魚は、白いか。茶色い斑点で、墨がついてるやつを買う。少々高いがさんまも高い。500円。
今日もツキがなさそう。というかボウリングに飽いてきた。点数も出ないし。ローダウンも
うまくできない。あきらめかける翁だが、曲がらない事には、ポケットに行かない。途轍もなく
速くて、普通の投げ方では、まっすぐ行ってしまう。やっぱり曲がる投法でないと攻略できない。
従ってローダウン。後ろから眦の視線。このへたくそって言われていそう。ただ翁は最新投法の
ローダウン。知らないだろう。このセンターでは一人も見かけない。見ておれ先駆者の一投を。
ただ面白くない。煙草も上がるし、マナー違反の車が多い。秋だから。翁の周りは猫ばっかり。
白を家内が洗う。抵抗もしないで這いつくばる白。ブルブルもしない。老いたもんだ。
文句は後から言ってきた。ごほうびあげるから。マグロのフレーク。目がない白い猫。
今晩の夕ご飯は、御馳走だぞ。まだまだ食い気のある白ちゃん。翁が食べたいぐらいだ。
わかっているのか餌が減らない。マグロのように洗われたら、マグロが待っている。
洗ったのに、めん羊のようなこぶの白の毛。ひつじか?。だったら紙でいいか?かまってみる。
面妖な面立ちの白。バカにしてるのか?諭吉の味ですね。ぐたぐたいわずにはやくまぐろを出せ。
蔓延するコロナ。猫には関係ない話。でも翁がかかれば冥府魔道。一蓮托生怖い怖い。
白が、翁をお助け申す。白々しい申し出に、涙する翁。だから早く。食ったもん勝ち。
勝負弱い翁でした。広島に捧ぐ。