<1日目>8月27日(日)晴れ時々霧
昨日あたりから、青空が見えるようになった。青木鉱泉到着8時、駐車場はほぼ満車状態。
準備運動後に、中道ルートを目指して歩き始める。殆どの登山客は、ドンドコ沢コースより鳳凰山に入るため、逆方向に歩いていくので、不思議そうにみられているようだった。約1時間、林道歩きが続き登山口に辿り着く。
途中、目印らしい箇所はなくただひたすら上り続ける。途中は、時々霧が巻く中を、サルオガゼのひらひらと揺れるのを見ながら、変化の少ない道を登り続ける。
平らになった場所で、昼食を摂る。
途中では、大勢の健脚の日帰りの人たちに行き会った。そのあとも休憩を挟みながら、やっと、御座石(ゴザイシ。深田久弥の百名山ではミクライシ)までたどり着いた。ここでも濃い霧が巻いている。
この後に、同じように急峻な道を行くと突然、林が切れ、花崗岩の岩や砂地の場所に辿り着いた。もうこの付近が、頂上になる。
頂上で少し休憩した後、直下の山小屋に辿り着いたときは、この嬉しさはなかった。
山小屋のご主人によると、この山に入るルートでは最も厳しいコースなようである。
歩行:10,429歩 6.83km
<2日目>8月28日(月)晴れ時々曇り
6:30頃出発。薬師岳~観音岳~地蔵岳の縦走。ここは、花崗岩の砂地が美しい道が続く。
周囲は富士山を始め、南アルプス・北岳、間ノ岳、仙丈岳や甲斐駒ヶ岳など、さらには八ヶ岳連峰や東側にも主要な山々が見える中を、足元には数多くの高原植物が咲き誇る別天地である。
地蔵岳に到着すると、そこは頂上にそびえるオベリスク、平らな場所の砂地には地蔵が並び独特な雰囲気を帯びた異空間を感じさせてくれる。
この後は砂漠上の、急坂をジグザグに降りると、鳳凰小屋に辿り着く。ここは、水が豊富に湧き出ている。早速、今まで我慢していた歯ミガキをして、少し長めに休憩をとった。ドンドコ沢の急坂を、いくつかの滝に寄りながら、ゆっくりと青木鉱泉まで下りました。
歩行:25,981歩 14.31km
<宿泊>薬師岳小屋は、新築後2日目でピカピカでした。ここでは、水が少なく貴重品です。
鳳凰三山のイメージ図(青木鉱泉上部の案内看板より)
参加メンバーが描いたイメージMap。なかなか分かりやすいです。
昼食場所・・・薬師岳は、3時間と表示されています。
イヤー大変でした。しかし、まだ3時間か?
翌8/28朝の日の出前。(薬師小屋の上部から)
薬師小屋にて、出発準備中。
薬師岳山頂
北岳~農鳥岳(薬師岳山頂より)
気持ちがいい朝です。
富士山もくっきり。
岩の間に可憐に咲くホウオウシャジン。
東側の山々。両神山や大菩薩嶺も見えているのかな?
タカネビランジ
観音岳から、歩いて来た登山道と富士山。
地蔵岳オベリスク(鳳凰小屋分岐付近)
お地蔵さんが何体も並ぶ地蔵岳下の平たんな場所
地蔵岳
地蔵岳の平たんな場所を勝手気ままに散策しています。
ここが、鳳凰小屋。水が豊富。こんなにうれしいことはない。
ドンドコ沢には、いくつかの滝がありますが、その一つの南精進滝。
撮影場所があまりにも滝に近く、滝つぼまで撮れませんでした。
青木鉱泉到着。バンザイ🙌やっと帰ってきました。