて途中点を稼ぐとありますが、具体的にどのように書くのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
言葉遣いからおそらく大人の方でしょう。
よろこんでお答えします。
◆2018年度入試問題を見てみよう
まず、底面の円周ℓを与えられた記号で表す。
ℓ=r×2×π
=2πr
=2πr
これでOK。
証明問題の採点基準は高校に委ねられているが、大抵の高校はこれで途中点はもらえる。
◆2017年度入試問題も
5 段目の 6 個のマスに入っている数をaとb を用いて表す。
左から順に
a
4a+b
6a+4b
4a+6b
a+4b
b
4a+b
6a+4b
4a+6b
a+4b
b
となる。
こちらも、これで途中点2~3点は固い。
公表されている「採点のポイント」でも、
”5 段目の 6 個のマスに入っている数が,それぞれ a,b を用いた式で適切に表されている”
と挙げられているのだ。
◆正答率は低いが0点にはしない
都立数学では2問の証明問題が出る。各7点と配点はデカい。
しかも途中点という仕組みがあるので、利用しない手は無い。
図形の証明問題でもこのコツがあるのだが、こちらはまたの機会に。
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