一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『困難な結婚』内田樹先生トーク&サイン会♪

2016年09月13日 | こんな本読んでみました♪
9月12日(月)グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルという所で
ご著書『困難な結婚』の内田樹先生トーク&サイン会に行ってきました!


まずは、南館の『紀伊国屋書店』にて予約していたチケット発券していただく。
知らなかったが、1000円なんだと!安い~~!!
生!!内田先生が拝めて、お話が聞けて1000円。
なんちゅー太っ腹紀伊国屋書店(その上、店員さんの対応最高でした!まじ感動!)

一緒にエレベーターに乗理り合わせたどこぞの方が
プレゼントだけ渡しに来ただけ・・・とかで
もうチケットはなかったと話されていたけど
・・・席はまだあったから・・・あれから参加できはったかな?!


『困難な結婚』はそれはそれは読みやすい本でございました。
(いつもの内田先生の本の中では・・・)
内田先生、聞き手の青山ゆみこさんともお知り合いのようで
終始、和やかなムード・・・
しかも、90分の時間の間、かなり笑わせていただいた
楽しいトークタイムでございました♪

前半のお話は、内田先生の結婚・離婚・子育て・・・その後について。
その後・・・のところが(ここでは書けないが)めっちゃ面白かった!!

そして終盤は、ご著書に踏み込まれた話題になりました。
一番心に残ったのが
バツイチ男性は『裏面交流』しない!・・・ってお話。

『裏面交流』・・・・初めて聞く単語!
例えとして、人の足を踏んで「痛い!」とどこまで言わないかで
愛を計る・・・ような行為らしい・・。
分かる・・・なんとなくわかる~~~!(笑)

「人の足は踏んだらダメなんです!試したらダメです!踏んだら痛いんです!」
・・・ってお言葉が心に残りました!
このお話を聞きながら、頭の中では浜田省吾さんの『恋は賭け事』が流れる私・・(笑)
(省吾ファン!)

君は天使じゃなく 俺だって聖者じゃないんだぜ・・・

『愛』を試すようなことをしてはいけない!!
なるほどねえ・・・
バツイチ男は、そこんとこわかってるから
人の足を踏みつけて確かめるようなことはしない・・(らしい・・というか、
学習してきた人もいる・・って話ね!)



結婚とは、とにかく『人を成長させるものだ』ってことに尽きました!
分かんないもん同士、通じ合うことのない者同士が
それでも一緒にいる・・・ってことで
人間は成長できると・・・・
ブラックホールのような理不尽な『恐妻家』を持つ旦那さんは
社会では結構立派な人が多いって話も面白かった!
日々、理不尽にさらされてると人間って成長するのかね?!(笑)



「だから・・・一度結婚してみたらどうですか?」
・・・と、トークタイムの中でも出てきましたが
ご著書にも多々でてきます・・・。

そして、ちゃんと触発された読者の方もいらっしゃったみたいで
サイン会タイムで、私の前の女性の方が
内田先生にサインいただく時に「読ませていただいて結婚決めました!」と
おっしゃってました~♪(めでたい♪)

私の本へサイン書いてくださってる間も、先生
「いや~嬉しいよねえ!」って話してらした♪

楽しいだけではなく『受難』である『結婚』・・・
その『結婚』がどうなるか・・・ではなく
『結婚』することで、人間って『成長』しますよ・・・
違うステージの景色が見えるから・・・・積極的にやってみればどう?!
・・・って内容のこのご著書。

帰宅後、娘に
「はよ、結婚しなよ~!」と伝えるも
「心ときめく人が出てこない・・・」とのこと。
したくても、『縁』が全くないんだもんね・・・・
これもまた『受難』だよなあ・・・(笑)


『困難な結婚』読了!

2016年09月02日 | こんな本読んでみました♪
内田樹先生の『困難な結婚』読了!





家事が『苦役』とも思わないし・・・
姓が変わろうが変わろまいがどうでもいいし・・・
取り立てて、今の結婚生活に不満はないのだが
9月にグランフロントのでっかい本やさん主催の内田先生の講演会に申し込んだので(♪)
「読んどかなくちゃ♪」と読ませていただきました!!


なかなか面白かった!!

私的なことを公的にするため、公の前で誓うのが結婚式!!
人間が今以上に成熟するために必要なのが結婚・・・・
なるほどねえ・・・・

コップのふちから水をこぼさない(不満をコツコツためて
離婚にいたらないようにするには・・)ために必要なことは
些細な『うまくゆかないこと』を日々、ひとつづつ片づけて
日々、自分が『機嫌よく暮らせるか』に
自分を持ってゆくこと・・・・

これって、『結婚』だけじゃなくて
すべてに言えるよねえ・・・。
機嫌よく・・・気分よく・・・暮らすために
気になる『今』汚れてて、少し気になる床を拭いておく・・・
かがんで拭くのは
ちょ~~めんどくさいが・・・・それをすることによって
『機嫌のいい私』を維持できる。この積み重ね・・・!!



そして、以下気になる場所抜粋!!


人間は成熟するために
『いま・ここ・わたし』という閉域から外へ踏み出さねばなりません。
自分の手持ちの価値観や、美意識や、世界観から一歩外へ踏み出さねば
なりません。


・・・って所と
この項の冒頭部分

山でも巨石でも巨木でも滝でもなんでもいいと思いますよ。人知を超えたものに
誓うのであれば。人間の賢しらを超えた水準に「超越的な秩序」が存在することを
前提にしないと、そういう態度は取れませんから。


・・・以上の二点を読んでいるうちに・・・・

頭に思い浮かんだ歌詞・・・・・
浜田省吾さんの『J.BOY』!!

水平線登る太陽の中・・・突き抜けたいこの歌の主人公のと一緒に
ライブ会場なる『大いなる場所』で『人知を超えたものに』(・・雰囲気)
腕を振り上げながら『誓う歌』・・・・・『J.BOY』!!(・・と私は思うんだが(笑)・・)

盛り上がるよねえ・・・♪

楽しみです・・・。
・・・って、本の感想から離れて、すっかりライブの妄想で
気分盛り上がっちゃった!(笑)

『困難な結婚』の内田先生の講演会・・・・
どんなお話が聞けるか楽しみ~♪
60代の内田先生と浜田省吾様に会えるこの9月・・・・芸術の秋になりそうです♪

『江戸の忘備録』読了。

2016年07月13日 | こんな本読んでみました♪
磯田先生のご著書、『江戸の忘備録』読了。

戦国時代が終わって70年・・80年経つと・・・
今の日本みたいに「戦争を知らずに僕らは生まれた~♪戦争を知らずに僕らは育った~♪」
世代が出てきて、その時に
戦国時代体験者のおばあさんが、近所の子供たちに
戦争の時はこんな悲惨なことがあったんだよ・・と話し聞かせた
その内容が、古文書に残っている・・・というお話が凄かった。
かなり悲惨な内容。
今も、昔も、変わらない。
でも、そこを読まなければ
今も、昔も、変わらないんだ・・・という目線を
持つことはできなかったな・・・という自分に気が付いた。
小さなことですが、驚きました。

『本音で生きる』読了。

2016年06月30日 | こんな本読んでみました♪
堀江貴文さんの本を読んでみた。
以前、『しくじり先生』なる番組で拝見したとき
面白い人やな~~と感じたので。

  

良質の情報を浴びるように入れてそこから
素早く取捨選択、最適化・・・・

相反するようで似た内容・・・以前読んだこちらの本。

面白い・・・。


自分を操る~~?!

2016年06月21日 | こんな本読んでみました♪
DaiGoさんの『自分を操る 超集中力』という本を購入。
集中力について書かれた本である。

↑・・・読んで、掃除も集中だいっ!!


テスト勉強ももうないし、なんかの試験を受ける予定もないし、
この年で『集中力』を上げることがそれほど必要か?!・・・と聞かれれば、NO!なのだが
何気に、本屋さんで手に取り買ってしまった・・・。

・・・・なかなか面白かった。

前頭葉から出てる『ウィルパワー』なる
思考や感情をコントロールする力をうまくコントロールすると
集中すべきことに集中できるとな!!

この『ウィルパワー』なるもの、量が決まってて集中力を使うたびに
減っていくそうな・・・。

どの服にしようかな・・・とか、
今日、これするのめんどくさい・・でもしなくちゃ・・・
あ~~~~・・・・部屋散らかっててやる気起きない!!けどやらなあかん・・・

・・・等々を考えてるだけで・・・『ウィルパワー』は減ってるんだと!!

ぎゃ~~~~~っ!!
これ、めっちゃわかる~~~!!
悩むのがめんどくさい・・めんどくさいからやらない・・・
でもやらなきゃいけないからやるけど、いまいち乗り気になれない・・・

ある!ある!ある!!

・・・この一連の流れの源が『ウィルパワー』の減少につながってんのね!!


・・・・こないだから、激しく取り組んでる『断捨離』・・・
『断捨離』することで、悩んで減るらしい『ウィルパワー』に
歯止めがかかるってわけね・・・♪

な~~~るほど~~~♪・・・と激しく納得でございました!

あと『ウィルパワー』を減らさないために必要なのは『習慣化』
考えるな・・・毎日やれ!!
・・・ってことで『ウィルパワー』が減らすことなく集中力を維持できるようになるらしい。
こまなし自転車に乗れるよう、苦労して練習してたけど
乗れ出したらなんにも考えずに乗れる・・・ってアレがそうらしい・・・。

な~~~るほど~~~♪・・・と、これまた激しく納得でございました!

『習慣化』して『断捨離』して『時間を決めて』
物事をぱぱぱ~~~~っとやって・・・夜はくつろいでさっさと寝る・・・
これで、集中しなければならないことの激しく集中でき
一日充実っ!で過ごせるらしい♪


・・・・最近、どの服にしょうかな・・・が面倒で
ずいぶん服も捨てて、決めた服を、短時間で、着て出ていく・・・『楽っ!』
・・・だったんだけども・・・・

この間、娘に言われた・・・

「この頃・・・なんか・・・ダサくなったな・・・」

・・・・!!(笑)
大爆笑であった!

ほかにもいろいろいい事、いっぱい書いてございました♪
(・・忘れたけど・・・集中して読めてないのかしら?!)

しかし・・・『自分を操る・・・』ってタイトル・・・・
そういえばどこかで・・・と、過去のブログを調べたら
名越康文先生の講演会に行った時に、(ちょっと違うが)そのような
お話されてました・・・。

よいお話の核は・・・同じような感じのものが流れてるわ・・・・。


四つ葉のクローバーと小泉八雲♪

2016年04月21日 | こんな本読んでみました♪
この目で見ることが出来ないからといって
そこにはないと決めつけてしまうことは
夢とか希望とか絆とか愛が
この世界にはないと
決めつけることと同じなんだ  (『四つ葉のクローバー』槇原敬之)


マッキーのこの歌が、小人か妖精の出てくるTVドラマの主題歌として流れていたのは
もう数年前・・・。
アイリッシュ系のいい歌だなあ・・・と、聞いてるうちにだんだん好きになって
たぶん、そこから槇原くんのコンサートに行きだした。

その後、槇原君・・・・ライブかラジオで(?!)
日本の八百万の神様的考え方が
アイルランドの人の「どこにでも神様がいる。小人や妖精もいる」って考え方に似ている・・・
(・・・のようなこと)を話されていて、それがいたく心に残っていたのです。
(アイルランド紀行でアイルランドに旅行されたときに話されてたのかな?!
どこで・・だったかは忘れたけど・・・)

「へええ~~・・・そうなんだ!
でも、アイルランドって?」って止まりの私・・・・(そして調べもしない)



先日、司馬遼太郎先生の

・・・を読んだ。

ぎゃ~~~~~~っ!!
でてきましたっ!!まさにそこにっ!!

もう、感動です!!
すっごい『繋がり』を感じちゃいました!
マッキーがこの本を読んでたのか
それとも、日本とアイルランドって似てるのは常識で
私だけが知らなかったのか
なんだかわかんないけど、的確に『それっ!!』ってのが
出てきたので、超感動ですっ!!

文春文庫『この国のかたち 5巻』P19からです~~!!

土俗宗教にキリスト教が入ってきたアイルランドは
その土俗主教が廃れちゃって
妖精だのなんだの・・より、厳しいキリスト教が栄え
幼かったラフカディオ・ハーン氏を抑圧したらしい。
でもハーン氏には見えてたらしいのです・・・・
『妖精』が・・・・!!!
でも、育ての親のおばさんに怒られ抑圧され
どうにも行き場がないなあ・・って若かりしハーン氏・・ある時
日本の『古事記』を読んで、日本を知り・・・日本ラブ♪
思いは募り、そして日本にきちゃった。
やってきて・・・・もうびっくり仰天!!
自分には見えるけど信じているんだけど
そのことを怒られてたアイルランドとは違って、
日本では・・・それが・・・『普通・・』
もう、その時の彼にとってはまさにパラダイス・・・だったことでしょう!!
「はあああぁぁぁ~~~?!マジで?!」って感じだったんじゃないかな!
その後、小泉八雲として日本でいろいろな本を書かれたことは
私も知ってます。・・・怖いです。お話・・・・(笑)

その後19世紀後半、アイルランドでは『アイルランド文芸復興運動』なるものがおこり
今は、みんなが(日本人以上に・・って感じでしょうか)
『妖精』を信じてる素敵な国になったらしい・・・

そこへ、マッキーが遊びに行って
そして、『四つ葉のクローバー』なる素敵な歌を届けてくれて
それに感動してた私が、司馬先生の『この国のかたち』を読んで
再び感動して・・・・・♪

アイルランド・・・って、そういう国なんだね~~♪
・・・っていうか
あえて調べないから、偶然出てきたときのこの感動たるや凄いよね~!
これからも、すべての物事を
深く・・・は追及しない、出てきたら拾う・・・の姿勢で行こう・・・(笑)


司馬先生の『この国のかたち』・・・・いろいろ感動できる本でした。

町の一本の普通の道にも
歴史があり、それが今までつながっている・・・
一本の何もない道に、ドラマを与えられることのできる人・・・・
それを小説家というんですねえ~~・・・。

ウォーキングで歩く道にどんな歴史があって
どんな人が歩いたのかしら・・?って
ちょっと想像したら、不思議な気分になります・・。

それは見えないけど
必ず『何かがあった場所』・・・・・

いや~~~♪
感動の本・・・感動の歌・・・でございました。

『家族という病』読了。

2016年02月17日 | こんな本読んでみました♪
昨日、本屋さんに行ったら
本の帯に『第一位!!』の文字!
売れてるのねえ・・・・
みんな読んでみたいんだ!
『病』なら、直したい・・・と思ってるんだ・・・と思いつつ購入してみた。

『家族という病』(下重暁子著)
読了。




子供の自慢とか
主人の自慢とか
・・・そういうことしか話せない人・・・どうでしょうか?

家族との関りを『大切にしなければならない』という考えにがんじがらめに
なってるのって・・・どうでしょうか?

近くにいても理解できないもんは
理解できないと思いますよ~~

・・・等々を下重さんの切り口で語られる本。

・・・下重さんのように、父にも母にも一物あっても
でも、最終的に・・・やっぱり『好き』が根底にあったよね・・・と
後々思う・・・・らしい。

親は要介護になって初めて子供に弱い姿を見せ、
そして、初めてここで子供も親を理解する・・・って話は
友人Aさんが、私にしてくれた話そのまま・・・・。

私にも、いずれわかる日がくるのだろう・・・。

・・とかなんとか、感想を持ちつつ読み終えたが
そんなに家族間で問題も、期待もあるわけでもないので
『ふ~~~~~~~~~~ん・・・・・・・』って
感じで読み終わっちゃった(すいません・・・・)

そしてこちら(
なるほど・・・でございます。
『家族』なんて「ちゃらちゃら」してるぐらいで丁度いいのだね!!(笑)
素晴らしい家族を作り上げなければ・・・って考えてしまう時点で
もう『病』なんだあ・・・・!!
この辺りは、下重さんも書いてらっしゃいました♪



それよりもっ!!

この本と同じ内容の歌が、あったではないかっ!!・・と
思い出したように聞いてみた♪

槇原敬之さんの『Tag Team』♪♪

分かり合えなくて当たり前なんだ
分かり合えないようなメンバーが揃ってる
テレビや映画で幸せな家族を描くのは
現実があまりにも違うからなんだろう



・・・・うむむむ・・・・唸らされるこの歌詞!!
この歌を聞けば、この本の『ほぼ!』が理解できるのではないだろうか・・・
・・・と思ってしまったのは、私が『マキハラ病』だからかもしれない♪

『しない生活』読了。

2016年01月08日 | こんな本読んでみました♪
『しない生活』(小池龍之介)読了。


昨年末までに家の中を結構整理した(『断捨離!!』)。落ち着いたので、題名にピンときた
僧侶でもあらせられる小池先生の『しない生活 煩悩を鎮める108のお稽古』なる本を
読ませていただいた。

第一章が『つながりすぎない』だよ~~~!!(笑)
なんか・・・わかる!
ネット社会の功罪・・・感じる今日この頃・・・。

気をつけよう・・・(笑)

そして、感動したのはこの一行・・・。

私たちの脳は、「このことを、自分はもう知っている」と判断したものに対しては
情報を大胆に省略する癖を持っており、それは仏教で「無知」と呼ばれる煩悩に相当します。


・・・こういうことがあるので、仏教では瞑想して
常に、脳をリセットさせるんですと!!
おおうっ!!
なるほど~~~~っ!!

「このことを、自分はもう知っている」
・・・・って・・・・マジでお習字のお稽古をしている時に
たびたび感じ、そして「いかんいかん・・・」と思うこと。

お手本を見ながら書いてるつもりでも
細かいところまで見ない・・・(私だけかもしれないが・・・)

脳みそが・・・「そこ見なくても、その字の形知ってるし」
・・・と、細かく見るのをめんどくさがってるのが
最近わかる(笑)

年を取るのもそういうことかもな・・・。
「それ、もう知ってるし」で、細かく感じようとしないということ。

ある~~~~~っ!ある~~~~~~っ!!(笑)

毎日見ているその景色を
大胆に歌い上げた『やさしさに包まれたなら』

カーテンを開いて・・・静かな木漏れにやさしさを感じるとは・・・
ユーミンは、さすがただものではない・・・。
目にうつるすべてのことはメッセージと言い切るとは・・・
ユーミンの脳みそは、脳内リセットがはなはだしいとしか言えないっ!!(笑)

もう一度、細かく新鮮な気分で見つめる・・・・
それが、今年の目標かな~~♪
・・・昨年12月からせっせと書き始めた仮名書・・・・・

「その字、知ってるし~~~」という自分の脳との対峙である。

しかし、すぐ飽きるし進まないし・・・(笑)
今年中に一冊終わるんかいな~~?!





『ぼくたち日本の味方です』読了。

2016年01月06日 | こんな本読んでみました♪
『ぼくたち日本の味方です』(内田樹×高橋源一郎)読了。


対談本。
このお二人の間で司会をされてるのが
ロッキング・オンの渋谷陽一さん。

すごい三人・・・・。

東日本大震災のころの対談本なので
「そのとき」「この二人が」「なにを話されていて」
「そしていまどうか」というのが面白い本。

原発はもう廃止の方向がいいと思う。
実際、今でも汚染水を垂れ流しなのに
そんなことをしてる国で、オリンピックって、マジどうよ?!
世界のみなさんもそれでいいんですかっ?

・・・ってか、
オリンピックを日本で!!・・・と、当時盛んに盛り上がってた
選手のみなさんにも
「本当にそれでいいんですかっ?!」
と言いたかったんだが
そんなことは、非国民みたいだから
言えなかったけど
(近所の人には言ってそして、スポーツ好きな人には、嫌なこと言うねと言われたが(笑))

ああ・・・・言ってもいいのかも・・・。
思ってもいいのかも・・・と思った本。(小さいわたし・・・・)


不便!!

2015年12月19日 | こんな本読んでみました♪
又吉さんの『火花』は・・・・・・・・・
近所で誰かが買ったら借りようと思ってるので
まだ読んでない。
・・・しかし、誰も買いそうにないなあ・・・・。
めっちゃ売れてるのに、近所で誰も買った人がいない・・・という・・(笑)

・・・なので、又吉さんの『東京百景』という本を買って読ませていただいている。
なかなかに読みやすい文章。
たまにでてくる鋭く切ない一行が、さすが芥川賞作家っ!!・・・って感じである。
ふむふむ・・・と感心しながら読んでいて
・・・大爆笑のところが出てきた・・・・。

かつて、又吉さんが住んでたぼろアパートの共同トイレの張り紙・・・。

『トイレットペーパーを流し過ぎると、水がつまり多くの人が不便します』

大爆笑!!
このページは
心に残る一ページとなった・・・
・・・って、これ書いたの(オオモト)は、又吉さんじゃなくて大家さんだし・・(笑)

そして同時進行読みで読了した一冊。

村上春樹さんの『雑文集』
『壁と卵』の全文も掲載されててとても素敵な本でした♪
作家さんから読者へ・・・・いかに
『心づくし』を届けようとなさっているか・・・そこら辺を
めっちゃ感じることのできる一冊であった🎵

本当に素敵なアーティストさんの作品は、それを感じるよね~~♪
(好きだから余計にね~♪)

もっと!!・・・よくなるらしい!

2015年12月16日 | こんな本読んでみました♪
浅見帆帆子さんの本を購入させていただきました。
『あなたは絶対!運がいい』の
実践版のような内容です♪


「私が実践している36の方法」・・・って書いてあります♪

一見なんのつながりもない事でも
実は繋がってて、コツコツやっていれば
運がよくなる・・・という内容(・・だと思う)

仏教の修行や、尊敬申し上げている内田樹先生がお書きになられている
『文化的雪かき』に通じる(・・・と思う)

・・・と思って、内田先生のお書きになられている所を見たら
あら~~♪やっぱり書いてありました♪

それは『ダンス・ダンス・ダンス』で「文化的雪かき」と呼ばれた仕事に似ている。
誰もやりたがらないけれど、誰かがやらないと、あとで誰かが困るようなことは、
特別な対価や賞賛を期待せず、ひとりで黙ってやっておくこと。
そういうささやかな「雪かき仕事」を黙々とつみかさねることでしか
「邪悪なもの」の浸潤は食い止めることができない。
政治的激情とか詩的法悦とかエロス的恍惚とか、そういうものは「邪悪なもの」の
対立項ではなく、しばしばその共犯者である。
世界にかろうじて均衡を保たせてくれるのは、「センチネル」たちの
「ディセント」なふるまいなのである。

仕事はきちんとまじめにやりましょう。衣食住は生活の基本です。家族はたいせつに。
ことばづかいはていねいに。
というのが村上文学の「教訓」である。
それだけだと、あまり文学にはならない。
でも、それが「超越的に邪悪なもの」に対抗して人間が提示できる最後の
「人間的なもの」であるというところになると、物語はいきなり神話的な
オーラを帯びるようになる。


以上、抜粋であるが・・・
おおっ!!村上春樹さんの名前まで出てきた・・。

昨晩、村上さんの

・・・を読み始めたとこだよ♪
そして、
この本の『シンクロニシティー』という言葉が出てくるこの個所(P34)に
しるしをつけたとこなのです。
貧乏で大変な時に運よく偶然
くちゃくちゃのお札が落ちてて拾ったお話・・・・
すごいなあ~~!!

浅見先生の本の内容も
内田先生の書かれてる素敵なことも
村上春樹さんの本の中にも
表現の仕方は違うが
『同じような大事なこと』が書かれてる・・・・・・と思う。

・・・・ということを

感じながら・・・・・読み・・・

興奮できる私は幸せ♪

これを『小確幸』というのでしょうねえ~♪


そして浅見先生の今回読ませていただいた本で一番感動したところ・・・
私って・・・とにかく人のことが羨ましい病だったんだけど・・・
それって、
そういう『羨ましい話』が、近くで聞けるってことは
自分もその『羨ましい』ことの、もうすでに近くにいる!!
・・・って思っていいのだって!!
他人の幸せを喜ぶ~自分にも起こる前ぶれである

だから・・・
素敵な人の素敵な羨ましいお話しを
どんどん聞くのって素敵なことらしい♪

う~~~ん♪
こういう考え方できると・・・・

『執着』というものから、少し離れることができるよねえ~♪


昨日、名古屋から出てきてた友人と久しぶりに再会・・・
浜田省吾話に花が咲く。
「あの人が、(二か所目の)チケット当たって・・・
あの人も当たったらしいですよ!!」
・・・って話に・・・・・

き~~~~~~っ!!なんでっ!!・・・って
(それほど)思わずすみました・・・(笑)
嘘です・・・やっぱり思いました(笑)

・・・・でも・・・・マジいいなあ・・・・
浜省・・・ライブ・・・・。
ホールで二か所とか・・・・ありえん羨ましさ・・・・。


あ!!いかんいかん・・・
一か所いけるだけでありがたいんだもんね♪
一か所でも十分運がいい♪♪♪





『ぼくたちに、もうモノは必要ない』

2015年10月11日 | こんな本読んでみました♪
本屋で引きよされるように買っても
それほど自分の生活に行かされることはないなあ~~~・・・と思いつつも
フラフラ~~と買ってしまった本。


ブログを書くのが好きなんだが
ブログを更新しなかったこの一週間・・・・

ドハマリしてやっちゃいました!!
『断捨離!!』
この本の影響です!!

今までも、結構断捨離が好きで
かなりしてきたつもりであったが
徹底的!!・・・にしたことはなかったのよね・・・。

しかし、今回、この本を読んで・・・
そして読んでる最中、タイミングよく
「古いものなんでも引き取りに行きます!玄関に出しといてください!」
・・・ってチラシがポストにはいってて・・・
これで、古い電気製品を引き取っていただき

近所でバングラディッシュに送るためのチャリティーバザー開催・・・
「古着や鞄など持って来て下さい!」ってチラシがポストに入ってて・・・
これで・・・(思い切って!!)古着やバッグを処分!!

無駄に買ってたアーティストさんのグッズ・・・・
これは、娘に教えてもらった『メルカリ』なるサイトで
楽々処分できた。

あ~~~~~!!もう・・・
無駄なモノ買いすぎ・・・自分っ!!
・・・と、梱包しながら激しく反省・・・・。


売れそうな雑誌と、売れそうにない古い雑誌を分けてまとめ上げ処分。

花器、花瓶などはチャリティーバザーの方へ出してこれまたすっきり。
お雛様セットも供養していただくため、お金はかかるが送る予定。

そして、これがなかなか思いきりつかなかったのだが
写真!!

もう、そんなに・・・見ないやろ・・・の分は・・・・
思い切って捨てた。(特に結婚式の写真(がはは!!)もう見たくない・・・)

家の中・・・かなりすっきりです!
だけど・・・まだまだやれそうな雰囲気もある・・・(♪)

好きなんだわ・・・・。こういうの・・・。



・・・・そして、
この先・・・・

どういうタイプの

『後悔』が
襲ってくるのか・・・・・・

これがめっちゃ楽しみ!!


いや~~~~なんの問題もないじゃん!!
・・・になるといいんだけどなあ~♪

楽しい一週間であった!!

小さな出来事・・・。

2012年07月23日 | こんな本読んでみました♪
ぱっと・・・本を開いたら出てきた『文』・・『詩』・・
巡り会い・・・
自分の為に残しとく・・・♪

  このことは今でもしばしば思い出す。僕は思い出しては
  しばしば苦痛に耐え、僕自身のことを考えようと努力している。
  数年来の政治や軍事の出来事は、僕がその昔
  子供の頃に読んだ「孔子様はおっしゃった」と同様、
  ひとつも思い出せない。この小さな出来事だけが
  いつも僕の目の前に浮かび、ときにはさらに鮮明となり
  恥ずかしい思いをさせ、僕に生まれ変わるよう促し
  さらに僕の勇気と希望をより大きなものにしてくれるのだ。
             (『小さな出来事』魯迅)


やわらかいいのち
       谷川俊太郎

『どうしたらいいの
どうしたらいいの
問いかけるあなたの言葉が
私の中に谺(こだま)する
答えのない私の中に―』
どうしたらいいの
どうしたら
私の中にあなたがいる
ひっそりとひとりで立ちつくしている
心はもつれあった灰色の糸のかたまり
だがその糸が私とあなたをむすんでいる
どうしたら
どうしたらいいの
問いかけることであなたは糸の端を
しっかりと握りしめている

あなたが歩くことのできるのがおどろきだ
あなたがごはんを食べているのが
歯をみがくのが私にとっておどろきだ
あなたのふたつの眼から
涙のにじみ出てとまらないのがおどろきだ
あなたは海をみつめて放心している
その顔にかくされた美しさがおどろきだ
そしてもしもあなたが死ねるとしたら・・・・・・
死ねるとしても―
そのことの中に私は
あなたのいのちの輝きを見るだろう
私たちの生きる証しを見るだろう

『怒りながら哀しんでいる
戸惑いながら決意している
突き放しながらしがみついている
ひとつの顔
世界中でたったひとつのあなたの顔』
その顔はかくしている
誰にも読みきれない長い物語を

拒みながら待っている
謝りながら責めている
途方に暮れながら主張している
ひとつの背中
かたくなにみずからを守るあなたの背中
その背中は呟いている
自分にもつなげないきれぎれな物語を

どこへ帰ろうというのか
帰るところがあるのかあなたには
あなたはあなたの体にとらえられ
あなたはあなたの心に閉じこめられ
どこへいこうとも
あなたはあなたに帰るしかない

『だがあなたの中に
あなたの知らないあなたがいる
あなたの中で海がとどろく
あなたの中で木々が芽(め)ぶく
あなたの中で人々が笑いさざめく
あなたの中で星が爆発する
あなたこそ
あなたの宇宙
あなたのふるさと』

あなたは愛される
愛されることから逃れられない
たとえあなたがすべての人を憎むとしても
たとえあなたが人生を憎むとしても
自分自身を憎むとしても
あなたは降りしきる雨に愛される
微風(そよかぜ)にゆれる野花に
えたいの知れぬ恐ろしい夢に
柱のかげのあなたの知らない誰かに愛される
何故ならあなたはひとつのいのち
どんなに否定しようと思っても
生きようともがきつづけるひとつのいのち
すべての硬く冷たいものの中で
なおにじみなおあふれなお流れやまぬ
やわらかいいのちだからだ

『重力ピエロ』読了。

2010年09月16日 | こんな本読んでみました♪
伊坂幸太郎作品の中でも名著と言われる『重力ピエロ』を読了。

なんと言っても、泉水・春パパの
「お前は俺に似て、嘘が下手だ」
・・・・で、号泣!!!

読ませていただいて・・・
一言でいうなら『あだ討ち』のお話・・・か、と思い・・・
それだけ起こる連続放火の犯人を見つけられないなんて
本当に日本の警察は無能だねえ・・・と思い・・・
春のお母さんが生きてたら、また違ってたんだろうな・・・と思い・・・
「偶然はあるよ。後から意味を見つけて行く場合にはよくあるんだ。」(By 春)
・・・っていうセリフが、頭をチラチラチラした作品であった。
しかし、よくよく考えたらすべての小説はそれで成り立っているんだよね・・・。

・・・とかなんとかは、置いておいても
素晴らしい作品でございました・・・。
テーマが重い!かなり重い!!
仇討ちの相手が肉親って・・・
こういう設定にしなきゃ成り立たないわ・・・って出所が、そもそも重い。
しかし・・・・私も・・・春君のお兄ちゃんと同じく・・・許します!
憎しみの連鎖を断ち切る・・なんて・・・やっぱり綺麗事は言えない。
物語なんだから、いいんではないか!!?
←伊坂さんの本は『ゴールデンスランバー』に続いて2作品目♪

被害者の家族が、心の傷を癒す手立てが
『あだ討ち』『報復』『敵討ち』しかない場合
それをする事は、正しいのか正しくないのか・・・。
それは、読者にゆだねられた課題でもある訳ですね・・・。
この本では、無事(・・・無事とは言わないか・・)
思いを遂げる事が出来たのでありますが(読んでてスッキリ)・・・・

今月25日、WOWOWにて放送の『なぜ君は絶望と闘えたのか』・・・
この事件は、本当に酷い・・・。
どういう内容になってて、どう物語が進んでゆくのか・・・
とても興味があります。
被害者家族と加害者の関係って、今の日本じゃ、なんかスッキリしないものが
あるもんね・・。詳しくないので・・・この辺も・・・
教えて・・・池上さん・・と呟いてみたりする・・・。

水木しげる先生の・・・・♪

2010年09月13日 | こんな本読んでみました♪
『ゲゲゲの女房』があまりにも面白くて
水木しげる先生の自伝作品を3冊まとめて購入。3冊まとめて読んだら
なんだか頭がヘンになりそうだよ・・・(笑)
見えないものも見えてきそうだ・・・。

←一番初めに読んだ本。
『ゲゲゲの女房』では、もちろん奥様の布枝さんからの目線で
描かれてるので、水木先生の若かりし頃の事は
そんなに分からなかったのですが、これ読ませていただいて・・・
なるほど・・子供の頃から一風変わったお子さんだったのねと・・(笑)

←こちらは主に、日経新聞の有名コラム
『私の履歴書』連載分を掲載。その連載により読者から反響が多かった「幸福とはなんぞや?」
についての水木先生的『幸福論』が、一番最初に書いてあります。

←絵とタイトルは可愛いが、一番詳しくいろいろ書いて
あるのではなかろうか・・・。
字が最近の文庫にしては珍しく小さい。(・・ってかこれが普通か?!)

3冊とも、大体内容は同じなのである。水木先生の自伝ですから・・。
微妙に、クスクス笑える所が違ってて
「3冊も買わなきゃよかったな・・・」って気にならない所がスゴイ所!
そして、いかに連続朝ドラ『ゲゲゲの女房』が
冷静なのに情熱的に、泣けるのに面白い・・・という作品に描かれてるか、
フィクションとノンフィクションの間で大変上手く描かれてるか、
・・という事が、よ~~~く分かりました!

ラバウルでのお話は、やっぱり凄いし、本当に激貧だったのね・・・と
ドラマのあのシーンこのシーンを思い出しながら読んだので
とても面白い。
一番初めに掲載された雑誌は・・・・
『少年マガジン』か『少年サンデー』あたりじゃないの~~?!・・と
家族でも盛り上がっていたのだが、『少年マガジン』との事で
心の中で盛り上がり・・・。家族に伝えて盛り上がり!(笑)

しか~~~~し!!一番感動したのは
水木先生の所にいらっしゃったアシスタントの方々のお名前である。
やっぱり、凄い人が集まってらっしゃったのね・・・と、感動。
『つげ義春』先生のお名前を発見した時にゃ、も~~~~興奮!!
しかも、面白いエピソードが出てくる出てくる・・・で、も~~~感動!

・・・好きなんです♪つげ先生の漫画・・・。

でも、絶対・・・・・
おうちに置いときたくない漫画なのである。(これは第六感によるもの・・)
買っちゃ読み、売っちゃ買い・・・の繰り返し。
内容も良くわかんない上に、こういうことを繰り返してるので
さらによく分かんないのだが・・・・・
・・・好きなんだ!一番好きなのは『海辺の叙景』・・・いいよね~♪なんかいいよね~♪

それにしても、凄いお人だ・・・!水木先生。
読んでると、本当に・・・・・『見えないなにか』に生かされてらしたのだ・・と
信じられる。水木先生の家系自体も・・・なんか凄すぎ・・・。
・・・しかし、これって万人に・・誰にでも・・・「適用」ではないシロモノなのだろう・・・
・・・と言う事も、ヒシヒシ感じる。

出来ることは出来るうちに・・・。
ライブ・・・行けるだけ行くぜっ!!・・・と
改めて心の中で誓う・・・午前3時に読み終わる物語・・・(←そこかっ!?笑)

普段、あんまり怖がりじゃないのだけど本の影響でしょうね、午前3時頃読み終わり
「さあ、寝ようかな・・」
・・としたら、ベッドサイドの本棚から
カランカランカランッ!!!!・・・って、缶かんの転がり落ちる音・・・。

ぎゃ~~~~~~~っ!!怖い~~~っ!
やっぱり、なんにも、それでもっ!!見えないものは見えなくていいんです~~~っ!
水木先生~~~っ!・・・と心の中で叫ぶ!

本棚の下覗くと、読み終わった3冊適当に積んで置いてたので・・
そばにあったスプレーが落ちただけなのね(笑)
しかも、このクソ熱いのに『静電気防止スプレー』だった・・・。
いつまでも放置して片付けしてないんだから~~~・・。
微妙に怖さも残り、笑いも残った明け方であった・・・。
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