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街の看板屋さんのブログです

フットサル、サッカー、仕事、家庭菜園での出来事などを書いてます。

フットサルの効果

2010年06月22日 | 指導日記
毎年毎年同じことを書いている気がしますが、中学生にフットサルは効果ありますね。小学生の頃からやるのも良いですが、むしろ小学生の頃までに他のスポーツをしている子供のほうが、ぐんぐん伸びます。

小学生の頃からやっていると初めから上手なので、伸びしろがハッキリしないこともあるのでしょうが、分析してみると、サッカーのプレースタイルに癖がないことが一番よいことなのではないかと考えます。へたくそなので早く味方にパスしたくてすぐパスしてしまうのですが、よく見ておかないと敵に渡ってしまいます。

上手な子供は、足元に目が行き意味もなくドリブルをします。ドリブルして困ったらパスをします。へたくそな子は、パスを最初に選び、自分のコントロールミスからボールキープに入ります。そこからパスするために何かをし始めます。

その何かをする技術を教えるとそれを忠実にこなします。出来るともう自分のテクニックになっています。場面ごとにアイデアを伝えるとすぐに実践します。出来るようになるともう自分のテクニックになっているようです。この繰り返しが上達の早い仕組みなのかと考えます。

上手な子供は、へたくそな同級生を相手にくせで抜いていますが、いずれくせは見抜かれて抜けなくなってきます。ココから次の段階に入るので伸びが遅いのだと思われます。サッカーでは、経験をつんで動きの読みをすることで技を繰り出します。こう来たボールをこういったコントロールをすると相手はこう足を出すとわかると、こういったコントロールをすると見せかけてその逆をやるというわけです。

相手の考えていることの逆をするのが、上手な選手の一般的なスタイルです。これがなんとも難しいわけで、ボールを最後までコントロールしていながら相手の動きもなるべく見続けるのですから、メッシがドンだけすごいのかがわかるわけです。