僕の住む町は、人口1万人ちょっとの小さな田舎町です。
その町で、毎年、町内対抗駅伝大会が開催されています。
僕は昨年初めて参加しました。
僕の住む地区は、2チーム出場します。
全体で13チームが優勝目指して頑張ります。
現在、僕の走るチームは3連覇中です。
今回は4連覇がかかっています。
小学生低学年、高学年、中学生、一般、フリーのそれぞれの男女、45歳以上など
全部で14区間あり、総距離は29kmです。
僕は5区で、最長距離の3kmでした。
また、田舎道なので、フラットなコースがないのが特徴です(笑)
1週間ちょっと前に、5区を走ることを言われました。
昨年とは違う区間でしたので、試走をしましたが、
まず600mの距離の登り。そして、700mの距離の下り。
続いて、400mの距離の登り。
ここまで半分を少しこえた位です。
その後は、1300mの距離の下りで、最後200mは直線のコースでした。
距離は3kmではなく3.15km前後でした。
走って思ったのが、登りは結構急なので、つらいですが、
後半は下りメインなので、前半粘って後半飛ばせたらと思いました。
試走の結果は、11分55秒…
これはかなり厳しい。
昨年10分30秒のランナーで区間5位なので、かなりのプレッシャーです。
この区間は最長区間なので、速いランナーさんがでる確率が高く
4連覇がかかるチームで、このタイムは本当に厳しいと思い、
区間の変更をお願いしましたが、願いかなわず5区のままで本番を迎えました。
本番当日の朝はとても冷え込みました。
集合場所の地元の神社に向かい、
必勝祈願のお参りをしてもらいました。
その後、前後のランナーさんを確認しました。
僕は、中学男子からもらい、成人男子に渡します。
お互いに握手をし、それぞれの区間に向かいました。
第4中継所に到着し、あとはランナーが来るのを待つのみです。
1位のランナーがきました。
その20秒後にきたのが、僕のチームでした。
なんと2位です。
襷を受け取ると、1位のランナーさんの背中を追いかけます。
最初の登りで、少しずつ離され、
そのあとの下りではもう見えなくなっていました。
そして、再び登りです。
その時、後ろから足音が聞こえてきました。
後続のランナーさんが追いついてきました。
そして、あっけなく追い越されました。
勾配のきつい登りなのに、あのスピードにはびっくりしました。
どんどん離されていきます。
やっと、登りが終わり、あとは下るだけです。
まだ、遠くではありますが、2位のランナーさんの背中が見えるので、
少しでも離されないように必死で走りました。
かなり苦しかったですが、
自分なりにとばせるだけ、とばしました。
2位のランナーさんと距離は縮まりませんが、
1位のランナーさんが遠くに見えてきました。
下りを終え、最後は200mの直線です。
そこに、両親と長女が応援に来ていました。
声援にこたえる余裕はなかったですが、力になります。
とにかく1秒でも速く襷を渡すことだけを考え、
全力でダッシュをしました。
そして、6区のランナーさんに襷を渡し、僕の役目は終了です。
1人抜かれましたが、1位とは25秒差、2位とは22秒差の3位で
襷を渡すことが出来たので、最低限の結果は残せたのかなと思いました。
すべてのランナーさんが通過し、荷物を受け取り
自宅までの12kmは抜かれた罰として、走って帰りました。
帰ってから、自分の記録を確認しました。
なんと、11分を切っています。
しかも、下りとはいえ、最後の1kmは3分10秒で走っていました。
普段では絶対このような記録は出ないので、
駅伝は不思議な力を与えてくれるのかもしれません。
家に帰り、子供の買い物を済ませ、
遅れて打ち上げ会場へ
そこで、結果を知ったのですが、
後続のランナーさんが頑張ってくれて、4連覇を達成していました。
いやーほっとしました。
僕は区間5位でした。
あと、不思議なことに、区間賞をとったとのはチームで1人のみ。
区間賞を5人もとったチームがいる中で、優勝するってすごいと思いますし
あらためて駅伝はチーム力がとわれるだと実感しました。
打ち上げで、楽しいひと時を過ごし
帰路につきました。
駅伝は、プレッシャーが半端ないので
来年は若い人たちに頑張ってもらいたいと思います。
でも、いいトレーニングになったし
素晴らしい経験をさせてもらいました。
この経験を天草マラソンに活かしていけたらと思います。
おしまい
その町で、毎年、町内対抗駅伝大会が開催されています。
僕は昨年初めて参加しました。
僕の住む地区は、2チーム出場します。
全体で13チームが優勝目指して頑張ります。
現在、僕の走るチームは3連覇中です。
今回は4連覇がかかっています。
小学生低学年、高学年、中学生、一般、フリーのそれぞれの男女、45歳以上など
全部で14区間あり、総距離は29kmです。
僕は5区で、最長距離の3kmでした。
また、田舎道なので、フラットなコースがないのが特徴です(笑)
1週間ちょっと前に、5区を走ることを言われました。
昨年とは違う区間でしたので、試走をしましたが、
まず600mの距離の登り。そして、700mの距離の下り。
続いて、400mの距離の登り。
ここまで半分を少しこえた位です。
その後は、1300mの距離の下りで、最後200mは直線のコースでした。
距離は3kmではなく3.15km前後でした。
走って思ったのが、登りは結構急なので、つらいですが、
後半は下りメインなので、前半粘って後半飛ばせたらと思いました。
試走の結果は、11分55秒…
これはかなり厳しい。
昨年10分30秒のランナーで区間5位なので、かなりのプレッシャーです。
この区間は最長区間なので、速いランナーさんがでる確率が高く
4連覇がかかるチームで、このタイムは本当に厳しいと思い、
区間の変更をお願いしましたが、願いかなわず5区のままで本番を迎えました。
本番当日の朝はとても冷え込みました。
集合場所の地元の神社に向かい、
必勝祈願のお参りをしてもらいました。
その後、前後のランナーさんを確認しました。
僕は、中学男子からもらい、成人男子に渡します。
お互いに握手をし、それぞれの区間に向かいました。
第4中継所に到着し、あとはランナーが来るのを待つのみです。
1位のランナーがきました。
その20秒後にきたのが、僕のチームでした。
なんと2位です。
襷を受け取ると、1位のランナーさんの背中を追いかけます。
最初の登りで、少しずつ離され、
そのあとの下りではもう見えなくなっていました。
そして、再び登りです。
その時、後ろから足音が聞こえてきました。
後続のランナーさんが追いついてきました。
そして、あっけなく追い越されました。
勾配のきつい登りなのに、あのスピードにはびっくりしました。
どんどん離されていきます。
やっと、登りが終わり、あとは下るだけです。
まだ、遠くではありますが、2位のランナーさんの背中が見えるので、
少しでも離されないように必死で走りました。
かなり苦しかったですが、
自分なりにとばせるだけ、とばしました。
2位のランナーさんと距離は縮まりませんが、
1位のランナーさんが遠くに見えてきました。
下りを終え、最後は200mの直線です。
そこに、両親と長女が応援に来ていました。
声援にこたえる余裕はなかったですが、力になります。
とにかく1秒でも速く襷を渡すことだけを考え、
全力でダッシュをしました。
そして、6区のランナーさんに襷を渡し、僕の役目は終了です。
1人抜かれましたが、1位とは25秒差、2位とは22秒差の3位で
襷を渡すことが出来たので、最低限の結果は残せたのかなと思いました。
すべてのランナーさんが通過し、荷物を受け取り
自宅までの12kmは抜かれた罰として、走って帰りました。
帰ってから、自分の記録を確認しました。
なんと、11分を切っています。
しかも、下りとはいえ、最後の1kmは3分10秒で走っていました。
普段では絶対このような記録は出ないので、
駅伝は不思議な力を与えてくれるのかもしれません。
家に帰り、子供の買い物を済ませ、
遅れて打ち上げ会場へ
そこで、結果を知ったのですが、
後続のランナーさんが頑張ってくれて、4連覇を達成していました。
いやーほっとしました。
僕は区間5位でした。
あと、不思議なことに、区間賞をとったとのはチームで1人のみ。
区間賞を5人もとったチームがいる中で、優勝するってすごいと思いますし
あらためて駅伝はチーム力がとわれるだと実感しました。
打ち上げで、楽しいひと時を過ごし
帰路につきました。
駅伝は、プレッシャーが半端ないので
来年は若い人たちに頑張ってもらいたいと思います。
でも、いいトレーニングになったし
素晴らしい経験をさせてもらいました。
この経験を天草マラソンに活かしていけたらと思います。
おしまい