「オルゴール」は、実は日本語。語源は、オランダ語のorgel「オルヘル」からきており、「オルヘル」はオルガンがその由来だそうです。
オルゴールは「箱状の自動演奏器具全般」を指すこともあり、持ち運べないほど大きなものはオーケストリオン(オーケストラが語源)と呼ばれるものもあります。
ところで、この写真の左から2番目の大きな自動演奏器は、あのタイタニック号に積み込まれ、音楽演奏で乗客を癒すことになっていたそうですが、直前にキャンセルされ、タイタニック号に積載されずに、時が過ぎここに回ってきたようです。
タイタニック号の方は、この器具の代わりに演奏家8名が乗船し生演奏を披露しましたが、不運にも全員が帰らぬ人になってしまったとのことです。
これも運命の不思議ですね!