Ｔ．Ｉ ＶＳ Ｔ．Ｉ．Ｐ

輸入盤で1600円だったのでＴＩのニューアルバムを買ってみた。国内盤でも安かったが、これは買う予定が無いアルバムだったため安い輸入盤にした。
今やラップシーンでトップクラスまで登り詰めたＴＩの５枚目のアルバム。
サードでサウスだけでなく全米で注目され４枚目でトップの地位を確立。待たれる存在となったこのアルバムはネリーやジェイＺ、エミネムとコラボ。期待以上の良さにいい買い物したなぁ。今年は当たりアルバムが多い気がする。量は昨年に比べると少ないけど。

ノリの良いバウンスにテンポのいいラップを乗せて行く。デスチャにフィーチャーされた時は少しゆっくりで、ちょっとな～って思ったけどこれは良い！

サウスの曲が完全に浸透した今の時代はサウスラッパーは強いと思う。しかもノリにノってるラッパーは勢いあるな。
ジェイＺ、５０セントなどＮＹラッパー達もサウス色をうまく取り入れて支持されてきたし、春にブレイクしたミムズもサウス色強めだった。
やっぱバウンスにうまく乗れなきゃ、今はヒットしないのかな～？

東西南北の特徴を活かしつつお互いにコラボしあえばラップシーンは盛り上がると思う。ファンもいろんなコラボレーションを期待しているんじゃないかな？そして次のレベルに向かって行けば最高だよ。
もうすぐラップのレコード化が始まってから３０年経つし（シュガーヒル・ギャングのラッパーズ・ディライトが最初だとすれば。－１９７９年発売－）もっともっと盛り上がって欲しいな～。