ふくちゃんの日常

低山とバスケ、スポーツ観戦とその他諸々を程々に書いていこうと思います

第11回九州脊梁山脈トレイルラン④ A1~ゴール

2018-10-05 08:28:27 | トレイル 大会
五ヶ瀬スキー場にあるA1に到着です。


スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれます。

まずは、コーラをいただきました。
なぜ、エイドで飲むコーラという飲み物はこんなにおいしいのでしょうか…笑


ブドウが無造作に置いてあったので、食べてみたらめちゃくちゃおいしかった…
ここまでおいしいブドウはなかなか出会えないかも・・・

あとでわかったのですが、ブラックオリンピアという品種で高級品だそうです。
ぜひ皆さんも食べてみてください。

そして、酢飯が置いてあったのですが、
これがまたうまい。
いわゆるお寿司のシャリだけをいただく感じですが、
本当にうまいですよ
これは本当にびっくりです。…写真なくてごめんなさい

さらに漬物を乗せて、3つも頂きました。
ジェルよりお米がはるかにうまいぜ―――

ここのエイドの人は明るい方で、
子供たちからメッセージが書いてあったテーピングを貼っていたのに気づかれ
「パパは幸せ者ですね」と声をかけてくれました。

そして、
「山都からですか?」と聞かれたので
「いえ、○○から来ました」と答えると
周りの人と一緒に爆笑され、
「いえ、五ヶ瀬か山都か聞きたくて」と言われたので
めちゃくちゃ恥ずかしかったです。

居心地がいいので、いつまでもここにいたいのですが、
スタッフの皆さんも僕ばかりを相手しているわけではないので
そろそろいかなければ…笑

で、最後にポカリがあったので、フラスコに給水しようとしたら
キレイなお姉さんがついでくれました。

僕が何も言わなかったからいけないのですが、
あふれるまで、入れてくれるサービス満点の対応をしてくれました。

ポカリはベトベトするので、手を洗って出発です…笑
楽しいエイドでした。

さて本題に戻ります。


次のA2までは14km弱ありそうです。
まずは、この大会で最高峰の向坂山(1685m)を目指します。

といっても、高低表見ればわかる通り、ここからすぐなんですけどね…笑

しかし、ここから更にゲレンデの急斜面を上る事になります。

写真では大したことないと思いますが、かなりの斜度です。

登り終えた場所からの景色

本来ならここからスキーで滑降するわけですね…笑

その後は、木段です。

間隔がバラバラで、登りにくかったです。

そして、向坂山に到着



次は、5km先の三方山(1578m)を目指します。

尾根沿いのアップダウンを繰り返すコースです。
途中でジェルを補給したら、気持ち悪くなりました。
食べなきゃよかった。

だんだん気分が悪くなってきたので、
気持ちのいいコースですが、
登りは歩いて進む感じです。

しかも、暑い…

さらに、不思議な事に、前後にまったくランナーがいないのです。
ロストしてるのか不安になるくらい誰もいない
歩いているのに、後ろから誰も来ない

気分は悪しい、不安だし、なんか孤独です…笑

でも、この大会のすごいところが、
エイドでもないのに、
結構な箇所に関係者の方がいて、
ゼッケン番号を確認されていました。
その点に関しては、すごい徹底ぶりです。

なので、関係者の方を見つけると
安心感をいだきます。

そして、何とか11時20分に三方山(1577m)に到着です。

予定到着は10時45分なので、35分の遅れです。
あれ…少し遅れを取り戻している感じです・・・

写真を1枚

かっこつけていますが、
顔は死んでいます。
隣にかわいい男の子がいましたが、
話にきくと2時間半かけて登ってきたそうです。
僕はここまで4時間5分…
僕の完敗です…チーン

でも、頑張らなきゃという気持ちをもらいました。

さて、ここからは下りメインで、
8km先のA2の遠見山を目指します。


トレイルもありますが、林道も多く、見晴らしは最高でした。
ただ、暑い・・・
1人でぼちぼち走っていると
ご夫婦と思われる2人がいて、ゼッケンの確認をしています。

男性に方に、
「水あるよ」と声をかけられました。

おーーーーーーーーーーーーーー
神様に見えました。

その水を頭にかけてもらい、
そして、1口のむと、元気モリモリです。
本当に助かりました。

お礼を言い、出発です。
下りなので、気持ちよく走りますよー

途中途中で、関係者の方が
みかんや漬物を用意してくれてました。
ありがたかったのですが、
吐き気は持続していたので
食べることが出来ませんでした。
本当に申し訳ないです…

25km過ぎたくらいで、
遠見山の看板を発見(写真なし)
たぶん山頂はここから少し上った場所かな…

関係者の方がいたので、
エイドの事を聞くと、ここから1km程くだり、
ロードをでてすぐの場所にあると教えてくれました。

先を急ぎ、ロードにでました。
そこから少し進むと、
12時24分にA2に到着です。

予定到着時刻は、11時45分なので、40分の遅れです。
仕方ない…

けど、なぜランナーさんがいないのかが不思議でした。
少し気持ち悪さはありますが、何か食べないといけないと思い
桃をいただきました。
そして、頭らから水をかけてもらい、
あとはゴール目指して出発です。

出発して、すぐに桃ちゃんを嘔吐
やっぱり…
汚くてすいません…

でも、ここで休んでいたら
ずっと歩き続ける事になると思い
走る事にしました。

結構飛ばしたつもりです。
ロードの下りから
1kmほどのトレイルの下りに入ります。
最後なので、楽しく下りました。

すると前方にランナーがいます。
追いつくと、
「久しぶりにランナーを見ました」と話されました。
その気持ちよくわかります…笑

しばらく話をしながら進み、
ロードに出たら、また嘔吐したのでここでお別れ

その後、ロードを下っていくと、太鼓の音と共にゴール会場が見えてきました。

そいて、ゴール手前付近では、地元の人が
「お帰り」と声をかけてくれます。

そして、ゴールです。

久しぶりにゴールしたように思いえます。
距離的には長くはありませんが、ゴールテープを切るのはうれしいもんです。

あと、タイム的にはよくないのですが
順位をみて、びっくり

しかも、女性はまだゴールしていないとのこと…

前々回、4時間11分で完走したチームのランナーさんも
5時間以上かかってゴールしており、
コースが変更になって厳しくなったんだろうねって言っていました。

ゴール後にカレーやしし鍋などが提供されますが、
気持ち悪く食べられませんでした。
残念です・・・

そして1位でゴールしたのは、森本選手
3時間40分だそうです。
やっぱりすげー
記念に一枚

ハセツネでの活躍を祈っています

横の川で、汚れた体を洗いました。

冷たくて気持ちいい



着替えもおわり、会場を後にしました。


今回の大会は、ローカル感満載ではありますが、
地域の方がとても暖かく迎えてくれる大会です。

厳しい登りもありますが、
手つかずの大自然を満喫できるので
35kmでも、十分楽しめると思います。

EPSONの記録です

距離は33km弱で、累積は2600mを超えていました。


最後に、山都町には
通潤橋や滝、たくさんの山、天文台や瑠璃などの
多くの観光スポットがありますよ…
八朔祭りも有名ですよ…


写真は、通潤橋です。
ぜひ、山都町に足を運んでみてください。


最後まで
読んでいただき
ありがとうございました。


第11回九州脊梁山脈トレイルラン ③ スタート~A1

2018-10-02 07:58:06 | トレイル 大会
7時15分にスタートしました。
できれば…00分とか30分スタートの方が、計算しやすくていいなぁ
(計算が苦手な僕がいけないんですけどね…笑)

高低表です。

A1(エイド1)は、約14km先の五ヶ瀬スキー場です。
基本、ずっと登りとなっています。

まずは、10km先の小川岳山頂(1542m)を目指します。
スタート地点の標高が約500mなので、約1000mの標高差になります。

スタートして約1.5kmはロードの上り坂です。

結構な斜度でした。
マイペースで進みます。

そして、一旦トレイルに入ります。

どうもこのあたりのコースが変更になっているようです。


シングルトラックではありますが、渋滞などはなく
比較的スムーズに進んでいました。
後ろの方だと渋滞したかも…

少しずつルートが荒れてきました。
竹なども結構散乱しています。


と、ここで思いもよらないことが…
急に動きが止まり、ロストという声
ほとんどが前についていった状況なので、50人以上の集団ロストになりました。
まだ、スタートして間もないのに…

そして、これだけ集団でロストすると
戻るにもなかな動かない状況…

YMAPで確認するとコースから外れている感じ…

再びロードの道に合流するのですが
どうも、その分岐を見過ごしたようです。

なんとかロードに出ることができました。
たぶん10分弱はウロウロしていたと思います。

前をついていく時でも
マーキングテープは、しっかり確認しろよって教えられた気がします。


再びロードを駆け上がります。

この状況なので、僕が全体のどのあたりを走っているか、
全くわからない状況になりました。

約3km地点より、トレイルの登りです。

ずっと登りは心拍が上がるので、無理せず呼吸を整えながら
後ろからくるランナーさんは、すぐに追い越させました。

全体的に10人くらいに抜かれたかな…みなさん速い

約5km地点で開けたところにでました。

高低表では黒峰分岐という場所みたいでが、
トンギリ山(1252m)とヤマレコでは表記されます。


ここからは、アップダウンを繰り返しながら、
一旦、標高を下げていきます。

ここは気持ちよく走れますよ

その時、後ろからすごいスピードで、女性ランナーさんが迫ってきました。
息を切らさず涼しい顔で走られています。
よく見ると、吉田広美さんではないですか…
九州人でこの方を知らない人はいないはず
とにかくすごいランナーさんなのです。

今回は、スタッフとして参加されていました。
なので、写真をお願いしたところ、
快く承諾してくれました。

間違いなく僕の宝物になりました。

その後、大会関係者の方と電話されました。
なんと、現在吉田さんは女性トップだそうです。
たぶん吉田さんにとってはゆっくりなペースでいかれていたと思いますが、
女性1位だと聞いて、びっくりされていました。

スタッフが1位では困るみたいで…笑
その後引き返されていきました。

癒されました。

吉田さんと別れたら、若いランナーさんが後ろについてきました。
かなりゼーゼー言っています。
道を譲ろうとしたら、
「僕はいっぱいいっぱいなので、前を言ってください」と言われました。

そこから2人で走りました。
時折みえる景観も、最高です。


スタートから8kmほどで、小川岳トンギリ分岐に到着です。

ここから小川岳まで、ずっと登りのしんどい区間です。
ですが、若いランナーさんがついてくるので、
ペースを落とせません笑

2人でたわいもない会話をしながら登っていきます。

ランナーさんは何度も
「僕が前で引っ張ってあげたいけど、余裕がなくて、逆に引っ張ってもらって、助かります」
と言われます。

でも、この方、嫌味な感じは全くせず
話していて、とても楽しい方でした。

で、10km地点の小川岳(1542m)に到着です。

ここからは、一旦下り、その後登りかえすと、、4km先のスキー場に到着です。

せっかくなので、記念写真



出発です。
いいコースです。


あの彼もついてきます。
下りを気持ちよく走っていると、
「下りの走り上手ですね」とおだててきます。

そのため、調子に乗ってしまい、
オーバーペースになり
登り返しはもうバテバテ…笑

もう引っ張る力はないので
「いいタイムでゴールして」とかっこつけて、先に行かせました。
元気いっぱいの彼は、すぐに見えなくなりました…笑

すると、前にたくさんのランナーさんがとぼとぼ歩いています。

この大会は、in山都と併せて、in五ヶ瀬も開催されています。
小川岳の途中からスキー場までの区間は同じルートを通ります。
そのランナーさん達でした。

1人1人と、越していくと、
僕の名前を呼ぶランナーさんが…
何と何度かご一緒したことがあるドクターでした。

こんな偶然もあるんだなって思いました。
少しお話をして、写真を1枚


ぼちぼち進むと、スキー場のゲレンデが見えてきました。

スキーをしたことがない僕は、ゲレンデを見るのも初めてなので、
テンションが上がり、先を急ぎます。

そして、ゲレンデに到着

どうも、この上にA1があるようです。

ゲレンデって急斜面なんですね
走って登れず、スローペースで登りで、ついにA1に到着です。

到着時刻は10時05分です

ここで、僕が作成した高低表を再度見てみましょう

お気づきでしょうか…
A1の到着予定時間を9時15分にしています。
なんと50分も遅く到着です。

僕の計画がいかにいい加減なのか
思い知らされました。

ちーん


そして、ここから10mほど先に
A1があり、無事に到着です。

④に続く