そういや、昨日…

ＫＲＳとマーリーのアルバムをｉＰｏｄに入れようとした所、曲名などが取得出来なかった。
こんなことは初めてだったけど、あるんだなぁ。確かに１日前に買ったＣＤだけど。

まだ８０年代の輸入盤は入れて無いけど、それもこうなっちまったら面倒だ。なんといっても輸入盤ってのが一番怪しいからね、曲名が出てこなそうって事で。
まだ試す事が色々あるな～、ｉＰｏｄは。

ＡＴＣＱ【ウマー、始動】

ア・トライブ・コールド・クエスト（ＡＴＣＱ）を最近また聴き直している。９０年デビューのニューヨークを代表するラップグループ。９８年解散。
ヒップホップの曲って言うとソウルやファンクをサンプリングしているが、トライブはジャズを中心にサンプリングしていた。

トライブを聴くと当時のラップとは一味違った曲が聴けて楽しい。
曲は全体的に落ち着いててラップもシャウトしたり早口な訳では無く派手さはそんなに無い。渋さが感じられるグループなのだと思う。大人の雰囲気が漂い家でゆっくり聴くラップなのかな？この辺が特殊。
しかも曲が業界の人達に人気で今現在でもサンプリングされたりしている。
さらに４枚目からは『ジ・ウマー』なるプロデュースグループを作りアルバムを仕上げていた。
ジャズの雰囲気を残しつつドラムビートを敷き曲を構成。
アルバム発売当時は受け入れられない人がいたりと賛否両論があったらしい。Ｒ＆Ｂシンガーをフィーチャーした事もかな。

ポップで売り上げを重視した曲を発売するとヒップホップファンはブーイング。作り手側からすれば悩みのタネだよなぁ。
もう解散してしまったが次々と新しい事をやったグループとして語り継がれるだろう。
ちょっと大人のラップってのも良いよね～。

まだまだ生きてる

ついに発売！ＫＲＳとマーリーがコラボした『ＨＩＰ ＨＯＰ ＬＩＶＥＳ』。
ホントだったら５月後半には聴けたんだけど…
しかも会社終わった後なのにＣＤショップ３軒も探しました。結局、会社に近い店に全部あったってオチ。

アルバムの内容は良いね～。久々にガッツリ来るのを聴いたかな。
なんと言ってもＫＲＳの声が良い！気合い入ってる感じで、まさに８０年代。
マーリーの曲も、サウス感たっぷりの今のラップ界とはひと味違うベテランらしい渋い作りになってる。
『Stop The Violence』や『Strictly ～』など懐かしいタイトルや単語が散りばめられているタイトルも良い。さらには映画『ワイルドスタイル』でラップを披露していたビジー・ビーも登場で過去から現代へ突っ走ってるベテランの力を見た。
全てが今のシーンに無い、新鮮なものに感じたんだよなぁ。
こういうアーティストがいる限り、ヒップホップは死なないだろう。これはヒップホップ以外のジャンルにも言える事だと思うけど。

気が早いが第２弾を期待してしまう。これを聴いたらそう思うのも仕方ないっしょ。