小諸で「経済講演会」”日本のゆくえ~激動の時代を生き抜くために・・・”と題されて、金子勝さんの講演がなされた。
概要は、現代ほど激動の時代において、中央(政府・その天下り先)などコントロールタワーが、腐っている。
自己の権益に捕らわれ、機能不全を起こし、政策の失敗を隠し通し続ける状態になっている。
まさしく、今は第二次世界大戦の末期に近い社会環境に酷似しており危険な状態である。
また、一人当たりのGDPは、90年代に3位であったものが、安倍首相時代には23位になっており悪化している。今、何が起こっているのか?雰囲気に流され大事なことが決められており、一向に事態は良くならない。
現在の状態がどうなっているのか知るのには、日本の新聞はどれをみても同じようなことを報道し、中央官庁からの情報のたれ流しに過ぎないので目新しさがない。
こんな時は、海外のメディアをチェックしてみると日本の中のことや世界との関連がみえてくることがある。
中央集権の時代から、分散型ネットワークにより、新しさを見つけ出し社会に貢献する生業を成り立たせる。働くことにより社会への繋がりを持てることは、とっても大事だ。
つまり、自分の立場で置き換えると、お客様が喜んでいただける仕事で、報酬は単に金銭や物を求めるのではなく、更に質の良い仕事や地域社会に貢献できる仕事につながることになり、それがステップアップする源泉になるということではないだろうか。
『仕事の報酬は仕事』