[2020年9月9日 更新]
一人で起きることの大事さは以前記事にした。
充分な睡眠時間が必要なことは、説明の必要もあるまい。
そのために寝る時刻を一定にすることが、いちばんの近道であることを今回は説明する。
◆就寝時刻=締め切り時刻
テスト前、明け方近くや徹夜をした経験のある中高生も少なくないだろう。
「テストの点を少しでも上げるため」という思いは分からないでもないが、私はお薦めしない。
できれば23時。どんなに遅くとも24時には寝るべきだと考える。
なぜなら、そういった子はその前の時間帯を有効活用していないことがほとんどだからだ。
たとえばテスト前日。
学校から16時に帰宅したとする。
16:01から23:00までぶっ通しで勉強すれば、6時間59分も確保できる。
これ以上勉強したいのなら、前日までにすればいい。それでも不足するなら前々日に。
要するに計画が甘いから、テスト前日に徹夜するハメになるのだ。
一つのテストが終わった日から、次の定期テストに向けての勉強を毎日続けていても、テスト前日に徹夜しなければならないということにはなるまい。
なるとしたら、勉強の仕方がまずいかキミのレベルが学校のレベルに合っていないのである。
そもそもそういう子は、16時の帰宅後にのんびり過ごしているケースが多い。
昼寝したりね。
時間の使い方が間違っている。
だったら早く勉強し始めて、早く床につくべきだ。
◆まずは普段から23時に寝る
テスト前でなくても同じである。
23時をリミットとして、何があっても23時に寝る。
そう決めておけば、それまでの時間帯を有効に使うようになる。
模試宿題が終わっていなくても23時には寝る。
それで翌日、学校の先生に叱られる。
そういう嫌な経験をしておけば、早く寝るために早く動けるようになる。
ぜひやってみてほしい。
私は高校生になっても、徹夜をしたことはない。
何があっても24時には床についた。
そうすれば学校の授業を完璧に受けられるからだ。
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