MVI_1702.avi
有松絞りまつりの括り作業の実演コーナーを見る
有松絞りは数十種類あるとされているが、手蜘蛛
絞りは元祖的存在で、唯一有松が発祥の地だという。
現在、手蜘蛛絞りが結えるのは今年88歳の本間と
め子さんただ一人だけになってしまった。8歳のと
きから絞りを始めたというら80年も手蜘蛛絞りに携
わってきたことになる。
本間さんは50歳代から60歳代までが一番あぶらがのり
きったった時代だったと述懐しているのを聞いたが、
いかに手蜘蛛絞りの難易度が高いかが分かる
手蜘蛛絞りは他の絞りのように、あらかじめ絞る
位置を染めてはいない。真っ白な生地に自分の感性
だけで蜘蛛の巣の形や、大きさや並びなどをすべて
を自分でイメージしながら独創的に結っています。
生地を括る両手の動きはとてもリズムカムで力強い。
手蜘蛛絞りは江戸時代、東海道の土産物として、当
時、大変人気があったというが、本間さんの絞りを
結う姿を見ていると、そんな江戸時代がふと頭をよ
ぎった。
400年以上つづいたものが後継者がなくて消滅の危機
にあると聞くが、何十年もの経験が必要されるもの
などは、だからといってにわかに出来るものではない。
なんとか本物の技能の伝承をしてほしいものだ。
有松絞りまつりの括り作業の実演コーナーを見る
有松絞りは数十種類あるとされているが、手蜘蛛
絞りは元祖的存在で、唯一有松が発祥の地だという。
現在、手蜘蛛絞りが結えるのは今年88歳の本間と
め子さんただ一人だけになってしまった。8歳のと
きから絞りを始めたというら80年も手蜘蛛絞りに携
わってきたことになる。
本間さんは50歳代から60歳代までが一番あぶらがのり
きったった時代だったと述懐しているのを聞いたが、
いかに手蜘蛛絞りの難易度が高いかが分かる
手蜘蛛絞りは他の絞りのように、あらかじめ絞る
位置を染めてはいない。真っ白な生地に自分の感性
だけで蜘蛛の巣の形や、大きさや並びなどをすべて
を自分でイメージしながら独創的に結っています。
生地を括る両手の動きはとてもリズムカムで力強い。
手蜘蛛絞りは江戸時代、東海道の土産物として、当
時、大変人気があったというが、本間さんの絞りを
結う姿を見ていると、そんな江戸時代がふと頭をよ
ぎった。
400年以上つづいたものが後継者がなくて消滅の危機
にあると聞くが、何十年もの経験が必要されるもの
などは、だからといってにわかに出来るものではない。
なんとか本物の技能の伝承をしてほしいものだ。