しらびそ高原～日本のチロル・下栗、ヒョー越峠（遠山郷）

「にほんの里100選」日本のチロル・この里は、あの深田久弥氏に、「下栗ほど美しく平和な山村を私はほかに知らない。」といわしめた。民家や農耕地が点在する風景が紹介される観光ポスターを観た人は「一体、この風景は本当にこの日本に存在するのだろうか。」と思ったこ違いないことでしょう。
正直、景観に関しては、観光ポスターのイメージとやや違うかな？と感じられた方も少なくはないでしょう。
しかし、この里の多くの住民が参加し、レストランの給仕、駐車場・道路の交通整理や遊歩道の整備などの観光客をもてなすために、自分の持てる能力を発揮し、生き生きと働いている姿には感動しました。表面的な景観ばかりではなく、この山里を盛り上げ、もてなしてくれる人々。これこそが、日本の原風景なのだろうと感じました。
この紅葉の時期、平日にして昼食時のレストラン駐車場は満杯。土日曜日、祝日は、大勢の観光客が訪れ「天空の里ビューポイント」の駐車場までたどり着けないくらいに込みそうですよ。
「天空の里ビューポイント」より

しらびそ峠にて

しらびそ高原からの展望。
こちらは、息をのむような素晴らしい紅葉。「わー、きれい。」「うしろ観て、スゴイー。」「これは最高だは」などなど．．．聞こえてきましたよ。
凛とした空気とこのような美しい風景に出会うことができ思わぬ収穫であった。
（この紅葉は、どんなに写真を並べたところで、もとても表しきれない。）

しらびそ高原の高みに構える「ハイランドしらびそ」。周辺散策の拠点にもってこいです。

こちらは、あの「ヒョー越峠」。（左）現在の国境、（右）戦い前の合戦場。今度の10/25日曜日、合戦の綱引き選手の掛け声や応援の賑わいが聞こえてきそう。過去、信州軍の１５勝１３敗。２ｍ遠州側に陣地を拡げています。しかし、昨年は、信州軍が負けてしまい、選手はくやしくてくやしくて号泣したという話を聞きました。さて、今年は？