ふくちゃんの日常

低山とバスケ、スポーツ観戦とその他諸々を程々に書いていこうと思います

俵山登山

2018-07-18 08:01:40 | 登山
7月16日は海の日ですが、お母さんの希望で山登りに行きました。

さらに、俵山に登りたいとの希望…
理由を聞くと、「若い頃登ったので、もう一度登ってみたい」とのこと

ただ問題が一つ…猛暑です。
特に俵山は日差しを遮るところがない場所があるので、大変かと…
「ゆっくり休みながら登るから、大丈夫」とのこと…

で、俵山に2人で登ってきました。
ルートは、萌の里にある登山口をスタートし、俵山山頂へ。
そして、また同じルートで下山する行程。

俵山の事を少し説明…
標高1095mで阿藤南外輪の西端に位置する山です。
米俵に似ているので、俵山と呼ばれているらしい…嘘だったらごめんなさい
南外輪山では人気が高い山で、登山者も多いのですが、僕は今回が初めて。
あと、ARTの最後の山です。

帰りに温泉に行きたいと言われたので、久木野温泉による計画です。

萌の里に行く途中、西原村の「べんとうのヒライ」で、飲み物と食糧を調達。

萌の里に到着し、9時に登山開始です。
今回は初めて登る山なので、ルートを事前に学習し、YMAPでコースルートをダウンロードし、
ルートからはみ出ていないか確認しながら登ります。
このYMAPは本当に便利です。
目的のルートから外れていると一目でわかります。

登山者用の駐車場からすぐに登山することが出来ます。


しばらくは、草原地帯の登りです。
結構、急なんですよ…

ちなみにすでにばててしまったお母さん。
1分進んでは止まる感じでした。
さらにお母さんから「でも頂上見えているから、なんとか頑張らないとね」との発言…
どうも勘違いしているみたいなので、一応教えました。
「頂上はここからでは見えないよ、まだはるか先だよ」と言うと、絶望的な表情をしていました。

「もうやめようかな」と言われ、「暑いしやめて降りてもいいよ」と言うと、
「でも、せっかくここまできたから、もう少しだけ頑張って登る」と言う。

この会話を10回以上した気がします(笑)

ここの登りは見晴がいいですので、景色をみながらゆっくり…(少し霞んでいたのが残念です)


しばらく登ると、広場のようなところにでました。


ここからは緩い傾斜の牧草地帯です。

少し先に、緑の濃い山が見えてきました。
「あれが山頂だろ」と尋ねるので、YMAPで確認しましたが、距離、標高とも明らかに違います。
「あの山の向こうに俵山山頂があるはず」というと、ショックを受けておりました。


途中、扉があり、しまっててあけることが出来なかったので、乗り越えました。



少し歩くと、分岐地点

もちろん、ゆる坂を選択(笑)

ゆる坂ルートの入口にはロープが張ってありました。

先ほどお母さんが俵山山頂と勘違いした緑の濃い山をこれから登ることになります。

ここからは、木々に囲まれたお山の中へ…日差しを遮ってくれるので助かります。


途中、また分岐が…

当然、安全なルートを選択します。

日差しは遮ってくれますが、登りは明らかにペースが落ちます。
休憩しながら、我慢しながら進みます。


下山してくる登山者とすれ違い、母が「この先はどんな感じですか」と尋ねると
「もう少ししたら、急な坂があるけど、短いし、そこを超えたら、あとはゆったりです」との答えを聞き、
お母さんが少し元気になったような気がします。
希望を与えてあげるのも大切だと実感しました。

少し開けたところに出ました。

先ほどの情報だとここから急登になるはず…

写真ではわかりにくいですが、かなり急です。


それでも距離は短いからと、頑張るお母さん…
また分岐です

当然、ゆる坂を選択します。
でも、よく見るとロープが…
かなり急でした(笑)
「ぜんぜんゆるくないし」と文句を言いながら登るお母さん

やっと、急な坂(二の坂というらしいです)を終えました。
ここからは木立の中を気持ちよく歩きます。


右側の木々の合間から遠くにお山が見えます。
YMAPで確認すると、たぶんあれが俵山だと思い、お母さんにそのことを伝えると
驚いて「あと何キロくらいで山頂」と尋ねるから「1.5kmくらい」と返すと
「なら、違う。1.5㎞があんなに遠いわけない」との返信
山の1kmは遠いよと言いたかったけど、希望を与えたいので、言い返しませんでした(笑)

標高926mの標識が現れ、僕の時計との誤差を確認。

誤差4mでした。
さて、この時点で140分。予定では当到着している時間。
先を急ぎます。

しばらく進むと、木々の背丈が低くなってきました。

もうひと頑張りのようです。

完全に開けてきました


12時1分、俵山山頂に到着


山頂からの展望は最高です(ただ霞んでいたのが残念)


年配の男性の方がおられ、写真をお願いしました。

確認すると、標識が見えないので、標識を入れて撮影をしてもらうように伝えました。

つぎは、標高の高さが入っていません。
何回もお願いするのは失礼なので、これ以上はお願いしませんでした。
これも思い出です。

さて、ごはん。

爆弾マヨ、おいしかった…

単独で写真を1枚

実は、昨日届いたばかりのパンツをはいての登山。
本当に使いやすいパンツで最高でした。
ただ股下が短いので、お恥ずかしい…

30分ほど休憩しました。
山頂付近は眺めはいいですが、日差しがやばい。35℃の気温はかなりやばいので、早々に下山。

帰りは当然、下りなので、お母さん元気です…(ただあとで地獄をみます)

途中で、行きの行程では見なかった標識が…

少しだけだけですが、行きのルートとは違うコースを選択したみたいです。

写真ではわかりにくいですが、かなり急な下りです。神経を使います。

ARTで雨降りの俵山で渋滞した理由がよくわかりました。
どろどろの状態でこの坂はかなりのストレス。進まないのも納得です。

下っていくと、この看板

行きの時に選択しなかった「地割れ多い」のコースであることが判明。
なんとか、二の坂を降りました。

その後は、森林地帯を悠々快適に進みます。
この後のじごくを知らずに…

本日はルナサンダルでの登山。快適でした。
靴下が破けているのに気づき、少し恥ずかしい…


さて、森林地帯もぬけ、草原へ

あとは1kmちょっとで下山です。


降りるだけなんですが、日差しがやばい。
休憩するにも日差しを遮るものはないので、水分をとりながら1歩1歩進むしかないです。
この草原地帯の下りだけで、40分以上かかりました。
灼熱地獄の下りを本当によく頑張ってくれました。
「こんなにばてた下りは初めて…富士さんよりきつかった」と…


車のエンジンをかけると…39℃?


冷たい水を買ってきたら、20秒で飲み干したお母さん。

僕はエナジードリンク。初めて飲みましたが、おいしかったです。

お母さんが横目で「それおいしそうね」と言うから、買ってくると、すぐに飲み干しました(笑)

ソフトクリームが食べたいとの要望が…
近くに「山田牧場」という有名なソフトクリーム屋さんがあります。
そこにいくと、すごい人です。
行列もすごいので、違うところに行こうというと、
「ここのが食べたい。車に乗っているから、買ってきて」と…
わがままな人です(笑)
15分後、やっとソフトクリームを購入

本当においしかった…
ぜひ、食べに来てください。

温泉にはいかずにもう帰るというお母さんを乗せて実家に送りました。

今後、お母さんといく登山も限られてくると思うので、
初めての俵山はとても思い出深い山になりました。
次に登るときは、ARTかな(ラスボスなので、そこにたどり着けるよう頑張らないと…)

家に帰り、お世話になったルナを洗いました。
洗うのも乾くのも早くて楽(笑)


俵山はとても展望もよく、初心者向けのぼりやすい山です。
夏場は暑さ対策が必要なので、その点を注意すれば楽しい登山になると思います。
最後に、今回撮影した草花と蝶を載せておきます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。