南部吟遊詩人の写真館

このサイトは2023年3月、容量の不足により更新を断念しました。以後は「南部吟遊詩人の写真館2」に続きます。

姫神山に登ってきました②【城内登山口】

2018年08月19日 06時13分30秒 | 〇〇山に登ってきました。
「姫神山」と言えば、御存じ山頂のゴツゴツ岩が特徴。

それゆえに山頂付近の(ほぼ)360度パノラマが絶景の山です。

この日は岩手山に行く予定でしたが、岩手山方向はどんよりとした厚い雲に覆われていました。

「これは絶対無理」

そう思いましたね。

一方、東の姫神山を見ると、快晴の模様。

「これは行ける!」

そう思って、方向転換。

今日は姫神山に登ることにしました。

どうせ登るなら今まで行ったことのないルートで登ろう。

そう思い、早速ググって「城内登山口」から行くことにしました。

というわけで、来ました。



城内登山口です。





かなり凹凸の激しい未舗装道路(こういう時だけジムニーとかランクルに乗りたくなる)を行くと、発破現場が現れました。








道間違えたかな??



↑振り返ってみました。



でも、↑こういう看板もあるしなあ…。一本道だったし…。

でも、左側をみれば…。



怪しい石像。どうやらここは神社跡地?



登山口で間違いないようです。



案内板も丁寧。見どころが多そう。楽しみ。





では、早速登ってみますかね。

↓こういう看板も見かけましたが、今のところ、大丈夫そう。




頂上まではまあまあの距離。一時間半ってところかな。



6時ちょうど、登頂開始。



どうしても朝のうちは森の中が少し暗い。



早速ポイント発見。5分も歩いていません。



水垢離の跡のようです。今では水が枯れています。



で、進みます。普通の山道ですね。



前日に雨が降ったのか若干ぬかるんでいます。



岩がゴロゴロしています。やっぱり姫神山ですね。



けっこう、小川というか沢がそこかしこに。水源の豊かな山です。



朝の6時過ぎはまだまだ暗い。そしてやや湿っている。



ポイントらしき場所が見えてきました。



「たたら岩」だそうです。こんな山中で製鉄でもしてたわけでもないでしょうが…、どうしてそのような名前なのでしょう??



道の右側に立っていた岩がそうなのか、それともこっちの岩がそうなのかよくわかりません。




しばらく歩くと、また、道に沢が横切っています。



山道を行きます。



道の右側(谷川)はゴロゴロした岩場です。この奥にかつては金山があったのでしょうね。道は見つかりませんでしたが…。



それにしても、登りやすい道です。





この間の早池峰山に比べたら、もう…。



?つぎのポイントは?石碑が見えます。



清水社?清水神社??ともかくも湧き水のある神社なのでしょうか?



↑この石碑は摩耗が激しく、まったく、字も絵柄も読み取れません。いったいどれだけ昔のものなのでしょう??



湧き水というか、沢から引いた清水が出てますね。おいしい水でした。のんでも大丈夫そうです。



それにしても、木の根っこから清水が流れているなんて不思議な気がします。

麓でもそうでしたが、ここにもお社はないのですね。昔はあったのでしょうか…。



だんだんこの辺から斜度が出てきます。



それでも、ロープもあり、登りは楽勝。



わりと斜度はあります。ちょうどいいくらい。



さあ、登れ、登れ。



神社跡発見。ここにも社殿はなし。



何もないところで「神社」といわれても、ねえ…。

ちなみに、「はたおり姫」の伝承については謎。かつて岩手山と夫婦だったという故事に基づくもの…?

その記事(「ウィキペディア」のページへ)

とりあえず、行きましょう。まだ、道は半分くらい。







わりと斜度は緩やかになってきますが、最後に絶対、ごつごつした岩場が来るはず。



次のポイント「水石」に到着。山頂まで430mとのことなので、もう一息といったところでしょう。





この「水石」。一年中、石の上に水が溜まっているそうです。



以前、テレビ番組でも似たような石が秋田の男鹿半島、寒風山の場所で紹介されていました。



しかし、ここのは見てみると、水なんてありません。



苔をはいだ後がありますが、水なんて一滴もたまっていません。



流れた後?はあるんですがね…。



まあ、伝説は過去のものということでしょうか。



さて、あとわずか。



次の巨石が見えてきました。



これは…?岩屋??



すごいですな…。



傘になる石も、しっかり載っている…。



やっぱり、その名前も「笠石」でしたか。



山頂近くなると、やっぱり岩がごつごつしてきますね。うーん、想定内。







しかし、このロープは本当にありがたい。



眺めの良いところに出てきましたよ。



山頂を目前に、一足早く絶景を楽しむことにしましょう。



巨石の上で。







さて、山頂まで、もう少し。



道も狭くなってきます。





天気が良くなってきました。ドンピシャ。狙いは大成功。





ほぼ、山頂付近。



この岩場をよじ登れば山頂です。



普段は「一本杉コース」から登るのが普通なんですよね。



今回登ってきたのは「城内コース」。



登山口の未舗装路を除けば、こっちもまあまあのコースです。





って、いうか、山頂付近の這うような岩場越えがない分、こっちの方が若干楽かも、と思いました。



岩場を少し登れば、



山頂ですしね。



やりました。登頂7時半。一時間半ほどの山道です。



↑岩手山です。超、雲がかかっています。たぶん、今日、登っていたらただじゃすまなかったでしょうね…。



多分、大雨ですよ。



雲が取れていく時間帯もありましたが。





さて、あとは山頂からの景色を楽しみましょうか。









こっちの方角(多分東北方向)だけは高い木があって、よく見えません。「ほぼ360度のパノラマ」と言ったのはそのためです。



それ以外は景色良好。









遠くの低い雲も見えます。







山頂の祠は、



嘉永年間(1848~55)のもの。



んじゃ、帰りますか。

さっきの大岩のところを通り、



すっかり明るくなった山道を軽快に進み、



帰りは一時間ほど。



山頂で30分ほど休んだので、ほぼ9時に下山終了です。たのしい山登りでした。




【撮影日:2018年8月9日(木)】





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 早池峰山に登ってきました。... | トップ | 上野三碑(こうずけさんぴ)... »

コメントを投稿

〇〇山に登ってきました。」カテゴリの最新記事