[2023年11月13日 更新]
全日制都立高校を受験するためには、保護者と東京都内に同居する必要がある。
実施要綱には以下のように書かれている。
令和5年12月31日現在、都内に住所を有し、それ以降も都内に住所を有し、かつ、入学後も引き続き都内から通学することが確実な者【一部抜粋】
参照:都教育委員会HP
これとは別に、推薦入試を受けるための条件がある。
具体的には以下。
・志願する都立高校を第一志望とすること
推薦入試で合格した場合、他の都立高校や私国立高校を受験して入学してはいけないということ。これは中学校からも強く言われるはず。
当たり前だが合格した都立高校を一般入試で受けるのもダメ。
立川高校の普通科に推薦入試で合格した後、一般入試で創造理数科を受ける。みたいなことね。
・令和5年12月31日現在、都内の中学校に在籍し令和6年3月に都内の中学校を卒業又は修了する見込みの者
中3の2学期時点で都内の中学校に在籍しており、そのまま都内の中学校を卒業しなければならない。
中3の三学期に他県の中学に転校して卒業してはいけないのだ。
また既卒生も推薦入試を受けることはできない。一般入試はOK。
・都立中学校を卒業する見込みの者並びに都立中等教育学校の前期課程を修了する見込みの者の応募は認めない
都立中に在籍中の生徒は要注意。
例えば都立両国中に在籍していて、三学期に両国中を卒業するのはNGということ。そのまま都立両国高校に上がる資格を有していると判断されるから。
中3の二学期まで両国中に在籍し、三学期に他の区立中に転校するなら問題なし。
ただし千代田区立九段中等教育学校は都立ではないので、都立高校の推薦入試を受ける資格がある。
・在学している中学校長の推薦を受けた者
これはそれほど心配いらない。
よほどヒドい生活態度でない限り、都立の推薦入試を受けたいと中学校に申請すれば認められる。
推薦入試は受験チャンスが増える一方でデメリットもある。
詳しくは過去記事を読まれたい。その上で出願するかどうか決めよう。
<過去記事:都立推薦を受けるデメリット3つ>
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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