福岡 ガス衣類乾燥機_乾太くんを外壁から離れた場所に設置しました。リンナイRDT-52SA
博多の建築士三兄弟
自宅のどこに設置できるのか?
・設置する場所で困っている方の参考にしていただけたらと思います。
・ガス衣類乾燥機を設置できる範囲がイメージできます。
↓ガス衣類乾燥機を洗面脱衣室の外壁から離れた場所に新設しました。
↓お得意様よりご連絡をいただきました。ありがとうございます。
(浴室・水栓・ガス給湯器など、何度もご依頼をいただいているお客様です。)
今回は、屋外(外壁面)から少し遠い場所(洗面脱衣室内)に設置した事例になります。
排湿管を露出して配管することもできますが、さらにキレイな仕上げを目指したいと思います。
↓屋外から離れた場所に設置できます。 概要の平面図(上空から見たイメージ)を書いてみました。
■左側が、一般的な設置事例です。
窓際の洗濯機が置かれている上部に、ガス衣類乾燥機を設置した事例です。
(以前のブログを参照・クリックすると別ブログが開きます。)
https://blog.goo.ne.jp/tricyclehouse/e/010cf444bdcbd5e4694aaf455286b017
■右側が今回の設置事例です。
屋外から離れた場所にガス衣類乾燥機を設置して、天井裏に配管しています。
↓美しく見せる天井裏の配管 断面図(真横から見た断面イメージ)を書きました。
木造住宅の天井裏にステンレス製の排湿管を通しました。
↓美しく見せる天井裏の配管イメージ 使用した部材
↓お客様のご希望の商品は、リンナイ製 乾太くん RDT-52SA
工事の概要はここまでです。
↓専門診断へお伺いをして、お客様のご要望や、現場の状況を把握しました。
現状01:商品の設置場所が外壁面から遠い。
現状02:木製棚の強度不足。(中が空洞になった軽い板材が使われていました。)
↓設置場所の広さを把握します。
設置場所の横幅は、本体の寸法+左右に45mm以上必要になります。OK!
RDT-52SAのサイズは、高さ684×幅654×奥行545mmです。
↓洗濯機の廻りには電源コンセントはありますが、ガスコンセントはありません。
↓天井裏の状況を確認します。
収納内部の天井材をカットして、屋外近くを確認。
天井換気扇を仮に取り外して、天井裏の状況を確認しました。
↓今回は、2か所の点検口から確認ができました。
確認後、排湿管の配管スペースも確保できそうなので一安心しました。
↓天井裏の確認。ステンレス製の排湿管を配管予定。
天井裏の配管スペースに問題は無さそうです。
↓設置スペースの寸法を測定して、細かく検討を進めます。
壁の中にある木製下地材の位置を調べながら、黄色のテープでマーキングしていきます。
↓右側面の補強板の設置予定部分です。
壁の内部の下地材の位置から、現況の補強板よりも延長して設置することにしました。
↓上部、天井の穴あけ位置を検討します。
排湿管の中心位置を仮定したしました。天井の裏側部分に障害物がないかの確認も行います。
↓下部、床下のガス配管について検討します。
ガス衣類乾燥機の設置位置が、外壁面から離れているので、床下配管を選択します。
↓ガス管の接続予定ポイントが特定できました。
↓商品の搬入ルートを検討します。
扉を外さずに商品を運べそうです。本体545mm→ドア枠550mm ぎりぎりOKです。
↓屋外の排湿管の出口を確認。
内側と外側の状況をしっかりと確認。
専門診断は完了です。現状の問題点は把握できました。
お客様のご要望を聞いてご提案をしたいと思います。
↓お見積書をメールでご提案して、お客様にじっくりと検討していただきました。
数日後、お客様より、ご注文をいただきました。
ありがとうございます♪
ご注文から1週間後に工事日を設定しました。
↓それでは、工事を開始します。
写真は、古い棚の補強板です。2段共に、コの字型をしています。
↓カットした補強板を固定します。
今回は、工事のスピードを考慮して、既にカットした補強板を搬入しました。
補強板の長さと厚みを増やして、さらに組み合わせることで強度を増しています。
↓下地材の位置を確認しながら、ビスを固定します。
↓高さや左右の水平を確認しながら…工事を進めます。
↓造作設置台の部分が完成しました。
しっかりとした強度のある設置棚が出来ました。
↓改めて、穴あけ位置を微調整しています。
天井の材料は、石膏ボードが使用されているので、汚れ防止のため養生シートをしています。
↓直径100mmの穴あけを行います。
穴あけは、ちょっと緊張します。
↓天井裏よりステンレス製KP管を差し込みました。
↓外壁の穴あけ
↓外壁の穴あけ後、パイプフードを取り付けました。 (屋内側の写真です。)
↓天井裏の排湿管の工事を進めます。
天井換気扇を取り外して、作業口としました。
↓ステンレス製KP管をパイプフードへ取り付けました。 天井裏の工事OK!
↓ガス用のコンセントを新設します。
壁に穴を開けてコンセントを固定。床下に向けてガス管を繋いでいきます。
↓ガス衣類乾燥機本体を設置棚に固定します。
同梱品には含まれていませんので、規格外のネジを探しました。
↓本体の図面から、ネジの取付位置を特定します。
↓設置棚の両サイドの隙間を埋めるためのマスキングテープ中です。
↓ガス衣類乾燥機本体の設置中です。
背面の穴からガス管と電源ケーブルを差し込みました。
↓上部の排湿管を接続します。
ダンパー付き排湿口ガイドから、ステンレス製KP管を接続しました。
↓白い排湿管カバーをするとキレイに仕上がります。
↓床下の作業:ガス管を配管中
↓床下の作業:ガスの分岐点から、ガス管を新設・延長しました。
↓床下の作業:新設ガス管です。
工事はすべて完了しました。
↓完成しました♪ キレイに仕上がりました。
↓完成♪ 左側の補強板
↓完成♪ 右側の補強板
↓完成♪ 操作パネル
↓上部に収納スペースを作りました。
↓完成♪ 天井裏も完了 左側に排湿管が見えます。
↓完成♪ 排湿管を金物で固定しました。
↓完成♪ 屋外のパイプフード
↓完成♪ ガスコンセントと電源ケーブル
↓完成♪ ガス管の新設:洗面脱衣室の裏側(収納スペース)
↓完成♪ RDT-52SAの扉の内側
↓完成♪ RDT-52SAの糸くずポケット
↓完成♪ RDT-52SAの糸くずポケットの裏側
↓完成♪ RDT-52SAの内フィルター
↓完成♪ RDT-52SAのドラム内部 靴や小物も乾燥できる。
↓完成♪ RDT-52SAのドラム内部 ドラムの内部にクッション性のある素材で仕上げられています。
↓完成♪ 扉を開いた内側にシールが貼られています。 型式や製造年月が確認できます。
↓今回採用したRDT-52SA
↓RDT-52SAの操作パネル
↓操作パネルを三分割 左側
↓操作パネルを三分割 中
↓操作パネルを三分割 右側
操作パネルを見ると、基本的な機能が確認できます。
↓今回は、「乾太くんを外壁から離れた場所に設置する」施工事例でした。
ご希望の場所に設置できるかは、専門家に相談してみてください!
↓最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
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↓ガス衣類乾燥機「乾太くん」リンナイ RDT-52S コンクリート中古住宅に設置しました!
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ご覧いただきまして、ありがとうございました♪
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