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2020年度入試 欠席率の高かった都立高校

[2020年2月25日 更新]
令和2年度の都立一般入試で欠席率の高かった全日制普通科高校を並べてみる。
数が少ないので、今回は多摩の普通科も入れてある。

2019年度までの欠席率については、過去記事を読まれたい。

なお欠席率は 受験者数 ÷ 出願者数 で出している。
は中高一貫校だ。

◆欠席率15%以上は 
全日制普通科(単位制は除く)の欠席率は、
 区部男子 9.0%
 区部女子 4.5%
 多摩男子 6.2%
 多摩女子 3.2% 
となっている。

男子
 日比谷 28%(83名)
 大泉 25%(9名)
 目黒 24%(43名)
 富士 24%(10名)
 戸山 21%(70名)
 武蔵 20%(9名)
 両国 18%(7名)
 青山 17%(54名)
 西 16%(40名)
 豊多摩 16%(43名)
 調布北 15%(22名)

多摩(旧7~10学区)は欠席率が低い。10%台は武蔵、調布北、小平の3校しかない。
上位校でないが、相変わらず目黒高校は欠席数が多い。

女子
 両国 21%(9名)
 富士 21%(8名)
 日比谷 16%(40名)

やはり女子の方が欠席率は低い。
男子と比べ、上位私立高校の選択肢が少ないためだろう。
逆に下位私立校は女子校だらけになっている。
豊島岡女子学園高校が2022年度から高校募集を停止したら、トップ層の女子の欠席率は下がると予想している。

日比谷は過去5年でもっとも欠席率が高くなった(昨年度は13.9%)
青山は5.2%と、区部の進学指導重点校の中ではダントツに欠席率が低い。


多摩はすべて欠席率10%以下。
さらに、42校のうち38校が欠席率5%以下である。
もっとも欠席率が高いのが調布北の7.9%。

多摩は区部に比べて欠席しない。
国立高校(男子10%、女子5%)、立川高校(男子9%、女子5%)など上位校であっても。
この傾向は、来年度も変わらないだろう。

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