おもいつき小話

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ビギーの本を読み終えて

2007-04-14 00:09:55 | 本・雑誌・マンガ
今日も残業だったが家に帰り面白そうなテレビもやっていなかったのでビギーの本をずっと読んでいた。
大半はデビューからファーストアルバムの事が書かれているが、後半になるとファースト発売後からセカンド発売、そして1997年3月10日の亡くなる日、事件後の事などが書かれていた。
それにしても最後はかなり重い内容だったな…なんだかドッと暗くなったよ。

94年後半から95年にかけて勃発したラップの東西抗争。2パックとビギー、そしてデス・ロウとバッド・ボーイのレーベル間の抗争、さらには西海岸と東海岸の争いとマスコミによって泥沼化。
この抗争の結末は96年に2パック、97年にビギーが亡くなり終わった。しかしヒップホップ界にとって有能なMCを二人も亡くしたのは大きな痛手だと記されている。

リアルタイムでこの事件を知っているわけではないので突っ込んだ事はわからないが、本によると2パックがビギーをラップで攻撃してもビギーは応戦しなかった事、2パックとの友情を元に戻そうとビギーはしていた事、2パックはビギーを攻撃していたのは演技ではないのかと言う事…などなどいろんな事が書かれていた。
確かにビギーはディス(相手を罵る)曲を出してないよな~。

二人の死後、マスコミにより話は拡大していき、ビギーはギャングとツルんで2パックを殺しただのとんでもない方向に話が行って、いまだに二人の事件は解決していない。
もうウソだらけの情報が流れきっているので解決するのかわからない。
しかしファンとしては事件のことよりこの二人の音楽をこれからも聴き続けて行く方が大事なんじゃないかな?確かに事件が解決し犯人が捕まったらいいんだけど……

今後、この二人を越えるラッパーは現れないと思う。これから先、この特別な才能を持った二人のラッパーの事を決して忘れずに、そして音楽を聴き続けて行きたい。

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