ふくちゃんの日常

低山とバスケ、スポーツ観戦とその他諸々を程々に書いていこうと思います

第11回九州脊梁山脈トレイルランin山都 ② 当日~スタートするまで

2018-09-27 07:59:22 | トレイル 大会
9月23日 大会当日の朝です。

前日受付可能ですので、当日の朝会場に向かいました。

指定された駐車場は、「青葉の瀬」というところで、そこからマイクロバスで会場に向かうようになっていました。
マイクロバスの出発時間が、5時10分・・・はやい

3時50分に家をでました。
いくつかの曲がり角には係の人がいました。
朝早くからご苦労様です。

ただ、青葉の瀬に曲がる交差点に係の人はおらず、
その方向に向かいましたが、真っ暗な細い道だったので、
超不安でした。

無事に指定された駐車場に到着…

くらい…笑

マイクロバスが到着したので、乗り込みます。

ここでチームの2人と合流しました。
このお二人、めっちゃ速いです(サブ3)

20分くらいバスに揺られて、受付会場に到着


そして、今回から承諾書と併せて、スマホの電話番号と位置情報がonになっているかを
全員チェックされました。

安全管理は徹底されていました。

受付会場の中はこんな感じ

ここで、準備をしていると
なんと森本選手が…
普通にランナーに紛れて準備をされていました。
写真を撮りたいところですが、
ゲストランナーでもなく、レース前なのでやめておきました。

参加賞はTシャツと温泉券でした。

地元の特産品が良かったなぁとか
いってはいけません。

準備も終わり、荷物を預けて、
会場の下にあるグランドに移動します。

立派な看板が立てかけられ、横にはきれいな川が流れています。

ここは学校の跡地みたいです。

この手作り感がいいな…

まずは、福田六花さんを見つけて
ご挨拶して
チームのみんなと一緒に記念写真。



すると、福岡支部のメンバーの一人もここで合流
このランナーさんも速いです(フル2時間40分台)

開会式がスタート

大会長のご挨拶

お洒落な方でした。

ゲストランナー2人のトーク


福田六花さんは、
トレイルは1分1秒のタイムを競うのもありますが
1分1秒でも長く山を楽しむのも醍醐味の1つだと話されていました。

野本選手には
肩甲骨と股関節の準備体操を教えていただきました。


あとは、スタートを待つだけです。

森本選手と野本選手がルートを指先し
話しています。

やっぱりかっこいいなぁ


僕は真ん中より少し前に並びました。

地元の方々に見送られながら、7時15分、脊梁スタートです。


③へ続く

第11回九州脊梁トレイルランin山都町 ① 紹介編

2018-09-21 18:17:45 | トレイル 大会
9月23日に、「九州脊梁トレイルランin山都町」の大会を走ります。
今回で11回目の開催で、九州のトレイルの大会では歴史のある大会となっています。

ホームページの画像です。


詳しくはこちら
https://trailrunyamato.wixsite.com/mysite


僕自身は、初めての参加です。

コースは35kmで、累積標高は2200mのようです。
コースマップはこんな感じです。


スタートとゴールが同じ場所のラウンドタイプで、
小川岳~向坂山~三方山~切剥~遠見山の縦走するトレイル率の高いコースのようです。
最高地点は向坂山の1685mとなっています。
スタート時間は7時15分で、制限時間は8時間30分。
途中の関門が4か所、エイドは2か所です。

途中、五ヶ瀬スキー場のゲレンデをのぼるそうです。
スキー場のゲレンデをのぼるのは、初体験なので楽しみです。

いままでのマップは簡素なものでしたが、
石井陽子さんという素敵な女性ランナーさんのおかげで、
このように見やすいマップを今大会から掲示してもらえることになりました。
高低表があるとイメージしやすいので、とても助かります。

ゲストランナーは2人


特に、福田六花さんを知らない方はほぼいないと思います。
ほぼ毎年ゲストとして、来て下さるそうです。
僕は初めての生六花さんを見ることができるので楽しみです。

それと、今年のトレイルの大会は、この大会で4つ目になります。

①天草観海アルプストレイルラン(25km)→完走
②aso round trail(109km)→DNF
③MIZUKAMI MOUNTAIN PARTY(60km)→DNF
見て解る通り、2大会続けてDNFです。
何とも情けない限りです。

今回の距離は35kmと長くはないですが、何ともしても完走したいと思っています。
とにかく完走が第一目標です。


気合を入れるために、9月17日に脊梁のトレーニングがてら、3333段の石段を2往復したのですが、
久しぶりだったせいか、
とににかく筋肉痛がひどくて、走れない…

何とも情けない(チーン)

それから1回も走れていないし…
23日までには筋肉痛が治るといいなぁ


それと、気になることが1つ…

9月20日に山都町に記録的短時間大雨警報が発令されて、すごい降水量だったみたいです。
実は、昨年の10回大会は、台風被害により中止になっています。

嫌な思いが胸をよぎりましたが、
幸いにして大きな被害もなく、このような情報が…


日曜日の天気予報は…


暑くなりそうですが、快晴の中のトレイルとなりそうです。


とにかく、完走目指して頑張ります。


MMP④ ー完走できなくて悔しい編ー

2018-09-10 08:07:27 | トレイル 大会
AS2に9時27分に到着しました。

ここのエイドの関門時間は11時です。
到着予定時間は10時だったので、順調のようです。
しかも1時間30分の貯金…後半の事を考えると、幸運かなって思います。

あと、ここはサポートを受けることができるエイドです。
子供たちが応援に来ると聞いていたので、周りを見渡しましたが、いません…
スマホ見ても連絡がなかったので、まぁいいかと思いました笑

ここのエイドでは冷汁やゼリー、梅干しなどが置いてありました。
冷汁はおいしかった。
写真撮ってなかったので、ホームページの写真を貼っています。


あと、地元の女性の方々が、うちわで一生懸命仰いでくれて、とてもありがたかったです。

出典:ホームページ

それと、ここでボランティアをしていた女性の方と、
1週間後の仕事の研修会場でお会いしました。
ボランティアのTシャツを着用されていました。
お礼を言うことができて、本当に良かったです。
次はキタクマヤッホートレイルのボラに行くと言われていました。
感謝しかありません。


話を戻します…

イスに座って、アミノ酸でもとろうと、前日購入したベスパを飲んだら、
その匂いで気分が悪くなり、嘔吐してしまいました。
最悪なことに、ザックについてしまい、一生懸命洗いましたが、匂いがなかなかとれなく、
終始この匂いのおかげで、吐き気を催すようになりました。

ずぼらな性格なのに、自分にあわない匂いを嗅ぐと、すぐ気分が悪くなります。
繊細な性格ではないのに、困ったもんです…

仕方ないので、先に進むことにしました。
AS2からAS3に向けて、元気なく出発です。

まずは8キロほど登りが続くようで、最初はロードの登りです。

ゆっくり歩きながら進み、水を飲もうとしたら、なんとあのベスパの匂いがします笑
そこで、もう一度嘔吐…
飲み口についてたみたいで、ザックをおろしウエットティッシュを取り出して拭きました。

その時、スマホを見たら、今子供たちがエイドに着いたとのラインが…
少し迷いましたが、せっかく来てくれたので、エイドに戻る事にしました。

引き返している途中で、同じ宿の宮崎の方に会いました。
戻るなんてもったいないと説得されましたが、
ここまで来てくれたので、逆走しました。

戻りは下りなので、楽ちんです
で、またAS2に到着です…笑

しかし、子供たちがいません。
どうも500m先のゴール地点にいるようです。
なにやってんだか…

エイドで待っていたら、やっと会えました。
感動の再開になるはずが・・・そんなことはなくて、いたって普通でした笑

少し子供たちと話をし、出発しようとするとまた嘔吐。
なかなか簡単には体調が戻らないようです。

ここで、先輩でもあるカントクさんがAS2に到着。
少し話をしましたが、先に進むとのこと。
萩も橘も完踏されているすごいお方です。

今回は調子が悪く、残念ながら、この先でDNFだったようです。

僕は関門の時間が迫ってきました。
ここからはさらに厳しいコースでこの状態で今から進んでも
次の関門に間に合わない可能性が高く、
気分不良もよくならないので、相談してDNFする事を決めました。

情けないですが、これが僕の実力かなと思います。
暑さが苦手で、暑さを克服する力が今の僕にはないので、
この先の挑戦は危険だと思いました。

ARTに続いて、MMPもDNF。
走力というより、暑さや胃腸障害への対応が出来ていないのは
トレイルを走る能力に欠けていると思います。

実力不足を思い知るいい機会になったし、今後の自分のあり方を考えなければいけないと思いました。

この先の事を少し…
AS2以降は、さらに厳しいコースになっているようです。
ですので、AS2を関門ぎりぎりについても完走は難しいと思います。

出来れば、1時間前の10時には到着しておかないと、厳しいのではないかと思っています。

同じ宿の宮崎のもう一人のランナーさんも関門ぎりぎりで到着しましたが、
ここでDNFされました。

二人で宿に戻り、温泉に入り、帰路につきました。
やっぱり完走できないと悔しいですね…



まとめです。

MMPは、九州のトレイルの中でも3本の指にはいる大会になると思います。
他の大会では経験できない面白いコースであることは間違いないです。
完走率も低い大会であり、完走した時の充実感と達成感は半端ないと思います。
来年からクリック合戦にならないといいのですが…

そして、僕の来年の目標はMMP完走だと思っています。

最後になりますが、
水上村は自然豊かな素晴らしい村です。

春は桜。
夏はアウトドア。
秋は紅葉。
冬は雪山登山。

走るための施設も整備されており、合宿にも最適なところです。
宿泊施設や温泉も最高ですよ。
ぜひ、水上村に足を運んでみてください。

あと、ホームページから素敵な写真を何枚か貼っておきます。


あ、それと、コースを示す矢印にメッセージが書いてありました。

元気をもらいました。
ありがとうございました。



来年こそはきっと…



最後まで、読んでいただきありがとうございました。


MMP③ スタート~AS2

2018-09-03 07:53:40 | トレイル 大会
5時にスタートしました。
前方にいたので、数秒でスタートゲートを通過しました。

コースマップです。

まずは、13キロ先のAS1を目指します。
6キロ付近までひたすら登り、あとは、アップダウンを繰り返すコースのようです。


最初の4kmはロードの登りです。

ここは、自分なりのペースを保って進みます。
道も広いので、混雑する事もなく、抜きやすく、
また抜かれやすいので、自分が原因での渋滞などを気にする事はありませんでした。

約4km地点から、市房山の登山道に入ります。

たぶんまだ前の方にいるはずなので、
ここからは飛ばしすぎないように歩いて進みます。(当然走れませんが…笑)

ここで、福岡のランナーさんが抜いて行かれました。
いやー力強い…
そして、きちんと完走されていました。おめでとうございます。
かっこいいランナーさんでしたし、またいつかご一緒できる大会があればと思います。

市房山の登山道を進んで1kmちょっと進んだくらいに、関係者の方が立っていて、
登山道とは違う方向に誘導されます。

ここから、最初の急登になります。
本当に斜度がすごい…

写真は暗くてわかりませんが、皆さん手も使って登ります。
地面や木をつかみながら、登ります。
周りのランナーさんと、苦笑しながら進みます。

でも、前の方でよかったかも…
これは間違いなく渋滞します。
ここでのタイムロスは結構痛いかもです。
どうせスローペースでしか登れないので、この急登は休みながら登れることを考えると
少しでも前でこの急登をのぼる事をお勧めします。

6時過ぎには、登りきります。そのころには明るくなっています。

しばらく林道です。

でも、すぐにトレイルに…

先ほどまでの斜度ではありませんが、ここからAS1までは
100~150mの標高のアップダウンを繰り返すので、なかなか疲れます笑

そして、いつもは写真たくさん撮るのですが、その余裕なし。
下りも油断すると転倒するようなところも多く、結構真剣でした。

7時27分、AS1に到着です。
予定時刻は8時だったので、いい感じです。
可愛い御嬢さんたちボラしていました。(元気もらいました笑)

冷たいミニトマトやバナナなどが置いてありました。
特にトマトはおいしかった。
写真撮っていませんでした…チーン

少し足を休めたかったので、5分ほど座って周りのランナーさんと話していました。
すると、オッキーが到着。
オッキーの準備を待って、一緒に出ることにしました。

AS1~AS2の12kmの区間は下りメインです。7キロがトレイルで、最後の5キロはロードになります。

楽できると思っていたのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

下りながらもアップダウンは結構あります。
まぁ大会ではそれは当たり前ですが、
一番辛かった事はロストです。
最初、集団ロストを経験し、みんなでコースを探して、やっと戻れました。
少し疲れたので、オッキーを先に行かせました。

山頂を経過


途中、林道に出たので、1人でゆっくり下っていると、山の上にランナーさんがいます。
ハッとしました。マーキングテープがないのです。
また、ロストしたと思い、逆走します。当然、逆走なので上り坂になります。

やっと、マーキングテープを発見。
疲れているのは言い訳にしかならず、注意深く細かな分岐点も確認しながら進まないといけない事を改めて実感しました。

前後にランナーさんがいない状況で走っているとかなり不安になります笑
マーキングテープが見えると何ともいえない安堵感を覚えます。

この参加者の大多数の人はロストを経験したと思います。
先輩の友人は、1時間以上コースに戻れず、遭難状態になったそうで、60kmのトレイルですが、69kmの走行距離だったとのこと。
特に後半は疲れが増して、注意力が散漫になり、ロスト者が増加したそうです。
この大会は、速さだけでなく、注意力、判断力、観察力を含めた強さをもっていないと、ロングコースを完走する事はできないと思えました。
それくらい、ロストには注意を配らなければいけない大会でもあり、本当はそれが当たり前なのかもしれないと思いました。

途中で、キムアスさんというめっちゃすごい女性ランナーさんが応援にきていました。
話をきくと、まだ3人の先輩方は通過しておらず、僕は前の方を進んでいると教えられました。
ロストすると自分がどのくらいで進んでいるかわからないので、すごく安心したのを覚えています。

AS1~2の区間の最後の5キロはロードです。
ロードに出る前のトレイルはすこし長めの下りです。
そこを進んでいると、めっちゃ速いM先輩が追い付いてきました。
少し話しながら進み、M先輩の下りを勉強させてもらいました。イヤー速かった…

そして、ロードにでる直前、人の群れが出来ています。
なんと、裏エイドがありました。

かき氷とおでんです。

イヤーかき氷美味しかった。生き返りました。
おでんは、食べれませんでした。
でも、今思えば食べておくべきでした。特に、汁は飲むべきで塩分の補給になるはずだと思います。

あと、ここでY先輩も追い付いてきました。
Y先輩は、ここからのロードもさぼらずきちんと走られていました。
こういうところが大切なんだろうなって思います。

僕はというと、ペットボトルに水を入れて、頭や首に水をかけながら進みました。
とにかくあつい・・・ロードはいやだ…
今年の夏は暑いな(毎年言っている気がします…)

昨日、テンションがあがったあの吊り橋もテンションがあがりせん…笑

そして、なんとかAS2に到着しました。

MMP④に続く